今日も五感で焙煎した

今日は仕事の合間をみて、コーヒーの焙煎をした。生豆はぼくの大好きなマンデリン。毎回少しずつ火加減や時間を変えて、その違いを試すのも面白い。今日はあえて1ハゼまでをいつもより弱火で時間を長くしてみた。

はい、できあがり!
自分が狙った煎り方に持っていくのには、目で見ながら、はぜる音と、煙の出ぐあいと、つやの出ぐあい、色をみて決める。豆によっても変わってくるけど、正直いってテキトーにやっても、この焙煎キットなら失敗することはほぼない。今日も狙い通りの煎り加減に仕上がった。

いつも、焙煎直後のコーヒーを飲むようにしている。焙煎直後、1日後、2日後、3日後、・・・だんだん味が調ってくるのを楽しむのもいいもんだ。マンデリンの苦みはとても独特で、ほんとうまいうまい! 明日はアイス・カフェオレにしてみようかな。

P.S.
このゴールデンウィーク後に知人が長年の夢だった「ジャズ喫茶バリレラ」をオープンさせる。コーヒーも焙煎キットで手作りするという。いいな、楽しみだな。ぼくもはやく始めたいな。

アポジーマイクは ぼくを変える

2つのApogee MICの比較
この前の「ようこそ、高音質の世界へ!」というエントリーでApogee Micが欲しいなと書いたんだけど、衝動買いするのではなく、その前にいろいろ調べてみることにしよう。本当にこれが必要なのか納得できたら買おうと……。

まず最新のHYPEMICと、その前のバージョンMIC+の違いを比べてみることにした。すると性能的には、アナログ・コンプレッションがあるかないかで、他は全く同じだった。つまりこれはボーカル用の機能なので、ぼくには必要ないよね。


あとは、付属品で専用ケースとポップ・フィルターが最新バージョンには付いている。ケースはいらないし、ポップ・フィルターはいわゆる風よけで、歌うときに出る息の風の音を拾わないようにする、これもいらない。だからMIC+で充分だよね。

もちろんアコースティックギター用のUSBコンデンサーマイクは、他にもたくさんのメーカーのものがあるので、いっぱい調べたよ。でもぼくの中では、性能、使いやすさ、コストパフォーマンスを比較するとこれを超えるものはなかった。

たしかに、24 bit 96kHzという高解像のサンプルレートが、ほんとにそこまで必要なのかどうかまだわからない、でもいずれこれが標準になると思う。とりあえず納得できたので、いつものサウンドハウスで購入することにしよう。

まずは録音で試そう
さっそく届いたよ、Apogee MIC+ ♪
パッケージには「Designed in California」と書いてあるよ、お〜!アップル社と同じじゃないか(ていうかAppleでも売ってる)。さらに「Built in the U.S.A」とある、つまり米国製だ。こういうの最近見かけないよね。

このApogee MIC+ は通常のマイクプラグではなく、USBで接続するタイプで、Macに直接USBケーブルでつないだり、LightningケーブルでiPhoneやiPadに接続して使えるものだ。というかMacやiPhone、iPadの専用マイクと言ってもいいかもしれない。(もちろんWindows10でもUSB接続で使える)

さっそく付属の三脚スタンドにセットして、iPadにつなぎガレージバンドを起動してみる。するとセットアップは特に必要なく、すぐにこのUSBマイクを認識した。おー。

まずは、Windy & Warmを弾いてみよう。さてさて、再生するとどんな音がするんだろう? こりゃ驚いた。めちゃくちゃいい音がする。とても音の迫力があり、Matonギターの音がちゃんと再現できている。こりゃいいわ。なんだかワクワクしてきたぞ。

三脚でテーブルの上に置いて使うと、ギターの位置に合わせにくいので、同時に買ったマイクスタンドにセットしてみる。ギターのどの位置にマイクを置くかで、微妙に音の違いがあることがわかる。これも面白いな。

録画も試そう
それとあわせて買ったiPhoneホルダー。これを使ってApogee MIC+をiPhoneにつなぐと、カメラアプリで高音質の動画が撮れる。最近のiPhoneの動画はHD画質で、設定を1080p HD/60 fpsにするとかなり画質がいい。さらに4K/60 fpsにすると、めちゃくちゃよくなる。ま、そんなのここでは必要ないけどね。

カメラアプリでギターを弾いているところを、動画で撮影して再生してみるとやっぱり音がすごい。今までのとはまるで違った。ということで、Apogee MIC+を購入した価値があったと思っている。よかったね。

さらに音質をあげてみたい
Apogee MIC+にとても満足しているんだけど、ただぼくの頭の中ではもう一つ試してみたいことがあった。それは、コンデンサーマイクを使った生の音と、さらにMatonに搭載されている、AP5システムの音をミックスさせたら、もっと良い音になるかもしれないということ。いや、ぜったいいいに決まってると思うよ。

通常はこういう時はミキサーという機器を使うんだけど、ぼくは持っていないので、他の方法でなんとかできないかと工夫してみた。でもやっぱりハード的にはミキサーなしだと難しいことがわかったので、ソフト的な方法を考えてみた。するとMacの機能でこんなやり方が見つかった。

それはMacの「機器セットを作成して複数のオーディオインターフェイスを組み合わせる」という方法だよ。ユーティリティにある「AUDIO MIDI設定」を使うとMIC+とiMac USBの2系統の入力を機器セットとして1つにまとめ、これ指定すれば可能になるってわけだ、いいなこれ。( 注意:このページの下の方にある「左側に表示されている機器セットを「control」キーを押しながらクリックして、『このサウンド出力装置を使用」または「このサウンド入力装置を使用」を選択します。』というのを忘れないように )

さっそく、この機能を使ってコンデンサーマイクの音と、MatonのAP5から出た音をエフェクターやUSBインターフェイス経由で出てきた音を、Macのガレージバンドに入力してみた。

お〜〜!これはいい。かなりバランスが良く、音の厚みもあって、まるでプロのスタジオで録音したみたいに素晴らしい音になった。エフェクターで細かい音の調整をすると、もっといろんな可能性がでてくる。もちろん動画もこの方法が使える。面白いなあ。

ということで、正直言ってぼくの好奇心が、これらのことをしないではいられなかったわけで、この世界を追求していくときりがないので、これ以上深入りすることはやめておこう。もうこれで充分だ。(と、言いながら、機材を増やさずとも、ギターの多重録音など、まだまだ面白いことがいっぱりありそうだな)

どうして録音録画するのか
結局、ぼくが何をしたかったのかというと、単純に「ギター演奏のレベル」をあげたいということだけだった。そのためにマンネリ化した練習方法を変えてみたいと思ったんだよね。自分で毎日ギターの練習をしていて思うことがある。

もし自分が向こう側にいて、自分の演奏を聴いていたら、観ていたら、どう思うだろうか? ということだった。「いいね!」って言ってくれるだろうか? きっとそんなことはないと思う。

自分では気が付かない癖だったり、ごまかしていることだったり、一つひとつの音をどれだけ丁寧に弾けているのかだったり、トラヴィス・ピッキングのグルーブ感は出ているのだろうかだったり、それ以外にも、弾いている自分はあまりわからない、気が付いていないこともあるだろう。

だから自分で弾いているところを、実際に動画に撮って録音して、これを自分でチェックする。これをもっとしっかりやってみようと思ったんだ。動画は指の動かし方の癖がわかる。自分の癖というのは弾いている時にはわからないもんだからね。

さらに動画ではなく、単に録音の音だけ、耳を澄まして聴いてみると、ものすごくいろんなことがわかるよ。正直言って今回の録画録音で、あまりにも多くの欠点が見つかって唖然としている。まあ裏を返せば、これらを修正していけば、もっとよくなるってことだよね。

とはいえ、ギターの練習はとても楽しい。自分が上達していくのをみるのはもっと楽しい。それに認知症の予防になるかもしれんな。笑

 

身体の言い分…を聞け!

今日は芝生に寝っ転がって、本をゆっくり読みたいと思った。気温は21℃ そよ風が気持ちいい。

内田樹と池上六朗の「身体の言い分」を読んでいる。その帯にこう書かれている。


自分はいったいこの世界にどんな「ミッション」を託されて送り出されたのかとふと考えることがあるとしたら、頭を悩ませる必要はありません。

ご縁に導かされて進めばいいのです。ご縁が必ずみなさんを「いるべきとき」に「いるべきところ」に導いて、「なすべきこと」をさせてくれます。

みなさんの仕事は「ご縁」が接近してきたときに、それを感知して損なわないこと、それだけです。


うん、その通りだと思う。何かをしようと思ってはいけない。何もしなくていい。向こうからやってくるのを待てばいいんだ。

 

ようこそ、高音質の世界へ!

ギターの練習は、最初の頃はとにかく弾けるようになるまで、繰り返し練習をすること。その積み重ねでしかない。これは楽器をやっている人なら、みんな知っていることだよね。

でも、ある程度弾けるようになったら、次に大切なことは、ただ繰り返し練習するだけではなく、自分の弾いた音を自分で聴いて、どこが旨く弾けていないのかとか、ここはもっとこういう風に弾いた方がいいとかを、自分で客観的によく聴いて修正していくことにある。

ギターを弾いているぼくがいて、もう一人のぼくが向かい側にいて、ぼくの演奏を聴いている。そんな感じ。これは他の人に聴いてもらうより効果的なんだろうね。

プロのスタジオミュージシャンは、繰り返し何度も自分の演奏を聴いて、細部を修正していく。ひょっとして他の人は気が付かないような、その細部こそがプロの世界ではとても大切なんだ、ということを知っているからだ。ぼくはもちろんプロを目指すわけではないけど、できることならそういうこともやっていきたいなと思う。

それでiPadのガレージバンドを使って録音したり、iPhoneのカメラアプリで動画を撮影したりして、チェックをしていることが多い。この方法はとても手軽でいいんだけど、これだとちょっと物足りないことがある。

何が物足りないのかというと、せっかくMaton EBG808という素晴らしく良い音がするギターなのに、その音が再現できていないこと。それで、なんとか動画でその音も再現できないだろうかと思った。そうすれば、自撮りの練習だってもっと楽しくなると思う。

ということで、今ある道具でやってみることにした。いろいろ調べてみると、iPhoneのカメラアプリの動画でギターの音を入力するには、「Lightning – USB 3カメラアダプタ」を使うことがわかった。さっそく近くのPCDEPOTに買いに行った。

そして、Maton → ZOOM AC-3(エフェクター)→ UA-4FX(USBオーディオ・インターフェース)→ iMic(オーディオ アダプター)→ Lighting USBカメラアダプター → Iphone という接続でセットアップ完了。

あとは、MatonのAP5 Proシステムや、AC-3のそれぞれで音を細かく調整をして、自分が納得する音を作っていく。こうして、iPhoneから動画の映像と、先ほどの音をミックスして動画撮影を行うと……。

ほらほら! なかなかいい音で録画できたぞ。iPhoneで直接録画するより、桁違いに音質が良くなった。こういうのはとても面白いなと思う。でも、正直言ってちょっとめんどくさいな。ただの練習だけなのにと思う。

さらにいろいろ調べていくうちに、手軽でもっと良い音で取れる方法があった。それは外部のコンデンサーマイクを使って、ギターの音も同時に撮影することだ。おお、いいなこれ。

このApogee MicはUSBマイクなので、iPhohe、iPad、Macに直接つないで録画できる。お〜〜〜! すばらしい。


さらに調べると、このApogee Micの新製品Apogee Hype Micが今年の2月に出た。

「スピーカーから流れるお気に入りの曲が、飛び抜けて良く聴こえるのはなぜか、不思議に思ったことはありませんか?」

う〜ん、あるある〜!

「スタジオの魔法を、あなたのレコーディングに」
「HypeMiCでもっとレコーディングを手軽に、高音質に」

おおいいな〜、これ欲しいな〜。
お、お、なんだか、喉の奥の方から、手が出はじめてきたぞ……。

 

気分を変えよう 観てくれ!

会社で仕事に詰まったときには、気分転換のために焙煎室でコーヒーの焙煎する。そう、まったく違うことをすると気分が変わるんだ。

今日の豆はモカ・ハラーだ。ぼくは深煎りが好きなので、表面に油が出るくらい深く煎ることが多い。でも、このモカは少し控え目くらいがちょうどいい。なので、今日はシティーからフルシティーくらいでおさえた。

焙煎直後はまだ充分な香りや味が出ないけど飲んでみた。
モカは酸味が特徴だと言われるけど、それは浅煎りで焙煎したときの味で、酸味が好みではないので、少し深くしている。少し甘さを感じてとてもうまいなあ。

今日は冬に逆戻りの寒さ。外はどんより灰色で、雨が降っている。気分も重い。
こういうときはマット君の「Dancing Matt」を観よう!

なんだか心が晴れてくるね。なんだか踊りたくなってきたね ♪

 

“コーヒーサイフォン”という歌

ようこそ、Marvel’s Cafeへ……。
いらっしゃいませ。じゃあ今日のコーヒーは、いつものペーパードリップではなく、あなたのために、特別に一人用のサイフォンで淹れてみましょうかね。

というわけで、今日はサイフォン……。
コーヒーの淹れ方での好みはあるんだけど、今はやっぱりペーパードリップ式が主流で、わざわざこんな器具を使ってという人は少ないかもしれない。

サイフォンは上のロートの底の部分に濾過器があり、この上にコーヒーの粉を入れる。下のフラスコにお湯を入れて、この下からアルコールランプで熱する。これは楽しい。まるで科学の実験みたいだね。

お湯が沸騰すると、その圧力でどんどん上のロートに上がっていく。このまましばらくの間ロート内で、コーヒーの粉をかき混ぜながら踊らせること40〜50秒。ここでアルコールランプを外すと……。

上のロートから濾過器を通ってフラスコに、できあがったコーヒーが落ちてくるという具合だ。これは見ていてとても楽しい。

この方式はドリップ式と違って、グラグラに沸かして抽出するので、できあがりはとても熱い。そして味は濃くて苦みが強くでる、と言った印象かな。

比較的低い温度で、お湯を上から静かに落としながら、ゆっくりコーヒー粉の層を通して抽出するドリップ式。それに対して沸騰したお湯を、コーヒー粉の中で踊らせ短時間で抽出するサイフォン式。

これは人それぞれの好みになるけど、ぼくはやっぱりドリップ式がスッキリして一番うまいと思っている。でもね、こういう演出で淹れたコーヒーのほうが、お客さんは喜ぶかもしれないなあ。

コーヒーは「おいしい」だけが全てではない
文章で書くより、動画でそのようすを見たほうがわかりやすいよね。こうして見ると、うん、たしかに見た目はオシャレだし、楽しそうだよね。コーヒーには「おいしいか」どうか、という話とは別に、「楽しいか」どうか、という世界もある。こういうのもいいもんだなあと思うよね。

コーヒーの抽出法のことは、語り始めればいろいろあるんだけど、それより大切な「焙煎」の世界だって、語り始めればきりがない。

でも、その肝心な「焙煎」にしたって、理論に理論を重ねて追求する人もいれば、それよりも「五感」の世界を大切にする人もいる。ぼくはどちらかというと後者の方。

つまり、コーヒーは「おいしい」だけが全てではない。もっと他にも大切なことがいっぱいあるってことを忘れてはいけないよね。

昔話
話は変わるけど、このサイフォンという言葉を聞いて思い出したことがある。ぼくが学生時代に好きだった「古井戸」というフォークデュオに「コーヒー サイフォン」という名曲があった。いい曲だなあ、懐かしいなあ〜♪

大学一年当時、荻窪本天沼の古いアパートの6畳一間で、兄と半年ほど2人暮らしをしていた。兄が商店街のコーヒー屋で豆を買い、ミルで豆を挽き、サイフォンを使ってコーヒーを淹れてくれた。大学生にしてはかなり進んでいたことをしていたと思う。

狭い部屋で、ライオネル・ハンプトンのジャズを聴きながら、淹れ立てのコーヒーを飲む。 “ ぼくらの部屋は 素敵な香りで満たされた〜 ♪ ” この歌のようにまったりと過ごしていた。今もあの頃を思い出す。その古き良き思い出が「コーヒー焙煎キット」を作る、一つのきっかけになったように思う。

 

やっと免許状が届いたゼイ

7MHz CW自作機VN-4002が完成した後、JARDに申請し「開設保証願書の保証が適合しました」との通知が届いてから、待つこと一ヶ月、やっとのことで免許状が届いた。

と言っても、記載内容は今までと全く同じ。ぼくはFTDX3000をメインにした固定局の免許と、KX2を使った移動局の2つの免許を持っていて、今回はこちらの移動局免許にVN-4002を追加申請した。なので、電波の形式、周波数及び空中線電力の変更はない。

つまり、JARDで保証が認定されたってことは、事実上の合格なんだよね。でもやっぱり正式には免許状が届いてからでないと、電波は出してはいけない。というわけで、今日から晴れてVN-4002が運用できるようになった。

その前に気になっていたパドルのことなんだけど、「どこでもパドル(右)」は正直言って打ちにくい。

そこでKX2に使っている「Pico Paddle(左)」が簡単に取り外せることがわかったので、このパドルをVN-4002でも使うことにした。

おお、こりゃ打ちやすい。コンパクトになったし、軽いタッチが心地いいな。それに、この前から左手で打つようになってから、少し慣れてきたので、これも続けることにしよう。

本来なら3Wという小さな送信出力なので、やっぱりロケーションの良いところで記念すべき初運用といきたいところだ。でもそれまで待てないので、自宅のアンテナからちょっと試しにやってみることにした。

今日の7メガはどうだろう? さっそくワッチを開始したが、まったく何も聞こえてこない……。う〜ん、残念だなあ。でもせっかくの記念日なので、諦めずにもう少しワッチを続けることにした。

しばらくすると、コンディションが少しずつよくなってきたのか、6エリア九州の局が聞こえてきた。鹿児島市JM6EKY局がはっきり聞こえる。多くの局から呼ばれていたが、何度目かでコールバックあり。

よし、記念すべき1局目の交信完了! おめでとう〜〜〜! なんか嬉しいな。初めてで鹿児島まで飛んだぞ!

しばらくして、7M4NGG/6局、大分県竹田市移動が強力に聞こえてきた。すでにパイルアップのようだ。九州を移動運用しながら旅しているのかな? いいなこういうの。……と、ここでかみさんから用事を授かってQRTとなった。

これで自作のQRP機でも、CWなら充分にQSOを楽しめることがわかった。むしろ、QRPの方が楽しさ倍増のような気がしてきた。さあ、これから季節もよくなるので、移動運用セットを準備してでかけることにしよう! また一つ楽しみが増えたぞ。

 

いつも心に “メメント・モリ”

3曲目にチャレンジ
トミー・エマニュエルの曲は「Windy & Warm」から始めて、「Angelina」をほぼ弾けるようになってきた。とはいえ、まだこれから細部を仕上げていかないと到底「弾けます」なんてことは恐れ多くて人には言えない。だけど、これらの曲を通じて、毎日繰り返して練習していけば、必ず弾けるようになる。これはぼくにとって大きな財産になった。

そして、今挑戦しているのがこの「Only Elliot」という曲。2分ほどの短い曲だ。一見簡単そうにみえるけどすごく難しい。メロディーとは別に、ずっとアフタービートでカットを入れていくのが、簡単そうでできない。

ぼくの練習法
例によってタブ譜は手に入れた。でも、このタブ譜をみて弾ける人ってどれくらいいるだろうかね? ぼくはかえって難しすぎて、何がなんだかわからない。唯一これが役に立つのは、ここの部分の音はどんなふうに押さえているのかな、というのを確認することができる。まあ殆ど使わないけど、持っていると安心という気持ちかな。

とにかく、まずはこの動画を繰り返し何度も何度も観て、目を閉じれば、この曲を弾いているトミーの指の動きが見えるくらいになるまで観る。曲を最初から通して口ずさむことができるくらい聴く。「あ〜、なんていい曲だろう」な〜んて思う。

まずはこの曲のことを充分に知ること、そこから始める。いきなりギターで弾くことはしない。これがいつものやり方なんだよね。他の人は知らないけど、ぼくはそうやらないと前に進めない。

そして、最初の前奏は飛ばして4小節目から練習を始める。それも4〜7小節の4小節だけを繰り返し練習する。もちろんすぐにはできない。できないけど、少しずつ少しずつ、繰り返しゆっくり練習する。でもやっぱりスムーズに弾けない。ここの最初のフレーズで、つまづき、この曲の難しさを思い知らされるのだ。

始めはいつも楽しくない
こういうときに助けてくれる人が、YouTubeにいるんだよねえ。ありがとう、Akiraさん! まるで目の前でこうやるんだよ、って教えてくれるように、丁寧に何度も繰り返し教えてくれるのだ。

だからと言ってすぐに弾けるようになる、なんてことはない。ここは少しずつ繰り返し練習するしかない。最初はすぐに嫌になってしまうので、5分もするとやめちゃう。やめてもいいんだ。楽しくないんだから、無理に続けるほうがかえっていけない。

でも「とにかく毎日の日課にすることで、やがて少しだけどできるようになる」このことは身体が覚えている。この感覚はみんなが知っているあの感覚だ。そう、初めて自転車に乗れるようになった、あのなんともいえない喜びなんだよね。

ともかく第一段階を乗り越えることができた。
そして次の日。あれ〜? 昨日はせっかくできるようになったのに、またできないじゃないか、ちょっとめげる。はい、最初からやり直しましょう〜♪ こんなこともいつものこと。でも、今度は短い時間で弾けるようになるから大丈夫。

原動力
ここまで来るともう楽しくて仕方がない。とにかく少しでも時間があると弾きたくなる。楽しいので次のフレーズに進みたくなる。でも、やっぱり最初は全然弾けない。こうやって、少しずつ前に進んでいくのがギターの練習だ。

その続けられる原動力は「好きな曲を弾けるようになりたい」ということ。「やらねば」ではなく、「これができるようになったらいいな」と思っているから続けられるんだよね。

どこかで発表するわけでもなく、弾けたからといって何の得にもならないこと。でも、それより何より「夢中になれる」自分がそこにいることを知っている。だからなんだよね。

これはどんなことでも同じ。「夢中になれること」をどれだけ人生の中で見つけられるか。「メメント・モリ」、歳とともに、その言葉をいつも思うようになった。

P.S.
それにしても、このギターMaton(メイトン)の音は、本当にいい音だなあと思う。この音を毎日聴けることを、このギターを毎日弾けることを、そしてこのギターに出会えたことを、本当に心の底から、幸せに思う。

 

コーヒー、やっぱり楽しいのは「焙煎」

焙煎の習慣
毎週、休み前に焙煎をして帰るのが習慣になっている。今回はキリマンジャロを深煎りで焙煎した。いろいろ試してみたけど、やっぱりぼくには浅煎りや中煎りより「深煎り」があっている。

ただし、コーヒーは焙煎直後はまだそれほどおいしくない。なんとなくぼんやりしていて、本来の味が出てこない。おいしいコーヒーは焙煎後の2日目から1週間程度がピークじゃないかな、とぼくは思っている。週末に焙煎している理由はそこにある。

キリマンジャロは、少し低めの85〜90℃くらいのお湯でドリップすると、深煎りの苦みに加えて、キリマンジャロ独特の柑橘系の甘みが引き出せる。甘い香りも加わって、あ〜本当においしい!

コーヒーの本で気が付いたこと
コーヒーに関する書籍は、もう読み尽くしたくらい読んだけど、偶然アマゾンで本のタイトルとレビューが気になって購入した「コーヒーの科学」という本が先ほど届いた。

著者の旦部幸博氏の本業が医学博士ということもあって、コーヒーの栽培から精製までの工程、コーヒーの歴史、コーヒーの味と香りの細かい分析、焙煎について、健康について詳細に解説されている。これほどの情報が一冊の中で濃厚に書かれた本は少ない。

確かにこのボリュームは凄いなと思うけど、殆どがぼくのインデックスにあることだった。というか、やっぱりぼくの興味の中心はもっと違うところにあるな、ということを再確認できた。ぼくが求めているのは「科学」ではなく、「文化」だということに気が付いた。

コーヒーのおいしさを決める割合は?
インターネットでコーヒーに関する情報の多くは、なぜか「抽出法」というところに集中している。コーヒーの道具や、保存法、おいしくコーヒーを淹れる方法、というのが数多くある。でも、コーヒーのおいしさを決める割合でいうと、せいぜい5%以下でしかないと思っている。

とにかく一番大きな割合をしめるのが、コーヒー豆の品質だと思っていて、ぼくの感覚では7割はこれで決まると思っている。これはお米の世界と同じで、品質の悪いお米はどうやたっておいしくはならないのと同じ。

やっぱり楽しいのは「焙煎」
ところがこの一番肝心なコーヒー豆というのは、個人でどうこうなるものではない。できることと言えば、どういうルートから良い生豆を手に入れるか、ということになる。ぼくが焙煎を始めた20年ほど前は、生豆を手に入れるために、自家焙煎のお店に行って分けてもらっていた。幸い今は焙煎を楽しむ人が増えたので、インターネットで良質な豆を手に入れることができるようになった。ホントありがたいよね。

ということは個人で楽しむことができて、自分の好みの味を引き出せるのはやっぱり「焙煎」じゃないかなと思う。焙煎は面白い。コーヒーの産地、焙煎方法、そしてブレンドの世界。どれをとっても楽しすぎると思わないかい?

ぼくが作りたいカフェのこと
「焙煎方法」の部分は本当に深くていろいろあるけど、その中でも焙煎度の要素が大きい。ぼくは深煎りが一番自分に合っているので、ここの部分はほぼあまり変えることはない。

あとはコーヒー豆の産地による味の違いと、それぞれのブレンド比率をどうすればおいしくなるのかというのが、ぼくの焙煎の楽しみ方のポイントになっている。うまく言えないけど、これは数値化される「科学」という物差しではなく、心が感じる「文化」という物差しだと思う。たぶんこれは一生探し続ける楽しみになるだろう。もちろんギターとアマチュア無線とともに……。

あと何年後になるかはわからないけど、前から温めていた面白いカフェを始めるつもりだ。それはぼく自身が楽しもうと思っていること。「自分で焙煎して、自分の好みのブレンドを作ること、そしてそれを身近な人に味わってもらうこと」、それをみんなにも楽しんでもらえるカフェを作りたい。

そのためにも、ぼく自身がもっともっといろんな体験をして、アドバイスしてあげられるようになればいいなと思っている。

ぼくからの「恩返し」
ちなみに、カフェを始めるといっても、それを生活の糧にというつもりはなく、むしろボランティアに近いかもしれない。それは「恩返し」なのかなと思う。

ぼくは兄といっしょに、アウベルクラフトという会社を作って27年続けてきた。ぼくたちがここまでやってこれたのは、本当に奇跡的だと思っている。もともとぼくたちにはそんなに力はないのだ。

それにこれまでの間、経営の危機は何度もあった、でもなぜかいつもどこからか大きな力で助けてくれた。それは偶然のチャンスであったり、できごとだったり、思いもよらないアイディアや考えが浮かんだり。もちろん、それは自分たちが努力した結果なんだ、という気持ちはなくはない。

でもそれより強く感じたことは、確かに「何かとてつもなく大きなものに助けられた」という何かを授かった想いだった。ところが、その助けてくれた相手はどこにも存在しない。なんだかとても抽象的で、まるで物語のような話なんだけど、ぼくはそのことなしに今の自分は語れないと思っている。

だから、これからの人生はその存在しない相手の代わりに、世の中にお返しをするんだと思っている。とはいえ、できることしかできないわけで、ぼくにできる恩返しはなにかというと、とりあえず先ほどのカフェをつくることだと思っている。

このカフェでは「科学」を使うことはない。もちろん最低限の基本だけは伝えるけど、それ以上の例えば焙煎の細かい技術や理論など、面倒なことは言わないし、聞かれてもたぶん答えないだろう。そこにあるのは「文化」だ。どう楽しむのかとか、どんな物語があるのかとか、そんなフワフワした暖かいものがあればいいなと思っている。

このカフェで、またなにか新しい物語が始まるのかもしれないな。

 

FT8をYouTubeにアップしてみた

昨日のエントリーでFT8の実際の運用をYouTubeで探したけど、「FT8ってのは、ざっとこんなふうにやっているんだよ」っていうダイジェスト版のようなものが見つからなかったので、ぼくが実際に運用したものをアップすることにした。

でも実際に動画に撮ろうと思うと、コンディションも悪くてあまり聞こえてこなかった。それだけじゃなく、録画ボタンを押し忘れたり、交信途中で急にコンディションが落ちて聞こえなくなったりドタバタで、なかなか思うような動画が撮れなかった。

そして、やっと撮ることができたのが、なんと意外なことに、同じ県内の名古屋の無線局からのコールバックだった。ま、それでもなんとか撮り終えることができたので、さっそくアップすることにした。

編集はあええシンプルにして、FT8の交信がこんな感じなんだよ、ってのを2分半ほどでの動画で見てもらえたらいいなと思う。

内容は
こちらからCQを出した後、コールバックされると、あとは「WSJT-X」というソフトがすべて自動で交信してくれる。コールしてくれた局の情報は「JTAlert」というソフトでQRZのサイトを立ち上げ、相手局の情報を表示してくれる。そして交信が終わると「JTLinker」というソフトが「HamLog」というソフトに情報を差し渡ししてくれ、HamLogはその情報をログに追加してくれ、交信終了という流れ。

ということで、これほど簡単な操作だけで、ここまでできてしまうのがFT8だ。それにCWでは殆ど聞こえてこないコンディションでも、FT8なら遠く北米、ヨーロッパと交信できるのはありがたいとしかいいようがない。