最後の最後は 諦めが肝心?

まだ終わってはいなかった
先週は「Mac Bookに積んであるWindowsが使えなくなった」というトラブルがあり、何とか復活させることができた。そして決算データを作り終えて、無事に会計事務所に引き渡しができてホッとしたと書いた。

しかし、実はそれで全てが解決したということではなかったのだ。というか、事態はもっと酷いことになっていた。

何が問題なのかというと、殆どのソフトは問題なく動いていたんだけど、ただ一つだけ一番大切な「メール.app」の送受信ができなくなった。とにかくメールサーバーに接続ができない。これは困った。ほんとに困った。とりあえず、iPhoneとiPadでメールが使えるようにしたものの。すぐになんとかしなくては……。でもいろいろ設定を見直したけれど、おかしいところは何一つない。一体なんで?どうして?

でもこの時点で、ぼくはまだ心に余裕があった。TimeMachineにバックアップが残っているからだ。これで復元すれば何とかなると……。しかし、甘かった。バックアップしてあった最新データのメール機能は壊れていたのか、やっぱり同じ症状になってしまった。(なぜか戻れるのは最新のバックアップしか指定できなかったからだ)

よし、次の手だ
仕方がないので、MacOSをクリーンインストールしよう。これはMac OSが壊れているのが原因だと思ったからだ。しかし、どうやらそうでなかったらしい。やっぱり同じ結果になってしまった。よし、じゃあ次の手を打つことにしよう。古いMac Bookからデータを復元することにした。

古いMac Bookからターゲットモードで、そっくり移し替えてやれば、データは1年半前に戻るけど、とりあえず全ての機能は回復する(メールも)。そこからTimeMachineで問題が起きていない日にちまで戻ればいいだろう。ちょっと遠回りだけど仕方がない。

それにしても、Macの復元には長い時間がかかる。先日から始めたFT8をワッチしながら、ただひたすら待つことにした。すると珍しいオマーンという中東の国のA41ZZ局と交信できた! とはいえ、嬉しさより心はここにあらずで、どうも気持ちが落ち着かない。それにしても時間がかかる。

そうだ映画にしよう! ぼくの好きな映画「オー・ブラザー!」のDVDを引っ張り出してきて、これ観ながらMacが仕事をするのを見守った。この映画、面白いよ。とくに音楽がいかしている。

映画も見終わったけど、まだ解決されない
せっかくここまでいろいろやってみたものの。どうも納得した結果にならない。また元に戻って、Mac Bookのクリーンインストールからやり直し → TimeMachineから復元を試みる。そして、やっぱりただひたすら待つ。何だか頭がボーッとしてきた。自分が一体何をしようとしているのか、だんだん分からなくなってきた。

とにかく冷静になろう。今までやってきた手順を記録して、次に何をしたらよいかを整理することにした。やってることは、まるで「堂々巡り」だった。何をやってもうまくいかない。こっちが良くなれば、今度はあっちがダメになる。

そして、ついに、メールは復活した!
旨くいった! やっとメールが使えるようになった!と安心した。でも、自分では何が原因だったのか、何をどうしたのか、もはや朦朧としていて分かっていない。ま、結果として良くなればいいとしよう。と、ぬか喜び。

ところが、今度はMacに積んだWindowsのインターネット接続ができないという問題にぶちあたった。これじゃ経理データがネット経由でDropBoxにバックアップできない。あ〜あ。もう、へとへとになっちまった。ここまで丸2日もかかっている。

それでも諦めずにいろいろ試してみる。作業をしながらも、ぼくはあることを心の中で決めていたからだ。「やることをやって、それでダメなら諦めよう」。とにかくやりきって、もうこれ以上ぼくのやれることはない、そう思うところまでやってみたら、潔く諦めがつく、と。

そもそも、なぜWindowsを積んでいるのか
ここまで来て、冷静によく考えてみた。なぜMacにWindowsを積んでいるのか? それは経理の業務がWindowsなので、このMacでそれができたらいいな、ということ(大したことではない)。それとアマチュア無線のソフトも、Macにあれば移動運用の時に便利だという理由だった。その他MacでWindowsのソフトを動かせるのは、確かにいいことがいっぱいあるのは間違いない。

でも、会社のぼくのデスクには元々Windowsのパソコンも置いてあるので、これを使って経理の業務をすればいいだけのことだし、移動運用のときだって、パソコンを使わなくてもログはメモ帳だけで充分だ。ま、つまりはあれもこれもと、ただの自己満足だし、自分が欲張っていただけのことでしかない。

そう思ったら、急にフッ〜と肩の力が抜けた。人はせっかく頑張って登って来た今の高い場所から、それより下に降りてしまうことを嫌がるのかもしれない。でも、大したことじゃあないさ。どこにいったて、そこがふさわしい居場所になる。

終わった人
そんなことを思ったら、先日読んだ「終わった人」という本を思い出した。そうじゃないさ、がんばるからいけないんだよ。それにもう「終わった」なんて思わないほうがいい。結局は「今ある自分を全て素直に受け入れる」ってことが一番なんだよ。そうぼくは思った。(でも夢は捨てないよ)

ふ〜〜〜。ほんと、3日間、疲れた。さあ、これでこの件は終わりとしよう。人生いろんなことがあるけど、嫌な思いをずるずる引きずるよりは、意味のある「諦め」なら、そのほうがず〜っといいと思う。

とにかくネットにある情報を調べて、やり尽くしてこの結果なんだけど、今までできていたことができなくなったってことは、必ず答えはあるはずだよね。でも残念ながら、ぼくは見つけることができなかった。だから素直に諦めよう。

(そして、その一週間後)

Timemachineって何のためにあるの…?
「これにて一件落着! 」みたいなことを一週間前に書いたのだけど、そんなことはなかった。肝心なWeb制作関連のソフトがインストールできないとか、メールの接続が不安定だったり、起動時にiCloudやiMassageなどのログインパスワードを要求してくるし、ほかにも気持ちが悪いことが次々と起こってきた。

これはいろんなバグが潜んでいるのだと思う。結局Timemachineからの復元によって、過去のいろんな目に見えない問題が吹き出てきたように思う。Timemachineなんて結局当てにならないんだと思った。要するに過去のもう使わなくなってしまった、いらないデータやソフトも全て引き連れて復元するってことは、これらが不具合の原因になるってことなんじゃないか?

なので、MacBook Proをまっさらな状態にして、一つ一つのソフトのインストールや、データの移行をすべて手作業で行った。まっさらな状態から必要なものだけ、最小限の作業しかしないので、すべてが逆にスムーズに進んでトラブルも全くない。

結果的にどうなったかというと、最初のトラブルがあった以前より、むしろサクサクと動くし、もちろん、Macに積んだWindowsも問題なく動くようになった。かなり遠回りになってしまったんだけど、結局一番よい状態に戻せたということで、本当の意味で一件落着ということになった。「よかったね!」

Timemachineって、一体何のためにあるのだろう? 不用意に削除してしまったデータを復元させるにはよいのかもしれないけど、システムの復元という一番肝心な時には全く意味がなかったということになる。

僕の道
困ったときには「ネットで調べて情報を得る」ということが多いのだけど、今回のようにクリーンインストール後に「Timemachineから復元」という、判で押したような記事しか見当たらなかったので、これ以外の方法をとれなかった。道はただ一本だけではないのに、みんなが行く道しかないと思い込んでしまう。でも「あれ? おかしいな」っと思ったら、そこでいったん立ち止まるのがいいのだと思う。

これは生き方そのものじゃないかなあ。どんなことでも、みんなが行く正しそうな道をとりあえず進んで行く。でもおかしいなと思ったら、あえてそこから自分の道を切り開いて、あえて違う道を進んでいくということ。結果的にこれが一番よい方向に進むということじゃないかなあ。

iPad Proがやってきた

iPad Pro 10.5を買った。でかい。

ぼくは今までiPhoneとMacBook ProがあればiPadはいらない、ずっとそう思っていた。でも去年新しいiPad Proができたときから、時々いろんな情報をみるにつけ、ひょっとしたら、これはiPhoneでもないし、MacBook Proでもない。まったく別の存在になるような気がしていた。というか、ぼくの中で新しい何かが生まれるような気がしたので買った。

同時に購入したのが、スマートキーボードとアップルペンシル。スペック的なことがいろいろ解説されているけど、速いとか、滑らかとか、画質がいいとか、バッテリーが長持ちするとか、そういうことには余り興味がない。

結局どんなことができるかだよね。さあ、どんなことができるんだろう。ちょっとだけ試してみた。

まずは、dマガジン
これはいろんな雑誌が読み放題なサービス(月額432円)でなんと180誌以上もあるんだよ。週刊誌はもちろんだけど、例えばぼくが興味あるサライとかdancyuとかpenとか内容がとても濃い本がたくさんある。しかもバックナンバーもあるよ。すごいよね。しかも、画面がデカイので縦にすると実際の大きさに近いのがいいな。

それに凄いなと思うのが「記事から選ぶ」というのがあるよ。「お出かけ・旅行」というのであれば、複数の雑誌を串刺しにして、それぞれの雑誌のそのテーマの部分を集めてくれる。これは断然いいと思う。

とりあえず、31日間無料のサービスになるけど、たぶんずっと続けると思うな。

今まで本屋さんに行っても雑誌のコーナーはあまり行かなかった。でもこれからはこのdマガジンでいろんな情報を得ることができそうで、きっと世界が広がるだろうな。これに刺激を受けて新しいことを始めるきっかけになるかもしれない。とにかくiPad Proは本当にサクサクと動くので全くストレスを感じない。まずはこのアプリはイチオシ。

あ、もちろん「Fujisanタダ読み」もおさえておかないとね。

それから、iPad Proは画面分割ができ、二つのアプリを同時に1画面で動かすことができる。これは画期的だ。例えば左半分をSafariでインターネットを見ながら、右半分でNoboというアプリを動かすことができる。

コーヒー焙煎キットのページを見ながら、コーヒーはどちらかというと秋冬の商品なんだけど、夏と言えばやっぱりアイスコーヒーだよね。とかアップルペンシルでテキトーにメモする。

で、画面を指でポチッと押すと……。

こんな風になる。
このNoboというアプリは手書きで描いたものをワンタッチで清書してくれるのだ。さらにこれをHTML形式やPDF形式、Word形式にエクスポートしてくれるのでいろいろ使いやすくなるってわけだ。これが無料のアプリというからホントびっくりだよね。YouTubeでこんな使い方ができるんだよと見せてくれるよ。いいよね。

まだ、これらは使い方の序の口なんだろうと思うけど、やっぱりこれはiPhoneではできない世界だし、MacBook Proにもない世界なんだろうと思った。iPad Proはとても軽いし起動も速いので、これからは、Macにしかないプログラムを使う以外はiPad Proを使うことになるだろうなと思った。

今まで何となく睡っていた、ぼくの脳みそがビャビャビャ〜ン(もう中か?)と活性化してきたような気がする。いいなこれ。

新しいMacがやってきた

今まで使っていたMacBook Proの調子が悪くなってきたので、新しいMacBook Proに変えた。と言っても最新のモデルの一世代前(Early 2015)のRetinaだ。

最新のモデルはUSBが使えない。全てThunderbolt 3(USB-C)のポートになる。SDカードも使えない。たしかに優秀かもしれないけど、困ることが多すぎるのだ。

今まで使っていたUSB機器は、すべて変換アダプタを使わないといけない。外付けディスプレイは、対応のものしか使えないので5万円くらいかかる。先進技術のタッチバーは使うことはないし、MacOS 10.12.3 Sierraで今持っているソフトは対応するのだろうか?

と言ってもMacBook Pro Retina(Mac OS 10.10.5)も同じ事が言える。でも今回はセーフだった。(これは予想外)

というわけで、在庫が残り少なくなっているMacBook Pro Retinaを手に入れた。

さっそくデータの移行作業を行うことにした。Thunderbolt 2ケーブルで2台をつないで移行アシストを使い移行する。しかしここで全く予期もしない酷い目にあった。移行はAppleの移行手順の通りに作業を行うのだが、その途中で「転送する情報を選択」で「計算中…」と表示される。その計算中が終わらないと次のステップに行けないのだが……。

「計算中…」は3時間待っても終わらない。当然次に行けない。しかたなく一旦中止した。これを2回試す。それでも進まないので、放っておくことにした。明日の朝にはなんとかなっているだろう。しかし12時間たっても、まだ「計算中…」のままだ。なんでそんなに計算に時間がかかるのだ!

それで、ターゲットディスクモードという方法があることを思い出したので試してみた。すると、なんと、計算するのにたったの1、2分。データ移行で40分ほど。あっけないほど簡単に終わってしまった。ふ〜。疲れました。

そして、今使っているソフトがちゃんと動くかチェックした。PhotoShop Elements11は動いた。DreamWeaverとFireWorksはどうだ!? 起動した! 明日会社でライセンス認証ができれば使えそうだ。InDesign CS4も動いた。そしてMacでWindowsを動かすVMware Fusionも動いた。しかもWindows XPも動く。→ これは新しいバージョンとWindows7をインストールしてパラレルで動かせるようにした。

というわけで、無事移行完了!
さすがに新しいMacは早い。見やすい。キータッチも軽い。ま、それは当然だけどね。

思えば、Macとの出会いは25年ほど前になる。LC475との出会いは強烈だった。
それ以来、LC475 → iMac → iBook G4 → MacBook → MacBook Pro → MacBook Pro RetinaとずっとMac。新しいのができたから変えるというのではなく、性能的にこれ以上は無理だなあと思うと交換してきた。ちょうど5年くらいたって次のMacに移行してきたわけだ。

ジョブズは常に新しいことをやってきた。フロッピーディスクがなくなったときは、なんでだ!?と思った。新しいMacになるとOSも新しくなって、今まで使っていたソフトが対応しない。なんでだ!?と思った。

今回買ったRetinaはというと、光学ドライブが無い(DVDが使えない)。Ethernetのポートが無い(LANケーブルが使えない。WiFiのみ)。そして最新のはThunderbolt 3(USB-C)のポートしかない。という具合だ。ま、これがAppleの伝統といえばそうかもしれないが……。

でも残念なのは、ジョブズがいなくなってから、さすがAppleだ、と驚くようなことはもうなくなってしまった。ジョブズの冥福を心から祈ろう。