1枚目の基板がほぼ完成

7MHz QRPトランシーバ「VN-4002」の製作に入った。まずは慣れないハンダ付けで四苦八苦。というか、これほどぼくは不器用だったのかと思い知らされた。最初からハンダ付けで部品を壊してしまうし、ハンダがぜんぜんうまく乗らない。

「こんなんで、この先どうすんねん!?」って感じやな。なにゆうてんねん。この前まで「何かを作らんとおられへん人間」とかゆーてたやないか、それが、初っぱなからこんなんじゃ話にならへんで〜。(なんで関西弁?)

そう思って、気を取り直しYouTubeで「チップ部品の半田付け」で検索して、多くの動画をじっくり観て、しっかりイメージトレーニングをした。落ち着いてやってみた。「よし!うまく行った!」

一回でもできるようになると自信がついた。だんだんコツがわかるようになると、意外にスムーズに進められるようになってきた。だれだってみんな始めはこうなんだと思う。ハンダ付けがちょっと楽しくなってきた。

そして、2日かけてとりあえず、1枚目のコントロール部の基板がほぼ完成!
おおー、できるぢゃないか、かっこいいぢゃないか!(笑)

表と裏がこんな感じになった。ただし、失敗した部品やなくした部品が3個あるので、それを送ってもらってから、次の作業にはいるので、しばしのお休みだ。

部品が届いてからの話だが、完成したらまずは動作チェックをする。実際に電源を入れて、LCD表示がされるか、各ボタンでそれぞれの動作がうまくいくか、発信部がちゃんと動作するかなどチェックする。ま、すんなりいくとは思えないが、それが完了したら2枚目の基板に入るのだ。

2枚目の基板の方は、部品がさらに多くなり密集している。そして小さなコイルを巻く作業もあったりして、さらに難関なコースになる。でもワクワクするなあ。

ぼくがアマチュア無線に興味を持ったのが中学生の頃で、その頃はまだ自作する人が多かった。当時のぼくの小遣いで無線機なんかとても買えるわけがない。なんとかアマチュア無線の受信がしたいと思って、CQ誌の記事を参考に真空管で自作した。

パーツをわざわざ名古屋まで買いに行ったり、アルミケースを加工したり、ハンダ付けをしたり、アンテナを張ったりして完成させた。そのどれもが今と違ってとても大変なことだったと記憶している。そしてかかさず毎日ワッチしていた。それが無性に楽しくてしかたがなかった。そんな良き時代だったのだ。

でも今の時代は残念ながら、ほとんど自作するという楽しみがなくなってしまった。だから、こうやって自作を楽しめることは、アマチュア無線の原点なんだと思う。そして開発し配布してくれたJL1VNQ / 小野さんに心から感謝したい。

せっかくなので、この製作を通して、このトランシーバの各部がどのようになっているのか、技術的な勉強もしてみたいなと、新しい興味が湧いてきた。けっきょく、ちんぷんかんぷんかもしれないけど、それでもいいなと思う。

さあ、作るぞ〜!

帆船模型作りを終えてから4ヶ月がたった。
あれほど細かい作業が大変でもう嫌になったんだけど、再び「何かを作らないではいられない」という気持ちが爆発寸前になってきた。とにかく何か新しいことがしたくてたまらないのだ。(中毒なのか?)

そんな時に偶然ネットで見つけたものがある。その名も「赤鬼君」、ついに我が家にやってきたぞー! ワクワクするこの気持ちは、いつになってもいいものだなあ。

さっそく、宝箱を開封すると出てきたものがこれ!

わ〜、なんと約240個ほどの細かいパーツの集団が入っていた。しかも、すごいのは、それぞれが細かく袋に分けてあって、パーツ番号が付けられている。なんと親切なんだろう(イギリス製の帆船模型とは大違いだな:笑)。今回はこれを組み立てるというわけだ。でも、これだけを見ても一体なにを作るのかはわからないよね。

その前に、これを組み立てるために、事前に購入したものがこれらの道具だ。
温度調節機能付きのハンダごて、0.6mmハンダ、ハンダ吸取器、ハンダ吸取線、SMD用ピンセット、フラックス、フラックスクリーナー、ヘッドルーペ、トレー、そしてダミードロード。なにせ「ヘッドルーペ」が必要になるくらい細かい作業になるってことらしい。

さて、まずは高ぶる気持ちを抑えてパーツのチェックを行った。よしオッケー! さっそく作業に取りかかることにしよう。それにしても、ハンダ付けなんて何年ぶりのことだろう。しかもこんなに小さなパーツのハンダ付けなんて経験がない。最初から不安でいっぱいなんだけど、ともかく順番に作業をしていくことにした。

拡大してみるとこんな感じ。たった2mmほどの小さなパーツをハンダ付けするって!? なんだか気が遠くなるようなことだなあ。

ハンダごては温度調節機能付きのもので「360℃」に設定してみた。もちろん、やり方なんて何もわからないので、参考になるサイトをみてこの通りにしてみた。

一つ目のチップコンデンサをハンダ付けしてみる。とにかく、滅茶苦茶たいへんだった。うまくハンダが乗らないし、モタモタしている内に基板の表面に皮膜が付着して、まったくハンダが乗らない。やり直しているうちに、チップ部品の両端がなくなってしまった。つまり破損しちゃったってこと。あ〜あ、最初からこれだ。(=_=)

さっそくメールでこのパーツを送ってください、とお願いすると
「部品はありますが、また途中で部品の喪失などあるかもしれないので、取り合えず残りの表面実装部品装着を進まれてください。まとめて一度にお送り致します。では焦らずじっくり組み立てをお楽しみください」
との返事。

たしかに、その可能性大だな(笑)。
まだ先は長い、また破損させたり、紛失したりということがあるかもしれない。ま、ここはコーヒーでも飲んで、じっくり進めていくことにしよう。ちなみに今日のコーヒーは自分で焙煎した深煎りマンデリン。ほんと、うまいなあ。癒やされるなあ。

その直後、また別のパーツが消えた。どこかに飛んでいってしまったんだろうけど、どこを探しても見つからない。ははは、いったいなにやってんだろうね。もう笑うしかない。

というわけで、最初からこんなんで、ひどすぎるけど、この先がどれほど大変なのかというのは、マニアルにある写真をみてもらうとわかる。

いやはや。いつになったら完成させることができるやら。と思うけど、ここは一つ一つの作業を確実に、しかも楽しみながらゆっくり進めていこうと思う。

そして、これが完成したらこんなふうになるよっていう写真がこれ。かっこいい!

というわけで、今回製作するのは7MHz用QRP(送信出力3W)のCWトランシーバ「VN4002」だ。アマチュア無線家のJL1VNQさんが自分で開発して、8,000円という低価格で配布されている。すばらしいなあ。

さらに、製作代行もされていて、もし、ぼくがギブアップしたとしても助けてくれるということだ。いや、そんなことにならないように、くれぐれも……。

なんだかワクワクするよねえ。かっこいいねえ。完成したら、もちろん申請して許可を取り、実際に運用してみようと思う。そうだ、自分でかっこいケースも作りたいなあ、などといろいろな妄想が膨らむ。

そうそう、この超小型トランシーバ「KX2」も移動用にと購入したのだけど、あまり使うことがなかったので、今年はこの2台を持って、いろんなところで移動運用を楽しもうと思う。

そう思って、このKX2で久しぶりに交信しようと思ったけど、使い方をすっかり忘れてしまっている。一からマニアルを見ながら練習開始。なんとか横浜の無線局と交信できた。しばらくは、このKX2をメインに使っていこう。