ハンダごてと、ギター、そして気功的生活

7MHz QRPトランシーバ「VN-4002」の製作は、2枚目の基板「RF部」に入った。わずか6×8センチの小さな基板に、180個もの部品が密集する作業だ。1枚目の基板はなんとか完成させたが、こちらはその3倍の量になる。作業に入る前にその数に圧倒されて、気が重くなってきた。

ところが、いざ作業を始めると、その心配はどこへ、知らないうちにハンダ付けに夢中になっていた。帆船模型を作っている時もそうだったけど、このハンダ付けの作業も、同じように何も考えないで、ただひたすら基板に向かい合っていた。

この作業はミスが許されないなと思うと、知らないうちに集中力が高まる。と同時に本当に夢中になっている。一切他のことを考えないで、目の前の作業だけに集中しているのだ。いわゆる「無我の境地」という世界に入っている。

そして気がつくと、全ての部品を付け終えていた。すでに夕食の時間もすっかり過ぎていたのに、まったく気がつかなかった。それくらい集中していたのだ。

それだけでなく、これほど長い時間集中して作業していたのに、疲れをまったく感じなかったのはなぜだろう? それに別に急いで作る必要はまったくなかった、むしろゆっくり楽しもうと思っていなのに、なぜなんだろう?

(日にちは変わって)
今日はトロイダルコアとフェライトコアに銅線を巻く作業と、これを基板に取り付ける作業に入った。これが終わると組立は完了する。銅線を決められた数巻くために「1回」、「2回」、「3回」・・・と声をだして、回数を間違えないように集中する。

この作業の休憩中に、ふと閃いたことがあって、作業をいったん中断した。
この集中力が高まっている状態というのは、そうそうあるものではない。せっかく気が高まっている状態にあるので、こういう時にギターを弾いたらどうなるだろうと思ったのだ。

1曲目は「Windy & Warm」。あれ!? いつになくすんなり弾ける! なんか急に旨くなったように感じるぞ。やっぱり、集中力が高まっている状態だと、ギターもうまく弾けるのかなあ。

そして、ちょっと難しい「Angelina」のほうはどうだろう。こっちも驚くほどスムーズに弾けた。今までで一番旨く弾けた! これは単なる偶然ではないと思った。

つまり、人は集中力が高まっている状態、それは「気が高まっている状態」にあるということだと思う。何かがうまくいくときは、やっぱり気が高まっている時なんだと思った。

逆にいうと、気分が乗らないのにギターの練習をしても、あまり効果があがらないってことになる。ってことは「何かをする前に、気を高めておくこと」がどれだけ大切なことかがわかる。

かと言って、さあこれから気を高めるぞと「気合い」をいれたとしても、そんなに簡単に気は高まることはない。ようするにそれなりの方法があって、はじめてその状態になるってことだ。

もう、ずいぶん前のことだけど、毎朝起きてから散歩の途中、近くの公園に寄り、呼吸法で「気功」をして、気を高めてから一日を始めるという習慣があった。この気を高めるということが、どれだけ毎日の暮らしや、仕事でプラスになったかを思い出した。

よし、もう少しして暖かくなったら、また「ぼくなりの気功的生活」を復活させることにしよう。でも、ぼくの場合は気功本にあるような、あんまり難しいことはやらない。呼吸法だけのシンプルはやり方。そしていつも「気」のことを意識して過ごしているだけ、それがぼくなりのってことだ。

今日は基板のハンダ付け作業から、ギターの弾き方、そして気功的生活までうまくつながった。よい一日だった。

一難去ってまた一難

もう、タイトルからして、なんかありそうだよね(笑)。
7MHz QRPトランシーバ「VN-4002」の製作は、不足部品が届いたので、同じ失敗をしないよう慎重にハンダ付けをした。

よし、さっそくコントロール部のチェックをしよう。まずは、DCアダプターをつなぎスピーカーをつないで、いざスイッチオン!
さあ、どうだ!?

あれ、うんとも、すんとも言わない…… (=_=)
ま、予想していたことだけどね。さっそくハンダ付けのチェックをしてみる。

すると、U2(Si5351A)のピン間でハンダ付けショートが見つかった。これは肉眼ではほとんど見えないので、iPhone用マクロレンズで拡大してやっとわかった。

これを精密なクラフトナイフでカットした。
よーし、もう一度、スイッチオン! どうだ?
「シ〜ン……」
あれ? これでもだめか。うんとも、すんとも言わない…… (=_=)

さらにチェックを続けると、D6(SK54)ダイオードの向きが逆になっていた。なんでこんな初歩的な間違いをするのだと自分に「喝!」を入れる。
よし、今度こそ。

おー! LCDが点灯した。美しい〜ぢゃないか。

次にゼネガバ受信機を用意し、アンテナにチェックポイントからリード線をつないでキャリアを確認する。BFO(4MHz)、Lo(11MHz)、TX(7MHxパドル操作)の3カ所でキャリアが確認できた。

ただし、スイッチを入れても、最初にビープ音が鳴るはずだけど、これが鳴らないのが気になった。作者の小野さんに問い合わせをすると「今一度PICとNJM2113Mや周辺のパーツのハンダが確実になされているかどうか確認してみてください」とアドバイスいただいた。

なるほど、詳しく確認してみると、U3(NJM2113M)の端子のハンダ付けが盛りすぎらし、浮いているのが見つかった。さっそく手直しをしてみると、無事ビープ音が鳴った。よしこれでいいぞ!

そう思って最終チェックをしてみる。あれ? パドルでは短点のみで、長点側が鳴らないぞ? もーなんでだ?

そこで、パドルのプラグあたりの部品のチェックをしてみた。さすがにぼくでもこれくらいの回路図はわかるので、一つひとつチェックすると、ダイオードD4の向きが逆になっていた。これを修正。

さあ、今度こそ、どうだ!?
すると…
「 おめでとうございます〜 ♪ 無事、全て正常に作動いたしました〜 ♪ 」
という天の声が聞こえた。(んな、あほな、笑)

というわけで、ここまで失敗の連続だったけど、なんとかコントロール部の製作が終わった。その中でいちばん活躍してくれたのが、このiPhone用マクロレンズだったかもしれない。肉眼ではもちろんのこと、ヘッドルーペを使っても、これほどはっきり不良部分は見つけることができなかったからね。持っててよかったマクロレンズ。

さあ、引き続き「RF部の製作」に入っていこう。そして、今までの失敗を生かして、ハンダ付けの方法や、パーツの取り付け方向を確実にやっていこうと思う。

いまも外は、北風がゴーゴーとまるで嵐のように吹いている。そんな中「早く春よ来い!」と願いつつも、この趣味部屋でJazzを聴きながら、自分の好きなことを楽しめている。幸せなことかもしれないなあ。感謝感謝! さあ、熱いコーヒーでも淹れてこよう。

C23を探せ!

(画像のクリックで拡大)

7MHz QRPトランシーバ「VN-4002」の製作は、不足部品が届いたらコントロール部のチェックにはいる。それまで少しお休みと思っていたんだけど、やっぱり次の基板の作業がしたくなってしまった。

こちらの基板はパーツが密集しているので、パーツ番号を見つけるのが大変だ。さあ、次のパーツはC23、どこだ、どこだ? 一つひとつのパーツ番号を探すのが、なんだかゲームみたいに思える。まあ、これもボケ防止には役立つかもね。(笑)

さて、コントロール部のチェックだが、発振部分はオシロスコープ、もしくはゼネガバ受信機を使って、それぞれが正しく出力されているかを確認する。

ということで、ぼくが持っているSONYのゼネガバ受信機の登場であるが、待てよ、せっかくなのでオシロスコープも欲しいな! と思い始めてしまった。しかも最近のオシロスコープは3~4万程度で購入できるというではないか。

とはいえ、今回のキットの組立てだけで、これを手に入れるにはちょっと考えるけど、これからアマチュア無線をやっていくために必要になるのなら、どうだい?と思った。

そもそもオシロスコープって、どんなことができるの? どう使うと便利なの? 実は正直あんまり知らないのだ。でも知らないことは知りたくなる。……どうやら、どんどん違う方向に向かっていきそうだ。

1枚目の基板がほぼ完成

7MHz QRPトランシーバ「VN-4002」の製作に入った。まずは慣れないハンダ付けで四苦八苦。というか、これほどぼくは不器用だったのかと思い知らされた。最初からハンダ付けで部品を壊してしまうし、ハンダがぜんぜんうまく乗らない。

「こんなんで、この先どうすんねん!?」って感じやな。なにゆうてんねん。この前まで「何かを作らんとおられへん人間」とかゆーてたやないか、それが、初っぱなからこんなんじゃ話にならへんで〜。(なんで関西弁?)

そう思って、気を取り直しYouTubeで「チップ部品の半田付け」で検索して、多くの動画をじっくり観て、しっかりイメージトレーニングをした。落ち着いてやってみた。「よし!うまく行った!」

一回でもできるようになると自信がついた。だんだんコツがわかるようになると、意外にスムーズに進められるようになってきた。だれだってみんな始めはこうなんだと思う。ハンダ付けがちょっと楽しくなってきた。

そして、2日かけてとりあえず、1枚目のコントロール部の基板がほぼ完成!
おおー、できるぢゃないか、かっこいいぢゃないか!(笑)

表と裏がこんな感じになった。ただし、失敗した部品やなくした部品が3個あるので、それを送ってもらってから、次の作業にはいるので、しばしのお休みだ。

部品が届いてからの話だが、完成したらまずは動作チェックをする。実際に電源を入れて、LCD表示がされるか、各ボタンでそれぞれの動作がうまくいくか、発信部がちゃんと動作するかなどチェックする。ま、すんなりいくとは思えないが、それが完了したら2枚目の基板に入るのだ。

2枚目の基板の方は、部品がさらに多くなり密集している。そして小さなコイルを巻く作業もあったりして、さらに難関なコースになる。でもワクワクするなあ。

ぼくがアマチュア無線に興味を持ったのが中学生の頃で、その頃はまだ自作する人が多かった。当時のぼくの小遣いで無線機なんかとても買えるわけがない。なんとかアマチュア無線の受信がしたいと思って、CQ誌の記事を参考に真空管で自作した。

パーツをわざわざ名古屋まで買いに行ったり、アルミケースを加工したり、ハンダ付けをしたり、アンテナを張ったりして完成させた。そのどれもが今と違ってとても大変なことだったと記憶している。そしてかかさず毎日ワッチしていた。それが無性に楽しくてしかたがなかった。そんな良き時代だったのだ。

でも今の時代は残念ながら、ほとんど自作するという楽しみがなくなってしまった。だから、こうやって自作を楽しめることは、アマチュア無線の原点なんだと思う。そして開発し配布してくれたJL1VNQ / 小野さんに心から感謝したい。

せっかくなので、この製作を通して、このトランシーバの各部がどのようになっているのか、技術的な勉強もしてみたいなと、新しい興味が湧いてきた。けっきょく、ちんぷんかんぷんかもしれないけど、それでもいいなと思う。

さあ、作るぞ〜!

帆船模型作りを終えてから4ヶ月がたった。
あれほど細かい作業が大変でもう嫌になったんだけど、再び「何かを作らないではいられない」という気持ちが爆発寸前になってきた。とにかく何か新しいことがしたくてたまらないのだ。(中毒なのか?)

そんな時に偶然ネットで見つけたものがある。その名も「赤鬼君」、ついに我が家にやってきたぞー! ワクワクするこの気持ちは、いつになってもいいものだなあ。

さっそく、宝箱を開封すると出てきたものがこれ!

わ〜、なんと約240個ほどの細かいパーツの集団が入っていた。しかも、すごいのは、それぞれが細かく袋に分けてあって、パーツ番号が付けられている。なんと親切なんだろう(イギリス製の帆船模型とは大違いだな:笑)。今回はこれを組み立てるというわけだ。でも、これだけを見ても一体なにを作るのかはわからないよね。

その前に、これを組み立てるために、事前に購入したものがこれらの道具だ。
温度調節機能付きのハンダごて、0.6mmハンダ、ハンダ吸取器、ハンダ吸取線、SMD用ピンセット、フラックス、フラックスクリーナー、ヘッドルーペ、トレー、そしてダミードロード。なにせ「ヘッドルーペ」が必要になるくらい細かい作業になるってことらしい。

さて、まずは高ぶる気持ちを抑えてパーツのチェックを行った。よしオッケー! さっそく作業に取りかかることにしよう。それにしても、ハンダ付けなんて何年ぶりのことだろう。しかもこんなに小さなパーツのハンダ付けなんて経験がない。最初から不安でいっぱいなんだけど、ともかく順番に作業をしていくことにした。

拡大してみるとこんな感じ。たった2mmほどの小さなパーツをハンダ付けするって!? なんだか気が遠くなるようなことだなあ。

ハンダごては温度調節機能付きのもので「360℃」に設定してみた。もちろん、やり方なんて何もわからないので、参考になるサイトをみてこの通りにしてみた。

一つ目のチップコンデンサをハンダ付けしてみる。とにかく、滅茶苦茶たいへんだった。うまくハンダが乗らないし、モタモタしている内に基板の表面に皮膜が付着して、まったくハンダが乗らない。やり直しているうちに、チップ部品の両端がなくなってしまった。つまり破損しちゃったってこと。あ〜あ、最初からこれだ。(=_=)

さっそくメールでこのパーツを送ってください、とお願いすると
「部品はありますが、また途中で部品の喪失などあるかもしれないので、取り合えず残りの表面実装部品装着を進まれてください。まとめて一度にお送り致します。では焦らずじっくり組み立てをお楽しみください」
との返事。

たしかに、その可能性大だな(笑)。
まだ先は長い、また破損させたり、紛失したりということがあるかもしれない。ま、ここはコーヒーでも飲んで、じっくり進めていくことにしよう。ちなみに今日のコーヒーは自分で焙煎した深煎りマンデリン。ほんと、うまいなあ。癒やされるなあ。

その直後、また別のパーツが消えた。どこかに飛んでいってしまったんだろうけど、どこを探しても見つからない。ははは、いったいなにやってんだろうね。もう笑うしかない。

というわけで、最初からこんなんで、ひどすぎるけど、この先がどれほど大変なのかというのは、マニアルにある写真をみてもらうとわかる。

いやはや。いつになったら完成させることができるやら。と思うけど、ここは一つ一つの作業を確実に、しかも楽しみながらゆっくり進めていこうと思う。

そして、これが完成したらこんなふうになるよっていう写真がこれ。かっこいい!

というわけで、今回製作するのは7MHz用QRP(送信出力3W)のCWトランシーバ「VN4002」だ。アマチュア無線家のJL1VNQさんが自分で開発して、8,000円という低価格で配布されている。すばらしいなあ。

さらに、製作代行もされていて、もし、ぼくがギブアップしたとしても助けてくれるということだ。いや、そんなことにならないように、くれぐれも……。

なんだかワクワクするよねえ。かっこいいねえ。完成したら、もちろん申請して許可を取り、実際に運用してみようと思う。そうだ、自分でかっこいケースも作りたいなあ、などといろいろな妄想が膨らむ。

そうそう、この超小型トランシーバ「KX2」も移動用にと購入したのだけど、あまり使うことがなかったので、今年はこの2台を持って、いろんなところで移動運用を楽しもうと思う。

そう思って、このKX2で久しぶりに交信しようと思ったけど、使い方をすっかり忘れてしまっている。一からマニアルを見ながら練習開始。なんとか横浜の無線局と交信できた。しばらくは、このKX2をメインに使っていこう。

CW通信を楽しもう!

しばらくFT8はお休み
相変わらず太陽の黒点数が少ないので、伝搬状況も悪く、アマチュア無線家泣かせの状態がずっと続いている。その中で唯一「FT8」という微弱電波でも交信可能なデジタルモードは、すごいブームになっていて、ここに世界中の無線局が集まっている。その中で14MHz帯は海外との交信も安定している。(CWはだめだけど)

ぼくの無線設備でもヨーロッパ、オセアニア、アメリカからも電波が届くし、こちらの電波もPskReporterで遠くまで届いているのがみえる。とはいえ、それでもビッグアンテナを使うわけではないので、なかなかマッチングしてくれない。いくらコールしてもコールバックがないという状態がずっと続いている。つまらないなあ…。

だから、しばらくはDX(海外)通信は諦めて、国内でのCW通信に切り替えることにした。とはいえ、こちらも状態はけっしてよくはないけれど、フィールドを変えたいなと思った。

7MHzCWに移動しよう
というわけで、周波数帯を下げて7MHz帯でのCW交信に移ることにした。ところがこの7MHz帯はずっと使っていない周波数帯なので、アンテナの調整をしなおさないといけない。

ベランダに設置しているリトルターヒル(スクリュー・ドライバー・アンテナ)というアンテナのSWRをアナライザーで計り、できるだけ小さな値(1.0に近づける)に調整しないといけない。

このために、アンテナのアース線(カウンターポイズ)の張り方を調整して、この値を最適にしてやる必要がある。でも、アンテナは外にあるしアナライザーは部屋の中にあるので、ぼくはSkypeを使って調整している。

Skypeは便利な道具
Skypeというのは、インターネットを経由して、文字や音声や映像をつながっている相手と、リアルタイムでやりとりできるというもの。まずは1台目のiPhoneでアナライザーの数値をモニターして、この映像をもう1台のiPhoneにSkype経由で見えるようにした。これは便利だ!


今現在のSWRの値が2.0なので、これを最低でも1.5以下、可能な限り1.0に近づけるように調整する。これは何のためにそうするのか、簡単に言うと無線機から送り出す電波を、できるだけロスがなくアンテナに乗せるということなんだよね。

ベランダにはこんな風にリトルターヒルというアンテナが設置してある。このアンテナは周波数帯によって中のコイルを電動で動かし、その周波数に同調させるという優れもの。アメリカ製でとてもしっかりできている。

これをローテーターで回転させて、普段はベランダの内側に収納しておき、運用時に外側に出してやる。このアンテナそして20m以上ある高さのお陰で、ぼくは海外の無線局との交信を楽しめている。本当に感謝しているよ、ターヒル君。

ぼくの調整方法
さて、このアンテナを最適に使うには、先ほどのSWRの調整が必要だ。実はこのマンションにはアースをとるところがないのでとても苦労した。

そこでアンテナのアース側からカウンターポイズを、バンドごとに必要な長さにカットして、こんな感じで浮かせて整合を取っている。それぞれのバンドごとに、こんなに細いリード線で、それもたったの1本だけでいいというのが驚きだ。この方法に辿りつくまで本当にいろんな試行錯誤(過去の記事)をした。見つかってしまえば何のこともない、とても簡単なことなんだけどね。

アース線をいったんエアコンのパイプを中継ポイントとして固定させた後、それから先はこんな風に無造作に置いてあるだけ。

モニターを見ながら、少しずつSWRが下がるように、アース線の中継位置を上下させたり、床のアース線を微妙に動かして探る。人が見たら何やってるんだろうって思うようなことだ。こんな不細工な方法でやっているかと思うと、ちょっと笑えるよね。

さあ、運用開始!
よし、バッチリSWRが1.0になったところで、作業は終了。さっそく運用開始することにしよう。

さすがに状態はよくはないものの、ワッチを開始すると数局が交信をしていた。さらにJクラスターでモニターしてみると、どの周波数でどの移動運用局が出ているかがわかるのでさっそく探してみた。

さっそくこの中から、JA7KGE/7局(山形県尾花沢市移動)が出ている周波数に合わせてみる。するとすでに多くの局がコールしていて、パイルアップ気味の様子だった。しばらくワッチを続けてから、タイミングをはかってコールしてみた。

「DE JA2WIG」とコールすると、「2 ?」と返してきた。もう一度「JA2WIG」とコールすると、「W ?」と返してきたので、2度続けてコールしてみたら、ようやく「R JA2WIG GM UR 599 BK」(了解しました。JA2WIG局、おはようございます。あなたの信号は599で届いています。どうぞ!)ということで無事に交信することができた。

その後、九州の鹿児島市のJM6EKY局と交信することができた。こんなに遠くまで飛んでくれて、やっぱりCWは楽しいな。今までは海外にどうしても気持ちが向かっていたんだけど、しばらくは国内通信を楽しむことにしよう!

 

三重へ小旅行に行ってきた

「くぅ〜旨ぁ〜〜い!!」
ここは伊勢のとある旅館、すでにもう喉がカラッカラだった。宿に着き、まずは温泉に浸かる前に乾いた喉を冷たいビールで潤した。そしてこの後、ゆっくり温泉に浸かり、今年一年の疲れを癒やした。やっぱりいいな温泉は……。

実は今回の旅の第一の目的はこの温泉ではない。しばらく会っていない、かみさんの両親の顔を見に行くことだった。せっかくなので、その帰りに伊勢の温泉宿に泊まることにしたのだ。

実家は三重県松阪市飯高町という、奈良県に近い山奥にある地域だ。過疎地域なので暮らすには本当に不便なところだ。食料品を買うのも遠い所にあるし、それ以上に衣服が手に入りにくい。それでこれから迎える冬を前に、両親のためにたくさんの衣服を調達してやってきたのだ。

都会で暮らしていると、全てのものを手に入れるのはごく簡単なことだ。それに近くにお店がなくても、インターネットで何でもすぐに手に入れることができる。そんな暮らしをしている人たちには、この不便な暮らしがどれほど大変なことか、想像できないだろうな。普通に生活するだけでとても大変なことを……。

そして、親というのは、いくつになっても自分の娘が可愛いものだ。だから、まだ元気なうちにできるだけ、顔を見せにいくことは、何よりとても大切なことだとあらためて感じた。涙を流しながら、何度も何度もお礼の言葉を言って喜んでくれたお父さん。その顔が、深く脳裏に焼き付いた。大切なことだなと思う。そして来れてよかったなと……。

宿の温泉にゆっくり浸かったあとは、ベランダから移動運用ということで、7MHzでCWのCQを出してみた。しかし全く反応はなし。聞こえてきた5エリア(四国)の移動局を何度もコールしてみたが、まったく応答がなく早々に閉局した。

夕方6時になり、食事処に向かう。部屋に露天風呂も付いている、ちょっとだけ高級な旅館なので、料理に期待しよう。

お酒は三重の銘酒「宮の雪」をいただく。うまい!

前菜から始まって、いろんな料理が出され、いよいよメインの伊勢エビと松阪牛が出てきた。演出でお皿の周りに敷き詰めた塩からオレンジの炎がユラユラと上って、ますます期待が膨らむ。

そして、一口ほおばると。「お〜〜!ちょ〜旨めぇ〜〜!」
…と言いたいところだったが、まるで違った。

あれ?なんだ?「これ冷たいぞ!」
しかも伊勢エビは小さいし堅い、松阪牛はたったの2切れしかない。しかも冷えてしまって、ぜんぜん旨くもなんともない。(これは言わないとと思って仲居さんに、作り笑いで差し障りのないように伝えた。でも内心は怒り心頭だぞ)

他の料理もいまいちで、期待しただけあって、がっかりして早々に部屋へ戻った。一人3万円を超える宿泊代でこれかと思った。朝食も同じく残念なものだった。

帰ってから口コミを見ると、やっぱりそんなのがゾロゾロ出てきた。これらを見ているはずなんだだけどね。人それぞれなんだと思うが、二度と来ることはないな……。

翌朝は伊勢神宮にお参りに。大勢の人たちが内宮の正宮である皇大神宮に向かって歩く。やっぱり、ここの空気は旨いなあ。

そして正宮へ。この一年、家族みんなが幸せに暮らせたことに、感謝の気持ちを込めてお参りした。いろんなことに感謝する気持ち。いつも大切にしないといけないよね。

今回の土産。宿で見つけた、ちょこんと座る可愛い猫の香炉、表情が素敵だ。そこで我が家にお越しいただくことになった。

さて、今年もあと僅かになった。ほんとにいろんなことがあったけど、お陰さまで終わってみれば、とても良い一年だったと思う。そして来年からは、新しい人生の準備段階に入ることになる。「新しい」という言葉、なんだかワクワクした気持ちでいっぱいになるよね。またブログに書くので見てね!

今度はウィンドウズが壊れちまった

Windowsという未知の領域
何の前触れもなく、……ってことはよくあることだが、まいったな。

ひと月ほど前にMacBook Proのトラブルがあって、苦労してようやく元通りに戻したと思ったのに、今度はWindows(DELL)のパソコンがいかれてしまった。やれやれ。ため息がでた。

と言っても、Macのときは自分が原因をつくったので仕方がないんだけど、今度の場合はまったく突然のことで、何の前触れもなく起動しなくなってしまったのだ。(正確には起動した後で画面が点滅してしまい、その先に進めない)

ネットで調べてできる限りの修復を試みたのだけど、ついにはどうしようもなくなって、DELLのサポートに電話して助けをもらった。そして30分以上もかけてあれこれ調べた結果、ハードの問題でないことがわかった。ほんとに親切に対応してくれてありがとう!と言いたいところだが、これで解決したわけではない、さて困ったぞ。

となるとシステムをあたらに入れ直すしかない。つまりデータが消えてしまうってことだ。何年もかけてアマチュア無線のいろんなソフトを、苦労してセットアップしてきたものが、すべてなくなってしまうのだ。あ〜あ。なんてこった!

唯一の救いが、最も大切な今までの交信ログデータだけは、その都度二重にバックアップしていたこと。かと言って、それ以外のものをきっぱり諦めてしまうのは辛い。なんとかできる限りの復元はしたいと思った。

まずはとにかくDELLを起動をさせるために、もう一台のノートパソコンを使って、インストールメディアをUSBメモリに作った。これを使って壊れたパソコンを起動させ、クリーンインストールする。

データを救おう
その前に、近くのPC DEPOTで「GROOVY HDDをUSB SATA接続」というケーブルを買ってきた。DELLのハードディスクを取り出して、USB接続して外付けのハードディスクにデータを移すためだ。使ったソフトはHD革命7というもの。

後でわかったけど、このソフトは引っ越しソフトなので、これをそのまま使ってしまったら、壊れたままのシステムごと引っ越してしまうので使い物にならない。できることといったら、コピーするだけで使える簡単なフリーソフトの移行くらいだった。それでもないよりはましかな。

結局多くのソフトは、再度ダウンロードして、インストールしてセットアップしなおすということになる。(ただし、もしも次にこういうことがあったとしたら、その時はこのソフトが役にたつけどね)

深い迷路に入りこんだ
とにかくインストールメディアを使って、クリーンインストールすれば、まっさらな状態になるので、そこからセットアップすればよい。そこから一つずつ復習のつもりで、いろんなソフトをインストールしていけばいいのだ。ゆっくりやって行こう。

ところがシステムをインストールした後、電源ボタンを入れても、いつものように起動してくれない。なんでだ!?

なんでこんな簡単なことができないのだ!? だからぼくはWindowsが嫌いなのだ。Macならこんなことはないぞ、と思った。手がかりのBootの設定画面でパソコン本体から起動させるようにしたいのだがうまくいかない。ネットで調べていろいろ試すが、情報がいっぱいありすぎるし、専門的なことしかみつからない。

とにかく、ぼくは「Windowsが普通に起動してくれればよい」ただそれだけのことだ。でもどうしても起動してくれない。英語の設定画面をまるで迷路の中をさまようように、あれこれ試したが、またもや元の入り口に戻った(あれま…)。

こんなことを延々繰りかえしていたら、ついに目の前に出口があわられた(でも、どうやったのか、まるで覚えていない)。ふ〜〜、ここまでのことに丸一日を要してしまった。

なんとかFT8だけでも運用できるようにしたい
そして、一つひとつのプログラムをインストールして、セットアップしてテストをするという地道な作業をしていった。仕事から帰って毎日毎日この繰り返し。何年もかけて作ってきたシステムだから、すぐに全てを戻すことはできない。とりあえずはFT8だけでも運用できるようにしたいと思った。

FT8というモードを運用するには、6つのソフトを連動させる必要があるし、2つのブラウザでいつくものサイトを連動させている。それぞれのセットアップはとても専門的なので、ネットで調べて一つずつセットアップしていき、テストを繰り返す。当然エラーの連続となり嫌になるが、そんなことは言っていられない。

そして、昨日の晩にやっとなんとか復元させることができた。さっそく中国とオーストラリアの2局と交信! とはいえ、これでまだ全体の2割程度しか復元ができていないんだな。ま、のんびり進むしかないよね。

デジタルは怖い
パソコンはとても便利なマシンだ。でもその反面、実は本当に怖いお化けマシンでもある。今の暮らしは、巨大なインターネットのつながりと、デジタル技術が中心になってできあがっている。

しかし、実はまるで積み木が崩れるように、ドミノ倒しのように、いとも簡単に壊れてしまう脆さももっている。もしそうなった時には、あっという間に暗い闇の中にとじ込まれてしまうのだ。ぼくはそれを想像すると、どうしようもない怖さを感じてしまう。(これはかつてシステムエンジニアをやっていた者のトラウマかもしれない)

毎日のように押し寄せてくるスパムメール。ウィルスだっていつ感染するかわからない。そして突然起こる故障やOSの不具合など。とにかく、パソコンというのはそういうものが付属しているマシンなのだ。

この怖さを感じてから、会社のメインのパソコンがダウンした時のために、サブのパソコンに受注管理の仕事ができるようにセットアップをした。ホームページの管理も2台のパソコンでできるようにした。もちろん毎日外部のサーバーでバックアップしているけれど、そこからの復元は時間がかかりすぎるからサブがあると安心だ。

今の時代は、とにかくパソコンやスマホ、インターネット、SNS、キャシュレスなどデジタルに頼りすぎている暮らしだ。でもぼくは可能な限り、これらに頼らないアナログの暮らしを実践していきたいと思っている。

デジタル社会に生きる、アナログ好き人間
う〜ん ♪ 自分で焙煎したブラジルはうまい! このおいしさこそがアナログなんだっておじさんは思う。おじさんはデジタルよりアナログの世界がいいと思っている。アマチュア無線だって、デジタル通信よりCW(モールス)通信のほうがずっといいと思っている。

でも、現実はというと、黒点数ゼロが続いていて、当分のあいだはCWでの交信ができない。唯一FT8という微弱電波でも遠くに届くデジタル通信のみが交信手段となっている。これがデジタルの恩恵なのかと思うと、おじさんはとても複雑な気持ちになる。

確かに遠くの無線局と交信はできるよ。でも自分はただ1クリックしただけだよ。それ以降は全て全自動、なにこれ!?って思う。つまりはFT8で交信しても、全く感動がないからだ。これでほんとに楽しいのかい?と思うんだよね。(これは完全におじさんの個人的な考えだけだけど)

そして、今日は久しぶりに気分転換ということでデンパークにでかけた。そこまで行くのにデジタルのカーナビを使った。そしてこの一枚の写真はやっぱりデジタル一眼レフカメラだ。

この写真は何も加工しないJPEGの写真なんだけど、あまり良いできではない。ところがRAWモードで撮ったものをSILKYPIXというデジタルの現像ソフトを使って、いろいろパラメータを変えると、まったく違う綺麗な写真になってしまう。これがデジタルの世界の力なんだなあと思うと、確かにやっぱりこれは悪くはない。その通りだ。

結局今の世の中は、デジタルなしでは過ごせない。そんなことは、もちろんわかっているよ。でもそのデジタルを使うというということは「いざという時のために、常に備えておけ」ってことだよね。今あらためて、そのことに気付かされる。

そして、それでも、おじさんはデジタル中心の今の時代の中にあっても、やっぱりアナログを大切にしたいなと、心の底からそう思ってしまうのだよ。

このところ、ずっと本を読む時間がとれなかったけど、これでようやくゆっくり読む時間ができそうだな。おいしいコーヒーを飲みながら……。そして鎌倉に行ってみたいなと。

クック諸島と交信できた!

ようやく時間の余裕が少しずつ持てるようになったので、アマチュア無線も楽しむことができるようになった。とはいえ、相変わらず空のコンディションは悪く、どのバンドからもCWのシグナルは聞こえてこない。

やっぱり唯一聞こえてくるのがFT8だった。これだけでも聞こえてくるならよしとするかな。強く入感してくるのが14M帯(14.074MHz)で、これは2アマ以上の上級ライセンスの局しか運用できない周波数だ。20年以上前にがんばって取得した自分を褒めておこう。

左のモニター画面はPSKREPORTERというサイトで、各ソフトを設定しておくと、例えばぼくの送信した電波がどこまで届いているのか、そしてぼくが受信した電波はここから飛んできたもの、というのをリアルタイムでみることができる。これがあると現在の伝搬状況を把握するのにとても役に立つ。

右側のモニター画面では4つのソフトが動いている(実際には画面に出ていないソフトがあと2つある)。メインのWSJT-XはFT8の信号を受けてデコードしたり、送信したりをしてくれるソフト。

このソフトがすごいのは、CQを出している無線局のコールサインをクリックすると、自動的にこちらから送信してくれるし、先方がこちらをコールバックしてくれたら、後はシグナルレポートを送ってくれ、先方のシグナルレポートを了解したことを伝え、最後にありがとうと伝え、その後にJTLinkerと連携して、HamLogというログソフトへデータを渡して、交信記録もアップしてくれるのだ。まさにに全自動運転ってことになる。

メイン画面に上にはJTAlertというソフトが動いていて、受信した信号がどこの国なのかを瞬時に表示してくれる。コールサインだけだと、どこの国からかはすぐに判断できないけど、このJTAlertをみれば瞬時にコールすべき無線局かがわかるのだ。

FT8は15秒ごとに交信するので、タイミングをはずすとコールするのが遅れてしまうから、これはとても便利!

だからFT8をやるときは左側のモニター画面で、今のコンディションが把握をしながら様子を伺う。まるで魚釣りで使う「魚群探知機」みたいなものかもしれない。

昨日は偶然にも南クック諸島のE51BQ局がCQを出していた。とても珍しい地域なのでさっそく世界中の無線局がコールしていた。何回かワッチしていて、タイミングを計ってダメ元でコールしてみたら、なんとJA2WIGとコールバックがあった!

驚いたねえ! こんな幸運があるのかと熱く感じながら、最後の最後まで無事交信が終わることを祈った。

このE51BQの情報をQRZサイトで見ると、直線距離で9,119kmも離れている遠い島だ。局長ボブさんの話では、このクック諸島でライセンスを持っているのは僅かに7局だけなんだって。出会えてよかったなあ。

ウィキペディアでは
ラロトンガ島(Rarotonga Island)は南太平洋の国クック諸島の主島。周囲約30kmのほぼ円形で、面積67km2の火山島で最高地点のテ・マンガ山(652m)を始めとする山々がある。クック諸島の首都でもあるアバルアが島の北部の海岸にあり、国際空港もある」と書かれていた。このクック諸島は、あのジェームズ・クック船長が発見した島というとわかりやすいよね。

こうやって知らない国や地域の無線局と交信すると、いろんなことを知る機会になる。世界は広いなあと思う。これがアマチュア無線の素晴らしさなんだよね。

乗り遅れるな、と!?

大型の台風が21号、24号と立て続けに襲ってきたので、これは大変だと思ってアンテナを下ろしていた。さすがにもう当分の間は来ないと思うので、今日は久しぶりに設置しなおしてみた。このアンテナはリトルターヒルというアメリカ製のもので、もともと車に搭載するアンテナだ。周波数帯によって、内蔵のコイルの位置を電動で移動させて適正な同調を取るという優れもの。

そして、このアンテナをローテーターを使って、ポールの軸を回転させている。運用するときだけ外に出し、普段はベランダ内に収納できるようにしている。このアンテナがあったお陰で世界中と交信できるから、とてもありがたく思う。

ずっと伝搬状況が悪いことと、帆船模型作りに集中していたこともあり、この1年ほどは、殆どアマチュア無線は休止状態だった。でもやっとゆっくりできるようになったので、久しぶりにワッチしてみた。やっぱりあまり聞こえてこないなあ。各バンドをくまなく回っていると、10MHzのCWで強い局が聞こえてきた。

JO2ASQ/6局? 聞いたことがあるコールサインだなあ。調べたら3度目だった。この局長は愛知県の人なんだけど、いろんな所に移動してアクティブに運用している。今日は福岡の那珂川市に移動しているらしい。さっそくコールするとすぐにコールバックがあった。久しぶりのCWなので、ちょっと緊張ぎみ。でもやっぱりCWはいいな。

他のバンドに移動してワッチしてみたけれど、やっぱり殆ど聞こえてこない。ただ、唯一「FT8」を除いては…。FT8というのはデジタルモードで、パソコンのソフトと無線機を連動させて運用するもの。

以前から同様のデジタルモード「JT65」の運用はしていたのだけど、その進化形とも言えるもので、JT65は1分ごとにやりとりするけれど、このFT8は15秒ごとにやりとりをする。微弱な電波を解読できるので、遠くの局と交信ができるということで、異常なくらい群がっている。

ワッチしてみると驚いた! なんとスヴァールバル諸島の局が聞こえてきた!

確かに、このFT8の世界はとんでもないものだと思う。だから今や誰もがこのモードに集中してくる。この革命的ともいえるFT8に、みんな乗り遅れるな!そういう感じになっている。

「乗り遅れるな!」と言われると、即座に拒否反応してしまうぼくだが、あまり乗り気ではないものの、新しいことに挑戦していくことは悪いことではない。少しずつのんびりやって行こうと思っている。

このFT8の運用は「申請」というより「届出」なので、とても簡単だから、とりあえず手続きだけはやっておくことにした。

ネットからの届出は電子申請・届出システムLiteから行うが、ログインパスワードが半年で切れてしまうので、パスワードの更新をと思ったのだが、この時代にインターネット上ではなく、新しいパスワードは郵送してくるという。Liteはそもそもとても使い辛いシステムで、こんなの申請(届出)書をプリントアウトして、添付資料をつけて郵送するだけでいいとササッと作って送った。

JT8より前にやっぱりCWがメインなので、もっともっとその技術を高めていかないとな。高速のCWを聞き取る力や、自由にCWで思ったことを打てるようになること。しばらく遠ざかっていたので、これから毎日その練習をしていこう。

パソコンのクリック一つで、全自動に交信できるデジタルな「FT8」より、体温を感じられる人の力に頼る「CW」のほうが、ぼくにとって何倍も魅力を感じるのは間違いないからね。

夜になってワッチを始めると、14MHz帯でヨーロッパからモールス信号が聞こえてきた。 チェコの「OL100RCS」局だ。さっそくコールすると何度目かにコールバックされた。さらにポーランドの「SO100ZHP」、チェコの「OL100A」、続いてベラルーシの「EU1DC」、ドイツの「DL1DGS」と交信。この局長は最後に「SAYONARA」と返してくれたのが嬉しいな。やっぱりCWは最高に楽しい!