秋の南信州を旅したよ

151024_hirugami_00

このところ仕事が忙しかったりで相当疲れが溜まってきたので、秋の紅葉と温泉で心と身体を癒したくなった。近場で素敵な旅館が取れたら行こうかということになって、運良くかみさんが思いの外良い旅館を見つけてきた。
じゃあ、のんびりと秋の南信州を旅することにしよう〜。

最初に訪れたのが自宅から2時間弱で行ける中山道馬籠宿だ。もう3回目になるけど、この坂がだんだんきつく感じるようになった。身体がだいぶなまったな(-_-;)。

151024_hirugami_01

坂を登り始めるとすぐにこの水車小屋が見えてきた。実はこの水車は水力発電所なんだよ。

151024_hirugami_011

水の力を利用して水車を回し、この発電した電気でこの付近の街灯や常夜灯に使われている。いいじゃないかこれ。

151024_hirugami_02

この馬籠に来たら、五平餅は定番。可愛いだんご型でとても食べやすいよ。味もクルミと甘辛いタレでおいしい〜♪

151024_hirugami_03

いろんなお店が建ち並ぶ宿場だけど、やっぱりこういう手作りのお店はお気に入りだ。いろんな作家さんの作品がいっぱい並んでいて、ついつい買わずにはいられないよね。

実をいうと、右側の方にある藍色の小皿を2枚手にとって「これにちょっと塩辛なんぞの珍味を…」と思っていた。ところが、ふと魔が差して、たまには普段なら選ばない絵柄を選ぶとしたらどれにするのかな、と違うのに変えてしまった。家に帰ってから、やっぱあっちにしとけば良かったと後悔したが……。

151024_hirugami_04

そして、やっぱり信州に来たらおやきは食べとかないとね。

151024_hirugami_040

4種類のおやきがあり、ちょっと珍しいナスの味噌漬けが入ったおやきを頼んだ。お店の横にあったベンチで食べていたら、ナスの注文率が高かったようだ。でも人気だけあって確かにおいしかった。

151024_hirugami_012

5、6年前に来たときに、お土産屋さんの奥にあったレストランで食べたカレーがおいしかったことを思い出した。あの味をもう一度と来てみた。しばらく待っていると厨房の方から「チ〜ン♪」という音が2回。あれ〜?どういうこと〜?  残念ながらかつての感動的なおいしさはなくなっていた。残念。

151024_hirugami_051

馬籠をあとにして、中津川ICから長〜い恵那山トンネルを抜けてすぐの園原ICで降り、ヘブンスそのはらにやってきた。カーナビはなぜか「ロープウェイ山頂駅」に行かせようとしているが、それはいくらなんでも違うだろうと看板を頼りに進んだ。時間はすでに午後1時過ぎと遅い時間だったのでラッキーなことに、ロープウェイ乗り場すぐ前の駐車場に止めることができた。

151024_hirugami_060

ここからロープウェイとリフトを2つ乗り継いで展望台近くまで行くことができる。さらにはバスに乗り登山道を歩き、富士見台までトレッキングを楽しむことができる。ただ今回は時間がないので展望台までを楽しむのんびりコース。

この時間は空いていたので、ゴンドラは2人で借し切りだった。とは言え、小さなゴンドラなので10人程度の可愛いゴンドラ。紅葉の木々の間を登ったり下ったり、いくつもの山を通り抜けていく。次々と変化していく景色も最高だった。

151024_hirugami_061

続いて2人乗りのリフトに乗り換える。まるでゆっくり歩くくらいのスピードでのんびりと進んでいく。あ〜、秋の澄んだ空気がおいしい〜!

151024_hirugami_06

続いて4人乗りのリフトに乗り換えた。この辺りに来るとちょっと肌寒さを感じて、フリースの上からコートを羽織った。本当に素敵な景色が続いて、ああ、ここまで来て良かったなあ〜。

151024_hirugami_062

しばらく坂道を登り展望台に辿り着いた。遠くまで見える景色がホントに絶景だ! 雨男の僕なので、今回の晴天は実に珍しいことだったんだよね。

このヘンブンスそのはらは「ナイトツアー」もあるらしい。きっと星も綺麗に見えるんだろうね。いつかまた来てみようと思う。

151024_hirugami_063

車で10分ほどで今日の宿「昼神温泉」にやってきた。

宿の前に流れる阿智川は春になると桜や花桃が綺麗だそうだ。

151024_hirugami_07

宿は離れの部屋になっていて、とても静かだった。さっそくビールをグイッと飲む。プハ〜!

151024_hirugami_081

そして貸切風呂でまったりと温泉に浸かった。昼神温泉のお湯はトロッとしてもの凄いレベルが高い。く〜〜〜〜! 思わず唸ってしまったくらいだ。溜まっていた疲れがどんどん芯から抜けていくのを感じる。ホントにしあわせな気分。

食事前にもう一度、部屋に付いている露天風呂をいただいた。ほんとここは天国だな〜。

151024_hirugami_08

夕食は創作的な料理も多かったのだが、やっぱりお刺身は定番。しかも信州だけあって馬刺しが絶品!

151024_hirugami_09

さらには分厚く焼いた黒部和牛の朴葉味噌焼き。横には松茸がさりげなく添えてあるんだよ。
目に毒なので、これくらいでおしまいにしとこう。

151024_hirugami_10

部屋にもどって、しばらく休んでから、またゆっくり部屋の温泉に浸かった。
翌朝は大浴場にも入ったから全部で6回も温泉をいただいた。温泉大好き!

151024_hirugami_101

宿の入口はりっぱな門構えで、かがり火が焚かれていて、なんとも風情のある宿だよね。

151024_hirugami_102

本当に静かに過ごせる宿。
「いつかまた来たい」と思う宿の1つに加えることにしよう。

151024_hirugami_15

翌朝は昼神温泉から20分ほどのかぶちゃん村という不思議な施設にやってきた。家に帰っていろいろ調べてみると鏑木という実業家が作ったグループ企業の1つらしい。この施設に隣接して温泉施設やバイオ発電施設もあり、農業関連の多くの事業を展開している。

151024_hirugami_11

中に入るとすぐに園内を走る汽車の駅があった。1周を12分ほどで走るらしい。おじさんに「次はいつ出るですか?」 と聞くと「いつでもいいですよ。何ならすぐに出発します」と言われた。いいな、こういうの。1人300円。2人貸切で出発進行〜!

151024_hirugami_111

ほんとに2人だけ。
のんびりと園内を走る。のどかだね〜。

151024_hirugami_12

汽車を降りて、園内を歩いて回る。
ふと、こんな看板が目に入った。「日本で二番目に美味しい味噌汁です」。

店先でお爺さんが威勢良く「飲んでって」と小さな紙コップに味噌汁を入れてくれた。信州味噌でとてもおいしかったよ。

ありがとうございます。と言ってから
「ところで、二番目ということなら、一番はどこですか?」
と聞いてみた。

待ってましたとばかり、
「そりゃ一番はね。うちのお母ちゃんが作る味噌汁だよ」
とニコニコ顔で答えてくれた。奥の方でお母さんがニコニコ笑っていた。「こう言っておけば間違いないよ」って笑いながらお爺さんが話してくれた。確かにそれが一番だよね。

151024_hirugami_13

園内にある紅葉が真っ赤で本当に綺麗だ。

151024_hirugami_14

さらにブラブラと歩いていると、猫を見つけた。近くに行って撫でていたら、お姉さんがやってきて、いつもはお店の中にずっといるから珍しいと言う。猫の名は「たま」。ぼくの家の猫はもう20歳になると言ったら驚いていた。しばらくお互いの猫談義に花がさき楽しかった。

151024_hirugami_16

南信州、秋の旅は本当に楽しい旅だった。一週間後に宿のスタッフから手書きの手紙が届いたが、こういう心遣いが嬉しいね。

151024_map

我が家の居間には日本地図が貼ってあり、旅した場所にニコちゃんマークのシールを貼っている。また1つシールが増えた。

実はこの地図はもともとダーツの旅をやろうと思って、実際に吸盤付のダーツを投げて決めていたこともあるんだよ。でも、まったく当たらない(付かない)ので、今はやっていないが、こういう地図を貼っておくと楽しいよ。

さあ、次はどこを旅しようかな〜。

P.S.
この所、いろいろ余裕がなくて、なかなか無線室にくることがなかった。

151101_ham2

今日は久しぶりに無線を楽しむ時間ができた。最近はデジタルのJT65モードでの運用が多かったので、久しぶりにCWで運用してみた。随分久しぶりなんだけど、すぐに問題なく運用できた。しかも以前より早いスピードで打てたので自分でもびっくりだ。

さらに今日は普段は聞くことがない24MHzのバンドをワッチしてみた。するとフェージング(電波が大きなうねりのように聞こえてきたり聞こえなかったりすること)がある中で、IK4VFDというイタリアの局が聞こえてきた。
すかさずダメ元でコールすると、すぐにぼくのコールサインJA2WIGを送ってきてくれた!!

やったー!イタリアのパルマの局だ。なんと直線距離で9665.7Kmです。これでCWではイタリアの2局目になる。

151101_ham

最近は電波のコンディションが良くないので、久しぶりのDX通信になった。この地球上でほんの一瞬の時間に、遠く離れた日本とイタリアの人間がこうやってモールスで繋がるなんて、本当に奇跡に感じてしまう。

本当に楽しい世界だ。みんなももっとこういう趣味を楽しめばよいのにと思う。パソコンというデジタルの世界も面白いだろうが。こういうアナログの世界こそずっと大切にしていかないとね。そう思う。