「新しい楽しみ」のスタート

今年始めることの第一弾

「この1年は厳しい年だった。でも不思議なんだが、来年はきっと良い年になるような気がしている」
昨年の最後のブログにそう書いた。

そして新年が明け、毎日がとても楽しい。
今年から始める「新しい楽しいこと」が2つもあるからだ。その1つ目がアマチュア無線の新しい楽しみ方が始まること。

それはアマチュア無線の「移動運用」だ。
「移動運用?」
何かというと、家の中から外にでかけてアマチュア無線を楽しむということ。
えっ!? そんなの別に新しいことじゃないけど? とみんなが思うだろう。

移動運用というのはCQ誌で何度も特集が組まれて、いろんな運用スタイルが紹介されている。車で移動してアンテナを設置して、車内で運用ってのが一番多いかな。

高台でロケーションが良かったり、無線局が少ない珍しい地域で運用するのは確かに面白いことだと思う。でも、ぼくにとってはまったく魅力を感じない世界だった。というか、自分が内向的な性格だからなんだろうけど……。

ぼくはFT-817ND(YAESU)という世界的に愛されている移動運用用の無線機を持っている。

でもこれを買った理由は、アマチュア無線のカムバックするには、とりあえず安くて最適だと思ったからなんだね。確かにとても良い無線機だと思う。でもこれを持って外に出かけようとは一度も思ったことがなかった。

それなのに、なぜ「移動運用」を始めたくなったのか。

そのわけは、これ!
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アメリカのエレクラフト社のKX2とKX3との衝撃的な出会いだった。
手の平に乗るほど超小型。超軽量。超高性能。今までにない斬新なデザイン。そしてCWのパドルも本体に取り付けできるなんて凄いアイディアだと思う。

これがあれば、きら〜くに外で楽しんでみたくなる。
といっても、無線をやるために出かけるのではないよ。そうではなくて、たとえば旅行のときについでにカメラを持っていくのと同じで、ついでに無線機を持っていくというイメージだ。がんばって移動運用をするなんてことはしない。だからパイルアップになったら即QRT(笑)。

たぶん、これからはかみさんや息子家族たちといっしょに旅行することが増えるだろう。その時にこれを持っていって、ちょっとだけ時間をつくって、旅行先からオンエアーするという実にライトな移動運用だ。こんなスタイルがあってもいいと思うけどね。それほどコンパクトさというのは重要なんだ。

よし、始めよう!

そう決まると徹底的に調べまくった。まず、そのことからして楽しいのだけどね。
ネットでブログやメーカーから情報を集めたり、YouTubeでどんな使い方をしてるのだろうか。どんなアンテナを使っているのだろうか。外国の無線機をどうやって申請し許可をとるのだろうかetc…。どんどん妄想は膨らむ(笑)。

そして、やっぱり一番悩むのはKX2にするかKX3にするか、どちらを選ぶかだった。機能はKX3の方が上。でも判断材料は、自分のスタイルにどちらが合うかだ。一つひとつ、詳細に調べ考えた。

でも正直いってホントは最初から決まっていて、その根拠を確認する作業だったかもしれないね。決めたのはやっぱりこれ。
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KX2の方だ。
とにかく「小さくて軽い」というのが決め手。HF機なのに手の平に乗ってしまうほどの超小型。重さはたったの370g。ぼくが持っているFT-817NDの3分の1の軽さ。それに1.8Mや50MHz帯はいらないし、CWかデジタル通信のみだから、マイクもいらない、AMもFMモードももいらない。そうなるとやっぱりKX2だなと……。

ところが、この超小型で超軽量の無線機の実力がもの凄いのだ。無線機の評価で世界中から認められている「SherWood Engineerring」でも高い受信評価を得ている。このサイトでは世界中の無線機の受信性能をランキングしているのだけど、123機種の内、KX2と同レベルのKX3がなんと6位に選ばれている。ぼくの持っているFTDX3000でさえ24位だから、どれだけ優秀かがわかるよね。

他にもCWやRTTYのデコード表示機能があったり、省電力だったり、10Wの出力だったりとハイエンド機並の性能なのだ。

大事なのは機能や性能より、どう楽しむかだ

ま、そんな難しいことは置いといて、とにかく「ちょっとだけ気楽に楽しむ」という新しい移動運用のスタイルが、このKX2によって開拓されたのだと思う。

文字で書くとどういうことなのか、なかなか伝わりにくいけど、YouTubeの動画でこんなのがあったのでわかりやすいと思う。

ぼくはこんなふうにマイクは持って話さないし、こんなふうにがんばらないし、CW(モールス)で静かにコーヒーでも飲みながら、のんびりと交信するんだけどね。

のんびり、こんなのもいいなあ……。

ちょっと近くの公園に散歩しながら、こんなふうにするのもいいなあ。

そうか、アンテナもホイップアンテナを使えば、もっと気楽に楽しめそうだよね。いいかも。これも手に入れよう。

このおじさん、楽しそうだよね。いいね。こんなの。

こんなふうに景色の良いところや、気持ちがいいなと思うところで、ちょっとだけ無線を楽しむのがいいと思う。旅行先の山だったり、海だったり、ホテルの部屋だったり。キャンプ場に行ったり、街の公園だったり、いろいろなところでほんとに気楽に楽しめるよね。KX2なら。

さっそく発注した

というわけで日本の代理店エレクトロデザイン社を通じてオーダーした。オプションは自動アンテナチューナー、リアルタイムクロック、専用リチューム電池、チャージャー、アース用専用プラグ。英語が苦手なので全て日本語サポート付にした。CWのパドルはあえて専用のではなくピコパドルを使う。そして別途、スーパーアンテナMPV-1Super Antenna社)、そして収納ケースとしてアマゾンでLoweproのCS-40CS-60も注文した。そしてMFJ Enterprises, Inc.でホイップアンテナMFJ-1840Tも注文した。とりあえず、これくらいにしとこ。

第一歩が始まったとはいえ、実際の運用はリフォームが終わり、引っ越しが終わって暖かくなった3月以降になる。そのための準備として、新しく移動運用の局の申請(今は固定運用なので、2つの局になる)をするところから始める。まだ先は長いが一歩ずつということでその過程を楽しんで行こう。これから少しずつその様子をアップしていくね。