三重へ小旅行に行ってきた

三重へ小旅行に行ってきた

「くぅ〜旨ぁ〜〜い!!」
ここは伊勢のとある旅館、すでにもう喉がカラッカラだった。宿に着き、まずは温泉に浸かる前に乾いた喉を冷たいビールで潤した。そしてこの後、ゆっくり温泉に浸かり、今年一年の疲れを癒やした。やっぱりいいな温泉は……。

実は今回の旅の第一の目的はこの温泉ではない。しばらく会っていない、かみさんの両親の顔を見に行くことだった。せっかくなので、その帰りに伊勢の温泉宿に泊まることにしたのだ。

実家は三重県松阪市飯高町という、奈良県に近い山奥にある地域だ。過疎地域なので暮らすには本当に不便なところだ。食料品を買うのも遠い所にあるし、それ以上に衣服が手に入りにくい。それでこれから迎える冬を前に、両親のためにたくさんの衣服を調達してやってきたのだ。

都会で暮らしていると、全てのものを手に入れるのはごく簡単なことだ。それに近くにお店がなくても、インターネットで何でもすぐに手に入れることができる。そんな暮らしをしている人たちには、この不便な暮らしがどれほど大変なことか、想像できないだろうな。普通に生活するだけでとても大変なことを……。

そして、親というのは、いくつになっても自分の娘が可愛いものだ。だから、まだ元気なうちにできるだけ、顔を見せにいくことは、何よりとても大切なことだとあらためて感じた。涙を流しながら、何度も何度もお礼の言葉を言って喜んでくれたお父さん。その顔が、深く脳裏に焼き付いた。大切なことだなと思う。そして来れてよかったなと……。

宿の温泉にゆっくり浸かったあとは、ベランダから移動運用ということで、7MHzでCWのCQを出してみた。しかし全く反応はなし。聞こえてきた5エリア(四国)の移動局を何度もコールしてみたが、まったく応答がなく早々に閉局した。

夕方6時になり、食事処に向かう。部屋に露天風呂も付いている、ちょっとだけ高級な旅館なので、料理に期待しよう。

お酒は三重の銘酒「宮の雪」をいただく。うまい!

前菜から始まって、いろんな料理が出され、いよいよメインの伊勢エビと松阪牛が出てきた。演出でお皿の周りに敷き詰めた塩からオレンジの炎がユラユラと上って、ますます期待が膨らむ。

そして、一口ほおばると。「お〜〜!ちょ〜旨めぇ〜〜!」
…と言いたいところだったが、まるで違った。

あれ?なんだ?「これ冷たいぞ!」
しかも伊勢エビは小さいし堅い、松阪牛はたったの2切れしかない。しかも冷えてしまって、ぜんぜん旨くもなんともない。(これは言わないとと思って仲居さんに、作り笑いで差し障りのないように伝えた。でも内心は怒り心頭だぞ)

他の料理もいまいちで、期待しただけあって、がっかりして早々に部屋へ戻った。一人3万円を超える宿泊代でこれかと思った。朝食も同じく残念なものだった。

帰ってから口コミを見ると、やっぱりそんなのがゾロゾロ出てきた。これらを見ているはずなんだだけどね。人それぞれなんだと思うが、二度と来ることはないな……。

翌朝は伊勢神宮にお参りに。大勢の人たちが内宮の正宮である皇大神宮に向かって歩く。やっぱり、ここの空気は旨いなあ。

そして正宮へ。この一年、家族みんなが幸せに暮らせたことに、感謝の気持ちを込めてお参りした。いろんなことに感謝する気持ち。いつも大切にしないといけないよね。

今回の土産。宿で見つけた、ちょこんと座る可愛い猫の香炉、表情が素敵だ。そこで我が家にお越しいただくことになった。

さて、今年もあと僅かになった。ほんとにいろんなことがあったけど、お陰さまで終わってみれば、とても良い一年だったと思う。そして来年からは、新しい人生の準備段階に入ることになる。「新しい」という言葉、なんだかワクワクした気持ちでいっぱいになるよね。またブログに書くので見てね!