メメント・モリ

メメント・モリ3曲目にチャレンジ
トミー・エマニュエルの曲は「Windy & Warm」から始めて、「Angelina」をほぼ弾けるようになってきた。とはいえ、まだこれから細部を仕上げていかないと到底「弾けます」なんてことは恐れ多くて人には言えない。だけど、これらの曲を通じて、毎日繰り返して練習していけば、必ず弾けるようになる。これはぼくにとって大きな財産になった。

そして、今挑戦しているのがこの「Only Elliot」という曲。2分ほどの短い曲だ。一見簡単そうにみえるけどすごく難しい。メロディーとは別に、ずっとアフタービートでカットを入れていくのが、簡単そうでできない。

ぼくの練習法
例によってタブ譜は手に入れた。でも、このタブ譜をみて弾ける人ってどれくらいいるだろうかね? ぼくはかえって難しすぎて、何がなんだかわからない。唯一これが役に立つのは、ここの部分の音はどんなふうに押さえているのかな、というのを確認することができる。まあ殆ど使わないけど、持っていると安心という気持ちかな。

とにかく、まずはこの動画を繰り返し何度も何度も観て、目を閉じれば、この曲を弾いているトミーの指の動きが見えるくらいになるまで観る。曲を最初から通して口ずさむことができるくらい聴く。「あ〜、なんていい曲だろう」な〜んて思う。

まずはこの曲のことを充分に知ること、そこから始める。いきなりギターで弾くことはしない。これがいつものやり方なんだよね。他の人は知らないけど、ぼくはそうやらないと前に進めない。

そして、最初の前奏は飛ばして4小節目から練習を始める。それも4〜7小節の4小節だけを繰り返し練習する。もちろんすぐにはできない。できないけど、少しずつ少しずつ、繰り返しゆっくり練習する。でもやっぱりスムーズに弾けない。ここの最初のフレーズで、つまづき、この曲の難しさを思い知らされるのだ。

始めはいつも楽しくない
こういうときに助けてくれる人が、YouTubeにいるんだよねえ。ありがとう、Akiraさん! まるで目の前でこうやるんだよ、って教えてくれるように、丁寧に何度も繰り返し教えてくれるのだ。

だからと言ってすぐに弾けるようになる、なんてことはない。ここは少しずつ繰り返し練習するしかない。最初はすぐに嫌になってしまうので、5分もするとやめちゃう。やめてもいいんだ。楽しくないんだから、無理に続けるほうがかえっていけない。

でも「とにかく毎日の日課にすることで、やがて少しだけどできるようになる」このことは身体が覚えている。この感覚はみんなが知っているあの感覚だ。そう、初めて自転車に乗れるようになった、あのなんともいえない喜びなんだよね。

ともかく第一段階を乗り越えることができた。
そして次の日。あれ〜? 昨日はせっかくできるようになったのに、またできないじゃないか、ちょっとめげる。はい、最初からやり直しましょう〜♪ こんなこともいつものこと。でも、今度は短い時間で弾けるようになるから大丈夫。

原動力
ここまで来るともう楽しくて仕方がない。とにかく少しでも時間があると弾きたくなる。楽しいので次のフレーズに進みたくなる。でも、やっぱり最初は全然弾けない。こうやって、少しずつ前に進んでいくのがギターの練習だ。

その続けられる原動力は「好きな曲を弾けるようになりたい」ということ。「やらねば」ではなく、「これができるようになったらいいな」と思っているから続けられるんだよね。

どこかで発表するわけでもなく、弾けたからといって何の得にもならないこと。でも、それより何より「夢中になれる」自分がそこにいることを知っている。だからなんだよね。

これはどんなことでも同じ。「夢中になれること」をどれだけ人生の中で見つけられるか。「メメント・モリ」、歳とともに、その言葉をいつも思うようになった。

P.S.
それにしても、このギターMaton(メイトン)の音は、本当にいい音だなあと思う。この音を毎日聴けることを、このギターを毎日弾けることを、そしてこのギターに出会えたことを、本当に心の底から、幸せに思う。