サイレントG きみは陰の主役だ

サイレントG きみは陰の主役だ

今日は大好きなギター、メイトンの弦を交換した。年に3回ほど交換している。
言うまでもなく、ギターは弦楽器だから、どういう弦を張るかで音が大きく変わる。アコースティックギターの弦はいろんなメーカーがいろんな種類を出していて、サウンドハウスでも何百もの種類が販売されている。値段も500円くらいから3,000円くらいまでいろんなものがあって、選ぶのが難しすぎるよね。

その中でぼくが長年愛用しているのはエリクサーの弦。エリクサーはNANOWEBと言って弦にコーティングがされている。汚れにくいとか長持ちするとかのメリットがあるけど、やっぱり他の弦よりよい音が長く続くのが一番いいと思っている。

エリクサーの種類は「ブロンズ」と「フォスファー・ブロンズ」の2種類ある。ブロンズは主に銅とスズの合金で80:20の比率になっている。フォスファー・ブロンズは主素材の銅に「リン」が加わる合金だ。若干こちらのほうが高い。

写真の左がブロンズ弦で、右がフォスファー・ブロンズ弦、見た目にはちょっと銅の色に近い。この2つの弦は音が全く違う。ブロンズ弦は「落ち着いた音」、フォスファー・ブロンズ弦は「きらびやかな音」といわれている。なんだか、わかったようなわからないような違いが書かれているよね。

メイトンはもともと乾いた音がするので、やっぱりフォスファー・ブロンズ弦のほうが、晴れ晴れとした明るい印象の音がするので、ぼくはこっちが好きだな。ということで、今日はフォスファー・ブロンズ弦でいこう。

新しい弦に張り替えて、さっそく弾いてみることにした。おお〜! 交換したての音はやっぱり違う。音に濁りがないし、キラキラして輝いた音がする。何でも新しいものはいいなあ、なんて思ったりする。

あまりにも音がよくて気持ちがいいので、この後ずっと30分以上、トミー・エマニュエル、エリック・クラプトン、サイモンとガーファンクル、PPM、吉田拓郎など、いろんな曲を楽しく弾き続けた。

……ということで、ギターの主役のメイトンの弦を交換した話をしたんだけど、実は今日の書きたかったことはサイレントギターの話なんだよね。

一見脇役のもう一本のギター、YAMAHAのサイレントギター。こちらのギターにはダダリオの弦が張ってある。ボールエンドの色がカラフルで可愛いよね。こういう遊び心が大好きだなあ。

サイレントギターは音が響かないので、あまり弦の違いをとやかくいうことはない。柔らかさ弾きやすさが大事なので、ダダリオの弦が丁度いいなと思っている。

さて、この一見目立たないサイレントギターは、確かに脇役なんだけど、正直言ってこのギターを持っていたからこそ、ギターの練習が好きになったし、上達できたと言っても過言ではない。だから「脇役」などと言ったらバチが当たると思っていて、このギターを作ってくれたYAMAHAさんに感謝状を贈りたいくらいだ。

おおもりさんが、このサイレントギターのことを、わかりやすくレビューをしてくれているので、参考までにどうぞ。

ちょっと補足すると、このサイレントギターは、エレキギターに似てるけど全く弾き心地が違う。だからエレキギターはアコースティックギターの練習用には使えない、見た目は似てるけど、全く違う楽器だと思ったほうがいい。なので、このサイレントギターを持つ価値があると思っている。

たしかに、メイトンギター、その前はカワセのマスターだったり、ギルドだったり、それぞれがとても良い音がする。まさに主役と言えるギターだ。でも夜にはあまり弾くことはしない。まわりの迷惑になるからだ。

弾いたとしてもちょっと遠慮がちになる。遠慮しながら弾くとよい練習にはならないよね。ところが、サイレントギターはそんなことはない。夜に弾くときでも気兼ねなく弾ける。

じゃあ昼間ならメイトンを気兼ねなく弾ける、と思うよね。ところが、ぼくは違う。何度も繰り返し弾いているのを、あまり人に(家族でも)聴かれたくない。これは他の楽器でもいえることだよね、人が練習をしている音って、正直言って耳障りだと思うよね。

でもこのサイレントギターなら、そんなことを気にすることなく、自分が弾きたい時に弾きたいだけずっと弾いていてもいい。それができたからこそ、ぼくはずっとギターを楽しめたし、上達することができたと思っている。ギターが旨くなりたい人にはぜひサイレントギターをすすめたいなと思っているよ。

さて、今練習している「Only Elliot」は始めたのが1ヶ月ほど前なんだけど、このサイレントギターのお陰で、思ったより早く弾けるようになった。

この曲の練習を始めたときに、とても早いテンポでいろんなことをやっていて、こんなの難しくて弾けないやと思っていたんだ。でもサイレントギターのお陰で、繰り返し練習することができた。ホントにこれは持ってて良かったなと思っているよ。

それに、このサイレントギターはエフェクターやアンプをつなぐと、脇役どころか一気に主役に転じることができる優れものなんだよ。凄いよね。

ということで、ぼくはメイトンとサイレントギターの2本を使い分けて、これからもずっとギターの練習をしていこうと思っている。先を急がず、じっくりのんびり好きな曲を練習していくのだよ。楽しいよ。ギターって!

P.S.
ちなみに、ぼくはメイトンの方だけ、使用後4〜6弦を半音〜1音だけ緩めている。緩める派、緩めない派、それぞれ言い分があるらしいけど、ぼくはソリとかのことよりも、ちょっと休んでていいからね、という気持ちでやっている。