初めての鉄道ジオラマ作り(その8)

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自宅内移動運用だと?

3Dプリンターの購入候補を変えた

KX2 + MFJ-1708B SDR  + SDRP...

アマチュア無線免許「有効期限切れ」について

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バーレーンってどこだっけ?

大切なのは失敗を楽しめるかどうかだ

帆船模型を作るのだ

初心に帰ろう

KX2用のコンパクトアンテナ「AX1」

腰痛が回復したのでギターの練習を再開した

ギターを弾くのに爪はいるの!?

ノートパソコンにFT8のセットアップ完了!

無線機たちに もっと愛を!

いつも心に “メメント・モリ”

夏は花火だ

初めての鉄道ジオラマ作り(その13)

わが「物作り人生」

弦高の調整を自分でやってみた

ピアノの練習を始めた♪

久しぶりのEスポ体験ができた

また振り出しに〜♪ いやステップアップなのだ。

秋のデンパークに行ってきた

なんとか ここまで来られたよ♪

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我が家の可愛い花たち

Zショーティー・ジオラマ作り(5日目)

ぼくの電波は北米へ9,716.1 km飛んだ

VN-4002の収納ケース

IC-705の審査終了!

初めての鉄道ジオラマ作り(その20)

退化していくApple

ぼくの知らないうちに・・・

西浦にボーッとしにでかけた

JR岡崎駅にストリートピアノが設置された

強制ギブス法だと?

KX2が届いた

初めてのアクアリウム日記(その2)

アパマンハムのFT8運用動画をアップした

KX2 + Win4k3 + SDRPlay + CW...

初めての鉄道ジオラマ作り(その12)

KX2の審査終了

スライドショー「ジュピター号の製作(その1)」

幸せな生活のための貴重なレッスン

AX1のSWRを調整する(その3)

また部屋の改造をしたくなってきた

愛する家族、孫たちと過ごしたいものだ

伊勢に行ってきた

アクアリウムを始めて7ヶ月がたった

前照灯の取付け完了!

3年後に〇〇〇を弾けるようになろう

自分は奇跡的な出会いでできている

「セウタ」ってどこ?

まだ未開拓のKX2

デンパークで秋を感じてきた

妄想がこうなった。そして……。

ジュピター号の製作開始

VSWR計製作キットQPM-01が届いた

移動運用のベースキャンプをみつけた

今日はサモアと交信できた!

フリード・プラス 改造計画

アマチュア無線の運用で最も重要ものは何だろう

さあ、作るぞ〜!

アクアリウムは理論より実践じゃないかな

定年おじさんの「夏休み自由工作」

仕事場のリニューアル完了!

初めての鉄道ジオラマ作り(その5)

定年退職後はホントに好きに過ごしていいのか?

楽譜の編集をしてみた

妄想が始まった…

おお、もう桜が咲いていた!

ぼくの仕事場のリニューアル

ガラスペンでお絵かきしてみた♪

FT4の初体験

FT-817 復活作戦・なぜかDCプラグが使えない問題

昇圧コンバータで送信出力を上げる

AX1用のキャパシティキャップを作ってみた

セットアップでエラーの連続だぜ (-_-;)

蒲郡クラッシックホテルの「つつじまつり」

毎日の積み重ねが大事

ついにリーチがかかったぞ!

パラレルモードの一日

I LOVE CW ♡♡

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Instagramを始めた

今度こそギターの復活かな

メイトン専用 カポ !?

「SCARM」というソフトを使ってみた

新しい時間割で過ごした一日

定年退職し、半年たって気がついたこと

トミー・エマニュエルに教えてもらったこと

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「楽しむ」ということ

今日はアンテナを交換した

4月8日は「アクアリウム記念日」

初めてのアクアリウム日記(その5)気になっていること

キャンプに行きたいのだ

プチ移動運用

FldigiでCWのデコードを試してみた

自作PCが完成したぞ!

春よ来い!

あなたへチューリップの花束を贈ろう!

カムバックまでの道のり(アパマンハム)

ギター

フジゲンというブランドは 知らなかった

このところ、やっと涼しくなってきて、熱いコーヒーがおいしいなと思うようになった。今日は特に自分で焙煎したコーヒーの旨さが心に染みるねえ〜。

さて、この話の始まりはこの1本の動画からだった。イギリスのポーツマスに住んでいるジェフ・リーブスというオジサンが、ギター1本でいろんな曲を弾いている。

このギターサウンドにぼくはすっかり魅了されてしまったのだ。それに動画の背景や衣装とか、選曲とか、マジでお気に入りになった。それにこのジェフさん、渋くてカッコいい!

で、このアパッチという曲を聴いて、ぼくはベンチャーズのことを思い出した。ぼくの中学高校時代はベンチャーズが全盛期で、たくさんのレコードを聴いていた。時々アコースティックギターでコピーもしていた。

実際にバンドを組んでいた友人もいたが、さすがにそこまでは考えられなかった。むしろ、ぼくはサイモンとガーファンクルのコピーに明け暮れていたからね。(アンジーとか…)

今から8年前にさかのぼるけど、隣町の幸田町にベンチャーズのツアーが来るということを新聞で知って、すぐにネットからチケットを購入した。

会場に入って驚いたねえ。3列34番。この席は端っこの席なので、3列目は前の席がない。つまりステージが目の前の席だった。僕の目の前には見上げるほどの超大型PA(スピーカー)2基がどど〜んと置かれている。ということは? ひょっとしてひょっとする??

まさか。。。

そのまさかと心配していたことが開演直後に起こった。

大、大、大、もう一つおまけに「超巨大な音の塊」がぼくの耳の鼓膜を揺さぶった。もう凄いのなんのって、大好きなベンチャーズサウンドが、本来なら心地よいサウンドが、まるで地獄のような修羅場と化した。

いつまで堪えられるだろうか。いや、きっと慣れるに違いない。そういうもんだ。人間の耳は順応するもんだ。きっと。と言い聞かせるも、すでに鼓膜の領域を超え、脳ミソの奥までその響きがかき回し始めた。このまま最後まで堪えられるのか。その前に意識を失うのか。

そして45分経過。何と天の恵み!神様はぼくに助けをくれた。
15分の休憩が入ったのだ。速攻トイレに向かい。トイレットペーパーを丸め、水道水に浸け、簡易型耳栓を作った。右に2個、左に2個、ギュッと押し込んだ。やった、これはヒット作だ。そして後半が開演した。

ははは、やったぜ! りゅうちゃん!
この耳栓効果のお陰で、後半は本当に楽しく聴けたよ。リードギターのジェリー・マギーがぼくの目の前までやってきて、笑顔いっぱいで弾いてくれた。

ぼくの目を見ながら
「どうだい? 楽しんでるかい?」
とでも言うように、微笑んでくれた。わ〜、感動で涙が出そう。(;_;)

本当に感動的なステージにぼくはすっかり酔ってしまった。やっぱりベンチャーズは最高だ。そして、コンサート終了後、会場を出たぼくに、一つだけ、とてもやっかいなことが待っていた。

それは何かというと、耳の穴に押し込んだ耳栓の2つ目が、奥に入り込んで取れない。どうやっても取れないのだ。仕方がなくそのまま聴力ゼロに近い状態で家に帰って、かみさんに取ってもらって事なきを得た。

かみさんに「ばっかじゃないの」と言われた。確かにそうだ。これは面目ない。でも、あの窮地を救ってくれたのは、この特製耳栓なのは間違いないのだぞ。ふ〜、とにかく、ホントどうなるかと思ったが、まいいか (-_-;)

そして、ぼくはこの「ベンチャーズ/ギター・カラオケ」という本を買った。付属のCDにはリードギター抜きのバックバンドの演奏が入っていた。この当時にはすでにサイレントギターを持っていたので、エフェクターを使ってエレキギターの音が出せる。

もちろん楽譜が載っているので、練習をすればベンチャーズの曲をバンド演奏ができるというわけだ。面白いよねえ。でも結局仕事が忙しくて、殆ど手を付けずにそのまま眠っていた。

それが、この最近の流れで、ぼくはまたこの本を探し出して、練習し始めたのだ。これがなかなか楽しいのだ。

エレキギターがなくても、サイレントギターからエフェクターを通すことで、まるでエレキを弾いているような音が作れる。でもやっぱりエレキギターではないんだよなあ〜。

このジェフの動画を観るたびに、いいなあ〜、こういうの弾きたいなあ。まるで催眠術にかかったように、だんだんぼくはスクワイヤというエレキギターが欲しくなってきた。このスクワイヤというのは、フェンダーのブランドの一つで、低価格帯のものだ。だからサウンドはフェンダーになる。

このラインナップの中で、ぼくはこの「Classic Vibe '70s Stratocaster Natural」がいいなと思っていたのだ。値段も5万円前後、これなら無理なく始められそうだ。

そんなことを考えていた時に、メイトン姫の引き取りの日を迎えた。せっかく島村楽器に行くなら、そのときにエレキギターのコーナーに寄って、スクワイヤを試奏させてもらおうかなと思った。

対応してくれたギタースタッフに
「ベンチャーズのコピーをやりたいんだけど、5万円前後のを探してるんだ。スクワイヤ(フェンダー)がいいなと思ってるんだけど、どうかなあ?」
と伝えた。

すると意外な答えが返ってきた。それはスクワイヤは東南アジア、中国などで作られていて、正直言って、最初はわからないけど、長く使っていると問題が起きてくることが多いという。

同じ価格帯だったら「日本製」がおすすめだという。使っているパーツや加工精度のレベルがやっぱり違うという。そしてこの「フジゲン」というメーカーのことを教えてくれた。ぼくは全く知らなかったけど、この会社はとても品質が優れていて、長く使っていても問題になることが少ないという。

ぼくはブランドの知名度のことは特に気にしなくて、自分の基準で、弾きやすさと、音と、デザインが気に入ればいいだけだった。さっそく試奏させてもらった。めちゃくちゃ弾きやすい。音もいい。

お店を後にして、やっぱり詳しいことは知ってる人に聞いてみるもんだなと思った。もちろん最後に決めるのは自分だ。少し考えてみよう。

家に帰ってから、気になっていたフジゲンというメーカーのことを調べてみた。この会社のホームページから、長い歴史の中で培ってきたスピリットが伝わってきた。素晴らしいじゃないか。ぼくはすっかり気に入ってしまった。

さらに、この動画を観ながら、やっぱり日本のメーカーというのは、世界でも最も優れた技術と、きめ細やかな配慮が他とは違うと思った。ぼくも日本のメーカーの端くれだけど、同じ精神が流れている。

よ〜し、いろんなことを考えると、このフジゲンのFGN JST7で決まりかな。

な〜んて妄想が膨らんでいく。妄想というのは困ったものだ。歯止めが効かない。しかも、どんどんこれを現実に近づけようとするのだ。でももう一人のぼくが抑えを効かす。

今はフィンガースタイルを楽しんでいるんだろう? それに他の趣味もいっぱいあって、時間がいくらあっても足りないじゃないか。

「うん、たしかにその通りだ!」
確かにメイトンが帰ってきたばかりじゃないか。練習したい曲がいっぱいあるぞ!

でも、もう一人のぼくが言う。
「そうは言うけど、今やりたいことをやらないで、いつやるの!?」
やりたいことを、やれるときに、やれるだけやったらいいじゃないか。

たしかに、その通りだ。う〜ん、どちらの言うこともわかる。

ということで、人生というのは、こういうことの連続なのである。その結果がどうであれ。自分が考えた結果に従って進む。それでいいのだ。

しばらく、考えることをやめて、いつものように「潜在意識くん」に引き渡しすことにしよう。彼がきっと素晴らしい答えを導き出してくれることだろう。

P.S.
その後エレキギターを買うことになったが、選んだのはフェンダーだった。「我が家にフェンダーがやってきた」にそのことを書いた。

 

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