アマチュア無線

FT8は釣りに似てるなあ

FT8は釣りに似てるなあ

仕事から帰ってすることは、まずパソコンを立ち上げて、無線機関連の電源を入れ、FT8を起動することから始まる。

そして、モニターを見ながら、今日のようすを眺めるのだ。このときに今日は期待できそうもないなと思ったら、全ての電源を落としてやめる。残念ながら、最近はこういうパターンが多い。相変わらずコンディションは悪い。

ところが今日は、ヨーロッパ方面が開けていて、ほぼ全域から飛んでくる。モニターを見ながら、ふと釣りのことを思い出した。そうか、これは「魚群探知機」みたいだな。これを見るだけでその釣り場のようすがわかる。

それでもぼくは、ここに映っている魚じゃなく、狙った魚を探している。つまり、交信したことがない国を探しているのだ。過去に交信した国はあえて避けて、未開拓地域のみを狙う。

しばらくワッチを続けると「SV2BRA」Greeceが見えた!おお〜!狙っていたギリシャだ。ここはまだ交信できていない。ずっと待ち焦がれていた国だ。

さっそくコールするけれど、向こうの電波が弱い。まるで魚釣りのように、何度も繰り返し投げて、小さな当たりを待っているかのようだ。もちろん諦めずに繰り返しコールを続ける。

このPskReporterを見ると、ぼくの電波は、かなり遠くまで飛んで行っているのがわかる。ギリシャにも届いてると思うんだけどなあ。結局その後、30分ほどワッチを続けたけど、そのまま聞こえることはなかった。残念だけど諦めよう。

でもこれはよい兆候の印だと思う。以前も8J1RL局(南極昭和基地)と交信することできたのも、その数日前から、この電波を受信できたことから始まった。とにかく諦めずにワッチし続けることしかない。ワッチこそが基本だ。

ぼくはこんな広い世界を相手に無線を楽しんでいる。考えてみたら、これは凄いことなんだと思う。たとえ短い時間かもしれないど、こうして世界中のアマチュア無線家が、お互いの電波を通じて交流をしあっているのだ。

「こんにちは!」「あなたの電波のレポートを伝えます」「こちらのレポートも送ります」「ありがとう、さようなら!」こんな短いやり取りだけど、心はつながっていると感じている。本当に素晴らしい世界だと思う。ぼくは一生この趣味を続けていこうと思う。

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