わが家の漏水対策のため 部屋を空っぽに
これはぼくの部屋のクローゼットですが、空っぽです。でも引越しではないですよ。あくまでも漏水対策工事のための前準備です。これから漏水対策工事が始まります。
これはリフォームのときに撮影しておいた配管の写真ですが、これがあったことで、どのように作業を進めるかがとてもわかりやすかったと言われました。よかったです。
まずは室外の給湯機器とつなぐ配管がある、壁の部分をくり抜きました。ここから先の分岐部分まで、浴槽の横の部分を開放して新しく配管しなおします。
こちらが浴槽の奥の分岐部分ですが、ここで新しい管に接続しなおします。そしてここから先の洗面所、キッチンはすでに新しい管になっているので、工事はここまでです。
壁の部分をふさいだのち、パテで埋めてから、新しい壁紙を貼り付けて完了です。後で確認しましたが全くの新品同様になっていました。さすがプロですね。
これで無事工事が完了したので一安心ですが、全て安心というわけではありません。
今後、我が家の下の住人には迷惑はかかりませんが、上の階の住人は工事をしないという業者の話でしたから、わが家が被害者になるかもしれないということです。
問題意識が低すぎる住民たち
「我がマンションの漏水問題の現状」で書いたのですが、その後も漏水対策の申し込みは0軒でした。「30軒中 4→ 6軒、たったの 13.3 → 20%」しか対策が行われないという現実です。
さらにこれは偶然とは思えないんですけど、このマンションは3列ですから、一列で10軒になりますが、その対策済みの4軒は全てぼくと同じ縦列の世帯なんです。
つまり、ぼくが住んでいる部屋の列だけをみると「10軒中4軒の 40% 」(→ その後「10軒中6軒の 60%」になりました)が対策済みなのです。
いやいや、これでもまだ半分以下なんですよ。(→ なぜかこの列だけ60%なんですよね。なんででしょうか?)
ということはですね、他の2列の20軒は「 0%」なので、全く未対策ですから、今後漏水が頻発して大問題になって、初めて思い腰を動かすことになるでしょう。
しかも被害は自宅だけでなく、むしろ下の階に及びますから、下の階に「多大な迷惑をかけてしまう」のに、という低い問題意識です。ぼくには全く理解ができません。
その結果、予想より何倍もの費用がかかって、結局はマンション保険の補償額を超え、支払いが多額になってしまうのにです。考えたらわかるのに、考えようとしないんですね。
ぼくの予想割合
ぼくは長年このマンションに住んでいますし、理事長なども経験していますので、ここの住人がどんな人たちなのかは大体わかっています。
ぼくの予想ではこんな割合だと思います。
・そんなことあるわけがない、業者のいいなりだろ! ⋯⋯ 7%(実際にいる)
・すでに水漏れ問題が発生し、保険で修理した ⋯⋯ 7%(対策済み)
・やりたいけど、その金銭的な余裕がない ⋯⋯ 10%(難しい問題です!?)
・すでに対策済み ⋯⋯ 13%(わが家を含めて4軒は対策済み)
・他で問題が多発したら初めて考える ⋯⋯ 63%(問題の先送り型)
結局自分の所に火の粉が飛んできたら、慌てて動くという人が6割もいるということです。
⋯⋯でもね、そうなってからぢゃ、遅すぎるんだよーって思っちゃいます。これぢゃ被害にあうかもしれない家は、まるでロシアンルーレットぢゃないかと⋯⋯。
ホントにやれやれと思いますが、トランプ大統領のように、何事も強引にとはいきませんからねえ〜。ホンマにも〜 😤




