今日は久しぶりに14MHz帯のFT8を運用した。コンディションはあまりよくなさそうだけど、遠く北米、オセアニア、ヨーロッパまでぼくの電波は飛んでくれた。
短い時間だったけど、国内の8J8RAN(室蘭市開港150年・市制施行100周年記念局)を始め中国、アメリカの無線局全6局と交信できた。そしてこれで愛するFTDX3000と最後のお別れとなった。
ブログのタイトルでおわかりかと思うけど、この「FTDX3000D」といよいよお別れすることになった。ぼくが8年前にアマチュア無線のカムバックをしてからずっと愛用してきた愛着のある無線機だ。
特に調子が悪いとか何かがあったわけではない。すでに生産終了となった機種だけど、受信性能も優れているし、いまだに現役バリバリでCWやFT8で充分に威力を発揮してくれている。この無線機のお陰でDXCCも達成することができた。
しいて言えばデカいので使わない時にデスクが狭くなる。それにやっぱり操作性が悪すぎる。使いたい機能にすぐに辿り着けないとか、マニアルをみないとわからない。いやそれどころかマニアルをみてもわからないとか。(単に頭が悪いだけ)
とはいえ、これらが不満で買い替えようとは思わなかったし、このまま大切に使えるだけ使っていこうとも思っていた。それでも新しい無線機に替えることにしたんだね。
その一番大きな理由は、予定より早めてこの年末で会社を休業することに決めたこと、さらにもうすぐ9月3日に誕生日を迎えるので、これまでがんばってきた自分へのご褒美と、新しい人生のスタートのために新しいのに変えようと思ったんだね。
そこで選んだ新しいトランシーバはこの「FTdx10 (100W)」だ。やっぱり八重洲のデザインが一番好きというのが大きな理由だ。この操作ダイヤルもディスプレイも実にカッコいいではないか!それに抜群の受信性能の評価が決め手だった。
世界のトランシーバの受信性能比較を行っているサイト「Sherwood Engineering Inc」ではFTdx10が堂々の3位になっている。ちなみに1位はFTdx101だ。
実は去年までは「FTdx101」の予定だったけど、アクアリウムに予想以上のお金を使ってしまったので断念した。でも今思うとこのトランシーバはぼくにはあまりにも高スペックすぎるので、そこまでの機能を必要としないからむしろ良かったかも。
それでもFTdx10はFTdx101の基本設計を踏襲しているので、スペックとしてはかなりグレードが高い。そして今までより幅で10cm、奥行きで5cmも小さくなるのが嬉しい。
YouTubeには多くの特に海外でのFTdx10関連の動画があるんだけど、このピーターさんの解説はわかりやすい。今まで操作がわかりにくかったメニューがひと目でわかるようになったこと。その他とても優れていることが多いとコメントしている。
さて、今使っているFTDX3000だけど、ぼくの部屋が広ければこのままを残すだろうけど、残念ながらその余裕はない。だから新しいトランシーバの購入と同時に下取りに出すことにきめた。
ぼくの新しい人生を8年間ずっと支えてくれた、愛着のある無線機とお別れするのは少し寂しい気持ちもある。しかし新しいモノを迎えるということは、今までにない新しい世界が広がるという楽しみでもある。
さあ、新しいトランシーバが届く前に、免許の申請に取りかかることにしよう。この大の苦手な申請手続きが、無事すんなりいきますように。。。それとマニアルをダウンロードして今から使い方の勉強をしよう。