ここは会社から徒歩5分もかからないほど近くの乙川。ここで毎年3月の始めに、80本ほどの河津桜が一斉に満開を迎える。どこよりも先に春を感じられる場所だ。
今日は風が強いものの春のような暖かい日になった。ひょっとして開花しているかもしれないなと思って、散歩がてらここまで歩いてきた。
ここに立ってずっと向こうまで見渡してみたけど、咲いているようすは見られない。まだ早かったかなあ。
しばらく歩いていくと、こんなにツボミが膨らんでいる木があった。もう、あとちょっとだよね。「あ〜、早く咲きたいよ〜〜〜!」そんな叫びが聞こえてきそうだ。
長くて辛い冬を乗り越えて、こうやって毎年必ず芽を膨らませて花を咲かせる。自然って凄いよねっていつも思う。
さらに歩いていくと、あったぞ。何でも一番になりたいやつがいるもんだけど、こいつはその一番らしい。もう他のツボミたちも膨らんでいるね。
さらにもう少し歩いてみると、ここにもまだ一番になりたいやつがいた。笑
こういう目立ちたがり屋っていうのはどこにでもいるもんだなあ。でも、たしかに存在価値はある。君はりっぱだよ。ありがとね!
その先を歩いてみたけど、結局咲いてるやつは他にはいなかった。わずかでも咲いている桜たちに会えてぼくは嬉しかった。いよいよもうすぐだね。
この写真は去年の3月始めのものだけど、こんなふうに堤防沿いにずっと満開の桜がもうすぐ観られる。その日を楽しみにしよう。
そして、やっぱりこういう時に聴きたい歌が高田渡の「酒心」だな。春のお酒はたまらない♪ 酒飲み族はたまらない♪ この気持ちぜったいよくわかる。笑