「前回」のブログで実物大のボードを作ってレイアウトを考えたら、イメージが広がって「迷路」から抜け出せたと書いた。
そしてスケッチを描いてみたら意外に楽しい。これからもっとたくさん描いて、さらに3Dのスケッチにという流れができてよかったね。
そしてスケッチだけじゃなく、実際にレールを敷いて機関車を置いたらもっとイメージが広がるかも。やってみると、たしかにその通りで、Zゲージはとても小さいので、思ったよりスケールが大きなものが作れそうな気がしてきた。
そして、これを家に持って帰って自分の部屋に置いてみた。
あれ、なんか変だな。(-_-;)
理由がわからないけど、何かひっかかるものがあった。実際にあらかじめ寸法を測って決めたから、もちろんこのスペースにちゃんと納まる。(椅子は撤去する)
しかも可能な限り、バリエーションを広げられるようにと「L字型」にした。それにクローゼットの開け閉めができるように、キャスターを付けてこちら側に移動もできる。
でもなんか変だなあ。どうしてだろう?
向きを変えて、部屋に入ってすぐの所から見てみた。
やっぱりこの「出っ張り」に違和感を感じてしまう。なんでかわからん。そうか、これは風水的にいかんのだろう。そうとしか考えられん。(-_-;)
おぬしは風水がわかるのか? いやわからん。でもわからんけど、そういう気がした。それなら、この出っ張りをなくしてみたらどうなるかな?
そこで、出っ張りをなくしてみると……。
ふつーだ。どこにでもあるただの長方形。でもスッキリしているのは間違いないよね。
向きを変えて、こちら側から眺めてみる。
あの出っ張りの違和感はなくなったね。自分の気持ちがうまく説明できないけど、とりあえず直感を信じて、迷わずこちらの方向に進んでいくことにしよう。
さて、これは最初から考えていたことなんだけど、レイアウトの台は「高さを変えられるようにすること」、そして「キャスターが付いていて、動かせること」だった。
DIYでレイアウト台を作る人が多い。というか殆どの人がそうしているんだけど、ぼくは市販のものを利用するつもりだった。
そのためにいろんな「昇降式のテーブル・デスク」を調べている。電動式がベストなんだけど、テーブルの大きさ、そして高さなど条件にピッタリ合う候補は多くはない。
その中から選んだのがこの「昇降式デスク」だ。
電動式ではないけど、ガス圧式でワンタッチで高さが変えられる。それに作りも頑丈そうだ。サンワサプライ製なんだね。
高さは77.5cmから117.5cmまで変えることができるのがいい。
なぜ高さを変えるようにしたいかというと、見る角度によって景色が変わるからだ。それにジオラマ製作時には立ったり座ったりして、楽な姿勢で作業できるのがいい。
そして、このテーブルの大きさは幅120cm、奥行き60cm。最初は幅100cmのものを使うつもりでいた。でも長方形にしたのでこの120cmにして、レイアウトも幅を110cm → 120cmに変更しよう。
それに形を長方形に計画変更したことで、出っ張りの部分の足をどうするか考えなくてすむので助かった。
こうして、段ボールの大きさも120cm × 60cmに作り変えてみた。これは最初に買った「天賞堂 Zゲージ 80011 Premium Z スターターセット C62 」なんだけど、これを置いてみると……。
こんなふうになる。
おお〜、とても広いスペースじゃないか。幅を10cm広げたことで面積が1割も広くなった。これだけのスペースがあればいいものができると思う。
というわけで、振り出しに戻った。
手の中でふれば〜 また振り出しに〜♪ 戻る旅に〜 陽が沈んでいく〜♪
いや、まだ始まったばかりじゃないか。振り出しではなく、次のステップに上がったと思えばいい。
形を変えたので、今度はできるだけ立体的なレイアウトにして、3Dでの変化が楽しめるようにしたい。鉄道模型作りというのは、こうして試行錯誤を楽しんでいけるのがいいことじゃないのかな。