伊豆旅行にでかけた。
昨年の秋に結婚式をあげた長男夫妻といっしょに4人の楽しい旅だ。残念ながら次男夫妻のところは、年明けに赤ちゃんが生まれたので、今回はパス。
ぼくの会社は今年から月に一度、金曜休みの日を作り3連休にすることに決めた。だからゴールデンウィーク前の金曜日はどこも空いていたよ。これはいいなあ。近い将来、週休3日の会社にしたいと思っている。
今回は長男の運転なので楽ちんだ。旅のスケジュールも全て任せたしね。天気は雨男のぼくだったが、幸いにも良い天気に恵まれた。なので気分も軽い。
まずは、「日本最長 三島大吊橋 スカイウォーク」に立ち寄った。高所恐怖症のぼくだが、今回は気持ちに余裕があった。こんなふうに真下の写真も撮れたしね。(でも腰が引けてるぞ)
高さ70mもある真下の景色も撮れたしね。(足が震えてるぞ)
でも富士山はまったく見えなかった。残念だなあ。というか、富士山というのはそもそも全体が見える確率は意外に低いのだ。夏場なんか20%未満なんだって。だから全体が見えないのが普通と思っていい。(ま、そういうことにしとこう)
この観光地は他にもいろいろ楽しいので、HPにある動画を張り付けときます。
夕食はお腹を空かして臨みたいので、早めの昼食を取って、次の目的地に向かう。「伊豆の国 パノラマパーク」はロープウェイでかつらぎ山(標高452m)まで一気に登れるる。4人乗りの小さなロープウェイだから、かなり揺れた。婿の嫁Aちゃんが、ぼくより重度の高所恐怖症だと判明した。笑
空中公園には予想外の「足湯」があった。こりゃいいわいとゆっくり浸かる。あ〜、ここでビールを飲みながらのんびりできたら最高なんだがな〜。
この景色を眺めていると、心が洗われるような気がする。あ〜なんて気持ちがよいのだろう。
しかし、肝心な富士山だが、やっぱり見えない。うっすらと裾野は見えるのだが……。
晴れたらこんなふうになるよ、というポスターを見つけたので、これを張っておこう。
再びロープウェイで下って、今夜の宿、西伊豆の土肥温泉に向かった。
泊まるのは独立した8棟だけの離れ家宿だ。このうち2棟を予約している。
ここは少し小高い所にあるので、見下ろす感じで海が見える。
静かだ。ほんとにのどかだ。うぐいすのさえずりと風の音くらいしか聞こえてこない。
まずは、ビールを飲みながら、テラスでくつろごう。
向こうに見えるのが部屋についている露天風呂。早く入りたいが、ま、急ぐな。この静かな時間をゆっくりのんびり楽しもうではないか。
のんびりした後は温泉にゆっくり浸かり、日頃の疲れを癒した。やっぱ温泉は最高。今回は全部で5回しか浸からなかったが……。
風呂からあがり、ゴロンと畳の上で横になろうとした時、ふと、こんなものを見つけた。
ぬり絵だ。
下絵は東海道五十三次の日本橋。「大人の塗り絵」のことは知っている。本屋にいっぱいあって、いつもこんなの何が面白いのだろう?と横目で見ていた。ただの塗り絵じゃないかと……。
ま、ちょっとだけ試してみようかなと塗ってみた。ところがやめられないのだ。とにかくなぜか面白くて止まらないのだ。ただ、色鉛筆と水筆を使って色を塗っていくだけなんだけど、やめられない止まらない。まるでかっぱえびせんみたい。
結局1時間ほど、夕食前まで、ただひたすら夢中になって塗り続けてしまった。こんなハズではなかったのにと思ったが、それほど面白かったのだ。
自宅に帰ってから、もちろん買っちゃったよ「ステッドラー 水彩色鉛筆」。宿にあったのは36色だったが、物足りなかったので60色を買った。これで新しい趣味が増えたぞ。旅ってこんなことがあるから楽しいんだよね。
夕方6時、夕食は静かな個室に案内された。なぜこんなに早いのかというと2時間の食事時間だからだ。普段これだけゆっくり食事をすることはないよね。
まずは、旬のホタルイカが出された。さすがに新鮮なだけあって、まったく臭みもなく、とろりとした食感がたまらない。ビールも旨すぎるぞ!
目の前には、選び抜かれた日本酒のぐい呑みが4つ置かれていた。
なんと、大好きな「醸し人 九平次」もあるではないか。思わず嬉しくて顔がくしゃくしゃになってしまった。日本酒っていいな。
このブログで、いつもは、次々と運ばれてくる。おいしい料理の数々を写真に撮ってここに張り付けていたが、今回はなし。2時間という食事の間、まったりと楽しく過ごすことができたので、その思い出をしっかりと心の中にしまっておきたいと思ったからだ。
とにかく、この宿はほんとに静かで、他の人とも会うことはないし、話し声も聞こえてこない。満室なのにね。よい宿を見つけることができてほんとに良かったなあ。
翌日は堂ヶ島へ向かった。堂ヶ島といえば遊覧船「洞くつめぐり」で有名だ。
すごいね。自然って。
これもサイトで見つけた動画を張っておくね。
昼食は少し遅くなるが「沼津の魚市場」まで移動して取ることにした。10年以上前にある外車の情報誌の取材依頼を受けた時に立ち寄ったのがこの魚市場だった。その当時とまったく変わらない活気があって楽しかった。市場好きにはたまらない場所だ。
そして、ここに来たらやっぱり海の幸をたっぷり胆嚢しなくてはね。ということで、「かねはち」の行列に並んだ。魚市場ならではの豪華さにほんとに驚いたねえ。おいしかったねえ。
そして今回は運転しなくてよいので、遠慮なくビールをグイッといただくことにしよう!プハ〜!
久しぶりの旅だったが、家族といっしょの旅は本当に楽しいものだ。孫がもう少し大きくなったら3家族いっしょに旅行することにしょう。ぼくは良い家族に恵まれてしあわせだ。楽しいことがこれからいっぱいあるな。本当にしあわせだな。