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かみさんの実家に行ってきた 涙の一日

コロナも落ち着いてきたようなので、2年ぶりにかみさんの実家(三重県松阪市飯高町という山奥)に行ってきた。電車とレンタカーを乗り継いで片道4時間の旅。

いつ来ても変わらない景色。……と言いたいところだが、このあたりの田畑の持ち主たちはすでに亡くなっていたり、高齢化のために殆ど使われなくなってしまっている。

向こうの山の麓には櫛田川というかつての清流が流れるが、ダムができたため水が濁り、昔は鮎がたくさん釣れたのに今は殆ど釣れなくなってしまった。

道路の手前の田畑も今は太陽パネルが設置されているが、このあたりには多く見られる。勧められて設置したのだろうが、本当に採算は取れているのだろうか。

その手前がご両親がかつて稲作や野菜作りをしていた場所だが、義父は91才で義母は86才、もちろん農作業はできない。そしてこのあたりの環境では毎日生きていくのが精一杯なのだ。

毎日の買い物はとても不自由でせいぜい移動販売車に頼ることくらいだろう。衣類もこのあたりの衣料品店は種類も少なくとても高価だ。だから時々衣類や食料品を宅配便で送ったり、今日も冬用の衣類や食品を携えてきた。

こういう現実を目の当たりにすると本当にやるせなさを感じてしまう。つまり過疎地の弱者たちへの支援がまったくないからだ。一方でこんな過疎地なのに道路はどんどん整備され続けている。おかしくない?

そんな重苦しい気持ちと再開の喜びを感じながらも、ごく短い滞在を終えた。見送りで満面の笑顔をくれ、お金がないのに娘に小遣いを渡す父。これを見て心から来て良かったなと思う。と同時にぼくが思う以上に強い人達なんだな。でなければここでは生きていけない。なんだか救われた気がした。また来ますよ! 涙 涙

帰宅後、夕方5時すぎにかみさんが「お父さん、月食が見えるよ!」というので、外を見るとどんどん月が欠けているではないか。一眼レフを持ってくる時間もないのでiPhoneで一瞬を撮った。と言ってもぜんぜんわからんよね。

そのうちみるみる欠けてきて、一気に消えた。月食ってこんなに早いのか。(@_@)

そして1時間後、また月を見るとまた姿を現し始めていた。これもiPhoneで撮ってみた。今度はわかるかな。

調べていると、「ほぼ皆既」の部分月食としてはなんと89年ぶりらしく、次回の食の最大が観測できるのは65年後だって、そんなの知らなかったな。偶然だけど見れてよかったな。生きてて良かったな。涙 涙 涙の一日だったな。

 

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