今日は良い天気になったので、お隣の安城市にある「デンパーク」に行ってきた。ここは我が家から車で30分ほどなので、ふらっと気軽にやってこれるテーマパークだ。この時期はそろそろいろんな花が咲いている頃だろうなとカメラ持参でやってきたのだ。
これが園内マップ(PDF)で、広い敷地に数多くの施設が点在していて、園内をのんびりぐるっと歩くのも楽しい。
園内に入ると平日の午前中だからか人もまばら、まるで休業中みたい。
そしてここに来る前に家の窓から周りを眺めると、黄砂でモヤがかかって視界がとても悪かった。ところが、なぜかここに来てみると真っ青な空だった。不思議だ。
園内の庭園はちょうど入れ替えの時期なんだろうか、あちこちで花の苗を植えている最中で、まだほとんど花はみられなかった。ちょっと残念。
そこで巨大温室のあるフローラルプレイスにやってきた。ここならたくさんの花があるはずだ。
一番奥には大温室があって、雨の日でもこの中で快適に過ごせる場所だ。いろんなグッズショップや地元の物産店、みやげ物店やパン屋さん、レストランもあるし、週末には演奏会などが開かれていて、このテーマパークの中心的な場所でもある。
そしてここでは季節ごとにテーマを変えて、いろんな花が植えられている。今は「アーリーサマーフラワーショー」と題して初夏の花がみられるらしい。
まずは入ってすぐに青い花たちがぼくたちを迎えてくれた。この他にもたくさんの花があったので、その写真は後ほどスライドショーにしてYouTubeにアップしたので観てね!
花の写真を撮りながらぐるっと回っていくと、シルバニアファミリーの可愛いお人形が飾ってあったのでパチリ。愛くるしい顔とぱっちりした目。みんな可愛いよね。
こんな遊園地もあるんだねえ。さぞかし孫たちといっしょに来たらきっと喜ぶだろうなあ。この後に立ち寄るデンパーク館という施設の中にも、シルバニアファミリーの展示がいっぱいあるらしい。
外に出て園内のずっと奥まで歩いていくと、あちこちに花が見えてきた、真っ青な空に白い花がとても綺麗だ。これってアジサイ? いや説明ではアジサイではなく、「ビブルヌム・マクロケファラム」という名前の中国の長江以南に分布する植物らしい。
さて、今日の写真で使ったカメラはiPhoneとNikon D7500に105mm単焦点マクロレンズを装着したもの。三脚なしの手持ちで、マニュアルモード、マニュアルフォーカス、そしてISOや絞り、シャッタースピードは、その都度被写体や周りの光をみて決める。
ぼくはまだ未熟ものなので、ほんの少し設定を変えるだけで、ぜんぜん違った写りになり、思ったような写真にならない。だからとにかくできるだけ多くの写真を撮って、その中から自分の気に入ったものを選ぶ。いつもそんな感じだ。
今日はたくさんの花を撮ったけど、その中で一番のお気に入りはこの1枚。
ぼくは写真の価値は上手か下手ではないと思っていて、それより自分が気に入るかどうか、好きかどうかだと思っている。そうでないと、やたらとテクニックに溺れてしまうし楽しくない。何より楽しくなければお気に入りの写真は撮れないと思うのだ。
それでこの花は何という名前なんだろうかと思ったら、かみさんがその名前を知っていた。「デルフィニウム」いう名前だという、この花が好きなので知っているそうだ。ほんとうに美しい花だなあ。
そろそろ歩き疲れたので帰ろうかなと思ったら、12時を過ぎていた。そこで園内にある和食処「ふるさと館」で山菜うどんをいただいた。出汁が効いててうまかった。
そうそう、デンパーク館にあるイベント会場には、いろんなシルバニアファミリーの展示とショップがあった。
そして孫たちが喜ぶだろうとおみやげに「はじめてのパン屋さんセット」を買った。我が家にはすでにシルバニアファミリーのグッズがいろいろあるけど、なぜか男の子でさえとても人気があるんだよね。これはぜったい喜ぶぞ〜。
そして1回600円のくじ引きをやっていて、明日から700円になりますという。その言葉にひかれたからではないが、かみさんがトライ。すると「赤ちゃん忍者トリオ」というのが当たった。店内に同じものを売っていたけど、2,728円だった。すごい。笑
というわけで、今日撮った写真をスライドショーにして、2分半ほどの動画をYouTubeにアップしてみたので、観てくだちゃい。
これで桜の花も散ってしまったし、このデンパークのチューリップも終わってしまった。さあ、次はツツジ、そしてアジサイの花の季節だね。
これは何年か前に行った「蒲郡クラシックホテル」の庭園内にあるツツジの花だ。いつもゴールデンウィーク前に満開を迎える。今年もぜひ行きたいなあ。
園内もそうだけど、目の前の三河湾や竹島がとても綺麗だ。
そしてこちらは何年か前に坐骨神経痛で苦しんでいた頃に行った、同じく蒲郡市の形原温泉にある「あじさいの里」で毎年6月には満開を迎える。
あじさいの里には5万株という数のアジサイが、山の斜面一面を覆いかぶさるように咲き誇る。その姿は圧巻だ。
こんなふうにこの地方では春夏秋冬、それぞれいろんな季節の楽しみがある。ほんとにいいところだなあって思う。またカメラを持ってでかけよう!
P.S. 身近な人と言葉を掛け合うことの大切さ
今日は週に2回の食料品の買い物のために、いつものスーパーに行ってきた。かみさんは食品をぼくはお酒をそれぞれのカートで買う。ぼくの買い物はすぐの終わるので、いつものように先にレジを済ませて車まで運んで、また戻って手伝うことにした。そのレジでこんなことがあった。
ぼくの前で精算をしていたおじいさんと、レジのおばちゃんが話をしていた。レジのおばちゃんが「今日は年金の支給日ですよねえ」と話しかけていた。おじいさんは「そうか〜、知らんかったなあ」といいながら楽しそうに会話をしていた。てっきり知り合い同士でそんな話をしているのかと思っていた。
そしてぼくの番になると、またそのレジのおばちゃんが「お酒もホントに高くなりましたよねえ〜」と話しかけてきた。するとぼくが「そうだよ〜、値上げばっかりでほんとまいっちゃうよねえ」と返すと、そのおばちゃんはまたレジを打ちながらもあれこれ笑顔で会話をしてくれた。
そうか〜、このおばちゃんはみんなにこうして声をかけているんだなあ。いいことだなあ。そう思ったのだ。そういえば、以前も会社の近くにあるコンビニのおばちゃんたちも、みんなこんなふうにぼくと世間話をしてくれた。
ぼくの住むマンションでも、すれ違うと必ず挨拶や世間話ができる人が何人かいるけれど、そういう人はきっとみんなに好かれている人だなあってすぐにわかる。逆に挨拶をしても返事を返さないし、視線させ合わせない人もいる。
どちらがいい人生を送っているのか、言うまでもないだろう。ぼくはこれからもできるだけ、笑顔でいろんな人に声をかけられる素敵なジイさんになりたいなと思う。