RAWモードの練習
超個性的なデジカメ SIGMA dp0 を手に入れたのだけど、寒い冬が大の苦手なので、なかなかこれを持って外にでかける気にもなれない。でも来たるべき時(ま、そんなたいしたものはないけど)のために、できるだけこのカメラをいじっている。
今日は身近な工房内を手持ちで撮ってみた。JpegではなくRAWモードで撮影し、これをSIGMAのPhotoProというソフトで現像する。現像というのはRAWデータしかできない技のようだ。現像という響きになんとも難しく感じるが、このソフトを使えば本当に簡単だ。
RAWという意味は「生」という意味だ。写真を撮ったときの生の情報を、できるだけ壊さずに記録するのがRAWモードだ。一般的なデジカメはJpegだが、情報を圧縮される形式なのでとても軽い。なので、これを後で修正することには限界がある。
残念ながらこのdp0というカメラで撮ったRAWデータは、PhotoShopでは現像できない。まだAdobe社がこのカメラに対応できていないそうだ。Adobeさんよろしくね。
そしてできあがったのがこの一枚だ。超広角レンズになると両サイドが樽のように湾曲してしまうのだが、このdp0は全くといっていいくらい歪みがない。しかも画質がくっきりしているのも凄いね。
写真というのは、まずどういう写真を撮ろうかとよく考え、構図を考え、絞りやシャッターを考えて撮る。でも大切なのはこれらが直感的にできるようになるまで、繰りかえし繰りかえし撮り続けることしか、上達の道はないということだ。どんな世界も同じだね。
そして、それ以上に大切なことは「楽しめているか」ということに尽きる。ぼくは新しいカメラを手に入れて、一から技術を学ぶようになり、毎日新しいことがわかってきて、本当に楽しいなあと思っている。でも早く外に出ていっぱい写真を撮りたいなー。
最後にもう一枚。
ここはぼくの仕事場だ。左側に日本地図が貼ってあり、今度はどこへ行こうかなあ〜。なんて思ったりする。デスクの向こうには畳とちゃぶ台がある。みんながいない時にはギターを弾いたりする。(写真をクリックすると拡大)
というわけで、dp0を手に入れたことで、人生の楽しみがまたひとつ増えたよ。