カメラ 3Dプリンター Vlog

Pocket3の拡張アダプターを3Dプリンターで作ってみた

Osmo Pocket 3」を買って、その使い方をいろいろ勉強しているんだけど、このカメラの性能の素晴らしさをあらためて感じている。

このカメラを買った理由は、今年からVlogを始めようと思ったからだ。これまでもぼくのYouTubeチャネルで配信していたんだけど、これはブログの補足用だった。

でも今年は移動運用やギターの演奏や、スタジオでの音作りなどをVlogにして配信していきたいと思っている。そのためにはこのカメラがかかせない。

ただし、例えばこんなふうにCWを打っているとき、そしてノートにログを書く時は、写真ならまだしも動画を撮影しようと思うとちょっと大変なんだよね。

そこで、三脚を立てて、離れたところから撮影するか、カメラをハンズフリー撮影することになる。そのためには「Osmo Pocket 3 拡張アダプター」が必要になる。

ところが、使いたいと思っているこの拡張アダプターがずっと品切れ中で、いつ入荷するのかもわからない。そこで手に入るまでは別の方法を考えることにした。

例えば、他のアダプターなどを応用して改良できないか、それともDIYでこういうものを作れないか、いろいろ方法がありそうだ。そんな時見つけたのがこれ!

「Thingiverse」という3Dプリンターの情報交換サイトにあった「DJI Osmo Pocket3 GoPro Mount」だ。よしこれは使えそうだと思って、データをダウンロードした。

このデータを「PrusaSliser」で読み込むと、こんな3Dの画像になる。ただしこのままでは使えないので、使用するフィラメントやプリンター、その他の設定を見直した。

そしてぼくが持っている「Prusa i3 MK3S」という3Dプリンターが使えるGコードに変換し、SDカードに読み込ませると3Dプリンターでプリントできるようになる。

ちなみにこのプリンターは現在は販売されていないが、3年前にキットで購入して自分で組み立てたものだ。一連の記事は「3Dプリンター」というカテゴリーでどうぞ!

いざプリントを始めると何度も失敗してしまう。いろいろ原因を考えてみると、プリンターを床に置いていたので、冷気の影響でプリンターや樹脂の温度が冷えたからだろう。

そこでデスクの上に移動させて、やっと完成させることができた。当然なんだけど、3Dプリンターは0.2mmピッチで積層するので、成形品と比べると表面がギザギザになる。

これをなめらかにしようと思うと、その分時間がかかってしまうので、とりあえず使えるようになればいいので問題なし。それでもプリントが終わるまで2時間を要した。

苦労したけど何とか完成させることができたので、さっそく「ネックレス式マウント」に取り付けたみた。そしてPocket 3をこの中に入れてみよう。

よし、ちゃんと問題なくピッタリと収まったぞ。おめでとう〜!

実際に首から下げてみた感じがこんなふうだ。ただし、このままではどんな映像が撮れているかわからないし、操作ができない。

そこでPocket3はスマホと接続して、モニターとして使ったり操作することができるようになっている。本当によく考えられているなと思う。

実際に3Dプリンターでプリントするまでの様子はこの動画でどうぞ!
というわけで、拡張アダプターの代用品ができたので、Vlogの準備ができたぞ。

とりあえず一番先に移動運用したいなと思っている場所を、しかも身近な場所が最近になって見つかった。その動画がこれ。

でもね。近いのはいいけど、こんなに寒いと外に出かける気になれそうもないので、もうちょっと先かなあ。とはいえ、今年はいろんなところにでかけることにしています。楽しみにしていてください!

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