先日「学び続ける」ということを書きました。そして、たくさん思い浮かぶ中のうち、これからやっていこうと思ったことを、次の3つに絞りました。
①「写真を楽しむ」⋯⋯ カメラ・写真技術の勉強 ②「ギターとピアノのレベルアップ」⋯⋯ とにかく毎日練習するしか方法はない ③「無線と物作り」⋯⋯ CWで移動運用 |
他にもいろいろやりたいことがあるんですけど、この3つでも多いくらいかなと思っているので、無理のない程度にします。
先日からすでに②と③は書いていますが、今日は①の「写真を楽しむ⋯カメラ・写真技術の勉強」について書いてみたいと思います。
ぼくが持っているカメラとレンズ
最初にぼくが持っているカメラを紹介します。
① NIKON D7500:② NIKON D80:③ SIGMA dp0:④ SONY RX100:⑤ SONY RX100 M5A:⑥ MINOX DCC 5.1:⑦ SONY QX100
そして、去年買った ⑧ Z fcが加わって8台のカメラを持っています。この中で今一番気に入っているカメラはダントツに「Z fc」です。
とにかく、レトロなデザインに一目惚れして購入したカメラです♪
そして持っているFマウントレンズは、購入した「FTZⅡ アダプター」を間に入れれば、Z fcで望遠、広角、マクロ、単焦点などを使い、幅広い写真を撮ることができます。
勉強すればするほど、楽しくなくなってきた
ぼくは今まで写真の勉強をしてきました。これは難しくもあり、楽しい世界でもあります。そして勉強すればするほど、いろんなバリエーションで撮ることができます。
ですから、いろんな情報が集まってくるたびに、勉強していくたびに、カメラの数もレンズの数も、そして写真現像や加工用のソフトも増えてきました。
でもね。ぼくの頭では、勉強すればするほど、技術的な理解は深まるかもしれませんが、それより、難しくて面倒で、「楽しくなくなってきた」ような気がしています。
そして、カメラの本を読むたびに、「そうだ!その通りだ!」と共感し、今まで何冊、いや何十冊かのカメラ本を買ったことでしょうか?
さらに図書館でカメラや写真術の本を、何冊借りたことでしょうか? その都度「うん、なるほど〜!」と唸ったことかと思います。
でも、これまで学んだことで、「ぼくの中に何が残っているだろうか?」と思うことがあります。結局何も身になっていないんです。
だからいざカメラを構えたときに、「本当に撮りたいと思うモノ」が何なのかが見えていない。だからうまく撮ることもできない。表現できない。
けっきょく後で撮った写真をみると、「一体なにを撮りたかったんだろうか?」と思ってしまうことがあります。つまり「一貫した哲学」がないんですね。
ジオラマ風写真とHDR写真
確かに面白いと思うこともありました。例えばミニチュア・ジオラマ風の写真です。
近くの公園をミニチュア化してみました。ほんとにミニチュアに見えるから不思議です。
夜景をミニチュア化するととてもキレイですね。
これはハウステンボスですが、本当にミニチュアガーデンみたいですね。
そして、こんなちょっと遊び心が入った、コマ撮りで作るミニチュア・ジオラマ風の動画とかも面白いですよね。
そしてこれはHRD写真を作るPhotoMatix、というソフトで加工している画面です。
これは以前やっていたアウベルクラフトという会社の作業スペースをHDR化しました。
そしてこれは、我が家から見える夜景をHDR化したものです。
こういうHDR(High Dynamic Rangeの略称)写真も面白いと思いました。でもこれらの写真は、ぼくが心から撮りたい写真ではなさそうです。
どういうことかというと、その時の偶然を瞬間に切り取る写真というより、「こういう写真を撮るぞ!」とシナリオがあって、そのシナリオにそって作った写真です。
だから、自分というより「人に見せたい」という思いがある写真なので、たまに遊び心としてはいいですが、メインの写真にしたいと思わないんですね。
じゃあ、どんな写真を撮りたいんだい?
そして、自分の心に向かって「じゃあ、どんな写真を撮りたいんだい?」と問いました。
すると、これから撮りたい写真は、単焦点レンズを使った、「身近にあるモノにもっと近づいた写真」を撮りたい、とボンヤリとですが思うようになりました。
単焦点レンズは、まさに「一つだけしか焦点がないレンズ」です。つまり狙ったモノだけに絞って撮るというレンズだから、それ以外のモノはボケています。
これまで撮った何枚かを紹介します。
「彼岸花に黒揚羽蝶がとまった瞬間」の写真
「ビールで乾杯する猫とカエル」のガラス細工
無造作に置かれた「私らしい写真を撮る方法」という本
今日の散歩で撮った、JR岡崎駅近くの線路脇で「密かに咲いていた花」
そして同じく今日撮った、近くの公園で出会った「輝くススキの穂」
そしてこれは少し前の写真ですが、デンパークでの花のクローズアップを何枚かご紹介します。(Nikon D7500に105mm単焦点マクロレンズを使用)
これらの写真は、もちろん人間の目で見えるモノばかりだけど、人間の目のレンズでは見えない、「カメラのレンズを通した世界」での写真です。
これから撮る写真は、単焦点レンズを使った写真
「単焦点レンズの写真」は「ぼくの心の焦点」にピッタリ合っているなと思います。笑
写真の世界はあまりにも広すぎます。ネットやYouTubeで写真関連の情報を観ると、心が動かされます。でもそれをやっていたら、いつまでたっても、迷路をさまようだけです。
これからは「単焦点レンズを使った写真」に絞って撮っていこうと決めました。そしてテーマが決まると、機材も素材も絞られていくので、とてもシンプルです。
これから季節は冬に向かっていくので、正直いって素材が少なくなっていくかもしれません。でもなくなってしまうわけではないし、むしろ絞りやすいかもしれませんね。
少しずつですが、いろんな写真を撮っていきたいと思います。またこのブログやインスタにアップしますので、ご覧くださいね!