久しぶりにFT8の運用をしました。⋯というのも、CWのDXコンディションは相変わらず良くなってこないし、移動運用には寒がりのぼくにはまだ早いからです。
このため、ぼくのアパマン環境でDXをやれるのは、唯一FT8しかないからです。しかも今日は、そのFT8も殆どみえていない最悪の状況でした。
こんな日はのんびりコーヒーでも飲みながら、CQを出して応答を待ちましょうかねえ。ま、こんなふうに楽しめるのはFT8の良さなのかもしれません。
マラウイ共和国ってどこ!?
それでも中国から、ときどきコールバックがありましたから、引き続きコンディションが上がるのを期待してワッチを続けます。
⋯⋯すると、突然でしたが、7Q6UJ(→ QRZ)という見慣れないコールサインがみえました。調べてみると南東アフリカの「マラウイ共和国」という知らない国でした。
外務省のデータでは、日本の約1/3くらいの広さだそうです。様子をみるためしばらくワッチをしていると、消えずにときどき日本の局と交信していました。
よしっ!と、ダメ元でコールをし続けました。たぶん1時間以上は諦めずにコールしていたと思います。すると突然JA2WIGと赤い表示がされました!コールバックです。
相手は-07でこちらも-07ですから、そこそこのシグナル強度です。
マラウイ共和国と当局の距離はなんと12017.7 kmです。ちなみに、ぼくの最長距離は南極昭和基地「8J1RL」との交信で13,898kmです。
参考のために、QRZの内容を日本語にして掲載しておきます。
なるほど、ワシントンDCのHacDCアマチュア無線クラブの活動の一貫ということで、とても素晴らしいことですよね。
もう少し、この国を知りたいと思ったので、この動画を観ました。
ウォームハーツコーヒークラブのこと
さらにこの国はコーヒーの産地ということでした。コーヒー好きのぼくはそのことを知らなかったので、とても興味津々でした。
そして、少しでも子どもたちの支援につながるならと、マラウイコーヒーのお試しサイズを注文しました。改めてサイトを見てとても良心的だと思ったことがあります。
それは「本日のお申込みは2月13日(木)に焙煎し、その日のうちに発送します」ということです。いつ焙煎したかわからないお店が多いのに凄いと思いました。
さらに、焙煎度も「レギュラーと深煎り」を選べるし、コーヒー豆の挽き方も「豆のまま他、全6種類」から選べます。
⋯⋯というわけで、久しぶりのFT8でしたが、あらためてその良さを知りました。それはアマチュア無線で世界とつながり、知らない国のことを知る機会ができることです。
アマチュア無線には、こういう素晴らしい一面もあることをぜひ知って欲しいですね。