最近の日課は毎日30分〜1時間くらい、全てのバンドをワッチしてからオンエアすることだ。しかしCWのDXは殆ど聞こえてこないので、結局は14MHzのFT8ということになる。それでも日課にしてから6月は約150局ほど交信することができた。
今まではCWをメインにしていたことや、FT8でもできるだけ交信したことがない国や地域だけに絞っていたので、年間100局にも満たない数だった。
それが最近はもっと気楽に考えて、できるだけ多くの無線局と交流してもいいじゃないか、その方が楽しいよね、そう思うようになってからCQを出すことが多くなったし、すでに交信済みの国や地域の無線局を積極的にコールするようになった。
今日は毎日電源を入れてからFT8を運用開始するまでのルーチンを、動画に撮ってみたのでそのようすを紹介しよう。
撮影はiPhone12 mimiで、編集はiPhoneアプリの「VLLO」を使っている。今までは動画の編集はMacのiMovieを使っていたけど、VLLOの方が断然使いやすい。
補足説明として、JTAlertでオートスタートさせているソフトを紹介しよう。
① JTDX (FT8を運用するソフト)
② JT Linker (交信した記録をJTDXからHAMLOGヘ引き渡すソフト)
③ Turbo HAMLOG (交信記録を蓄積するログデータベースソフト)
④ Firefox → PskReporter(自分の電波がどこまで飛んでいるか分かるサービス)
⑤ Edge → QRZ.COM(相手の無線局の情報がわかるデータベースサイト)
これらを使うことで例えば④のPskReporterを見れば、ぼくの電波がどこまで飛んでいるかわかり、コンディションも把握できる。
⑤QRZ.COMはLTAlertで相手局のコールサインを右クリックし「Open Browser to QRZ.com Callsign page」をクリックすると、QRZ.COMでそのコールサインにリンクし相手の詳しい情報がわかる。いわゆる自分紹介のホームページみたいなものだね。これは相手のことを知るために必ず閲覧している。
ということで、CWでDXができなくても、FT8のお陰で世界中の無線局と交信を楽しむことができる。FT8はアマチュア無線じゃないという人もいるが、ぼくはどういう方法であれ電波を通じて交信できるなら、これはりっぱなアマチュア無線の活動だと思うよ。