きっかけは「小さなこと」から⋯
え〜っと、今日のことを何から書き始めようかな⋯⋯。
その前に、最初の写真は去年の8月に「部屋のリニューアルをした」時のものです。
このDIYの棚にぼくの好きな小物を並べ、それを少しずつ増やしていくことで、良い気が集まってくるようにしたいと思ったんですね。
そして、ここは落ち着いて楽しくピアノが弾ける「お気に入りの場所」でもあるんですけど、実は最近ちょっと気になっていることがあります。
それはこのボードと窓の間から流れくる「冷気」です。ただしそれは我慢できないほどではないし、ちょっと気になる程度のことでした。
ところが、この「ちょっと気になる」ことを、そのままにしなかったことが、趣味部屋のリニューアルへとつながっていく、そのきっかけになったのです。
今日はそのことを書いてみたいと思います。
そこでとりあえず気になる元になる「冷気」を調べてみることにしました。するとこんなにすぐ近くの場所なのに、温度差が5℃もあったのです。
ちなみに部屋の場所によって、床近くは15〜18℃、部屋の真ん中あたりは20〜23℃と場所によって温度差がありますし、窓際は10℃ほどの低い温度でした。
これほど効果があるとは (°д°)
というわけで、さっそく先ほどの冷気対策のため、棚を全体に20cmほど右に移動させることにしました。と言っても簡単な作業ではなかったですけどね。
こうしてたった20cm移動しただけですが、冷気が流れてこなくなり、とても快適になりました。これは予想外の効果でした。凄いな!
そうだ。面白いアイディアが浮かんだぞ!
さて、話はこれで終わりではありません。「ただ温度測定しただけのこと」がきっかけになって、この部屋を改造する「面白いアイディア」が浮かんだのです。
つまり棚を20cm移動させたことで、そのぶん有効スペースが広がったこということです。この小さな部屋で20cmはとても大きいので、これを活かそうというわけですね。
そこでこの面白いアイディアの熱が冷めないうちに、さっそく作業を開始することにしました。その前に現在の部屋のレイアウトを説明しましょう。
部屋にはギターが5本、そして棚にはギターのエフェクターなどの機材があります。さらに手前にはピアノがあります。
思いついたアイディアというのは、クローゼットの中を改造してそこを利用したら、ちょっと面白いことになりそうだぞ!と思ったのです。
え、なんで? ⋯ と思われたかもしれませんね。それは何かというと、普段はクローゼットの扉を閉めていますが、これを開けたままで使おうという魂胆です。
つまり「開けたままでも見せられるクローゼット」にすれば、部屋だけではなく心まで開放されるのではないかな? と思ったのです。
これは去年の7月にクローゼットの中を片付けた写真ですが、さらに今日はこの場所を「物置」ではなく、「見せる棚」として使うように発想を変えたのです。
なぜ、そうしようと思ったのかというと、鉄道模型の大きさは60×120cmと、ぼくの小さな部屋では大きすぎるので、その一部をクローゼットの中に入れ込むためです。
開放型のクローゼット
そして、新しくなったクローゼットの中がこの写真です。⋯⋯ いかがでしょうか!?
まだ胸を張って自慢できるほどのものではないですが、「収納のための物置」から、「ちょっと楽しそうな本棚」に変わったのがお分かりいただけるかと思います。
こんなふうに見せるクローゼットにして、しかも鉄道模型のレイアウトの一部をクローゼットの中に入れて走らせています。
この鉄道模型は孫たちも楽しみにしているし、いまだに未完成ですが、これがあったお陰で思いついた部屋の改造なんですね。今年はもっと人の賑わいを感じるレイアウト作りをしていくつもりです。
というわけで、これが2025年1月版の「Marvel Tiny Studio」です。ぼくの理想は「おもちゃ箱をひっくり返したような部屋」ですから、まだまだかなと思いますけどね。
なに〜? Tiny Studio だと〜〜!?
もうすでにnprファンの方にはお分かりのことと思いますが、NPRの人気企画「タイニー・デスク・コンサート」のスタジオがぼくの部屋作りのお手本の一つです。
15年ほど前から続いている、このラジオ放送 NPRの人気企画「タイニー・デスク・コンサート」、これにはぼくの大好きなBob Jamesも出演してます。
このスタジオのことは去年くらいに知ったのですが、ただこれをモデルにして、ぼくの部屋作りをしているというわけではないですよ。
あくまでも一つの例としてです。念の為⋯。
狭いながらも楽しい我が家〜♪
限られた時間で、限られた機材で、限られた狭い空間で、できるだけ楽しい時間と空間を作る。" 狭いながらも 楽しい我が家〜♪ " と唄いたくなる部屋にしたい。
そのことをずっと積み重ねてきたのですが、また一歩近づいたという気持ちがしています。たぶんこの先も終わりがないかもしれませんが、楽しんで続けていきます。
ぼくの部屋から東側をみると、眺めがよくてこれを見ているだけで心が開放されます。
そして先程の「Marvel Tiny Studio」の反対側は、アマチュア無線を楽しみ、アクアリウム水槽で心を癒やし、読書をし、日記を書き、映画をみる場所です。
アマチュア無線はできるだけ毎日、CWとFT8の運用を心がけています。
今日はコンディションがよくなかったのですが、FT8のお陰でアメリカ・テキサス州のN5IF局と交信できました。よくぞあそこまで飛んでくれたなと驚きます。
そしてスタジオでは、シャドウズの「Theme for young Lovers」を練習しました。
これは「Studio One」というソフトを経由して録音したものです。今年はもっともっと、シャドウズやベンチャーズなどのレパートリーを増やしていこうと思っています。
小さなきっかけを大切に⋯
というわけでボードの横からの冷気を遮断するという「小さなきっかけ」から始まった、趣味部屋のレイアウト変更ですが、ぼくの中では、常に自分の夢を実現させたいという潜在的な欲望が働いているんだろうと思います。
そして去年のリニューアルの時に書いた「人は自分の視界にあるものによって、気持ちは左右される」という言葉は、案外に大きな力になるなって思います。
さて、まだ部屋の改造はこれで終わりではないですよ。この先が楽しみです♪