先日いきなりFTDX10が不調になり、修理送りとなってしまった。そのことと固定局免の申請が重なり、しばらくはこの無線機がない形での運用となってしまう。
代打IC-705の起用
それでも移動運用で使うために、フリード+の車内で待機していたIC-705と50WリニアアンプHardrock50が使えるので、しばらくは彼らを代打で起用することになった。
今までの100Wのようなパワーはないものの、それでも50WあればそれにCWなら威力を発揮して、充分役に立ってくれるはずだ。だから頼もしい存在だと思っている。
FT8でトラブル発生!
ところがFT8になると問題が発生した。それは今まで経験したことがないエラーだった。送信を何度も繰り返すと、エラーメッセージと共に送信しっぱなしになってしまうのだ。
そのメッセージは「Error in Soundinput : An error opening the audio input device has occurred.」というもの。
直訳すると「オーディオ入力デバイスを開く際にエラーが発生しました」ということなので、送信する際にオーディオデバイスの異常があるということらしい。
このキーワードでいろいろ調べてみると、どうやらこれは送信時に回り込みが発生したのが原因らしく「フェライトコアを使うと解決できる可能性がある」らしい。
さっそくHardrock50のアンテナ出力側に4つフェライトコアを取り付けた。
さらにIC-705のUSB端子からパソコンへ入力するケーブルにも、3つのフェライトコアを取り付けてみた。これで効果があればいいんだけどな。
というわけで、さっそくあらためてFT8をやりなおしてみた。すると全く問題なく運用することができるようになった。FTDX10が戻ってくるまではこの形で運用しよう。
気になる固定局の免許申請のこと
先日は免許切れになって局免は新規開局申請となり、すったもんだあったけど、うまくいけばすべてのバンドでCW運用ができるかもしれないというところまで来た。
後はその申請結果待ちということだった。とにかくなんとかこの計算表の通りになってくれ!と願うしかない。そして一昨日の午後、「手数料納付待」に変わっていた。よし!
さらにメールで「申請手数料 電子納付手続のお知らせ」が届いたので、さっそくスマホからペイジーで送金が完了した! ほんとに便利な時代だなと思う。
この手順でいけば、申請内容そのものは問題なかったということになる。
後は納付の確認が終われば審査完了となり、免許状を受け取るための封筒を送り、免許状が届けばすべて完了となる。正直言ってホッとしている。
いろいろあったけど、結局今までと何が変わったかというと、28M帯のFT8ができなくなっただけで、後は今までと同じように運用できることになった。めでたしでたし!
アパマンハムのFT8運用
さて、これまでブログでFT8の運用やHardrock50の使用について書いているけど、やっぱり実際に運用している様子を動画で観てもらった方がわかりやすいと思う。
そこで実際にアンテナの出し入れや、それぞれの機器やソフトの運用を撮影してみたので、編集してYouTubeにアップしてみた。4分半の動画、お時間のあるときにどうぞ!
もうすぐ桜も咲き始めるし、アマチュア無線の移動運用も楽しみたいし、春の花を写真に撮りに行きたいし、今まで家の中でじっとしていた分、思いっきり外で楽しみたいなと思います。