今はアマチュア無線を封印中と以前書いたけど、今月のCQ誌の記事をみて、やっぱりCWが一番いいなあ。もうずっとCWでDX通信ができていないなあと、ちょっと懐かしさを覚えてしまうのだ。ぼくが6年前アマチュア無線を再開した一番の理由は、CWでDX(海外)通信をするのが夢だったからだ。
それに、最近はアマチュア無線を封印していて、しばらく運用はしないと決めている。とはいえCWの練習はやらないわけにはいかない。ギターと同じで練習をしないと、いざというときに、全く役に立たないことになってしまう。だから毎日とは言わないけど、月に数回くらいは練習することにしている。
CW受信の練習はいろんなコンテンツが用意されている。これはまだCWの練習を始めた頃に、よく使っていたソフトで「モールスランナー」というWindowsのソフトで、実際にコンテストをやっている感じになる。こちらからCQを出すといろんな局がコールしてくるので、相手のコールサインとコンテストナンバーを入れていくという使い方。
細かい設定はあるけれど、ぼくがモールスを覚えたてのころは、このソフトばかり使っていた。ちょっとしたゲーム感覚もあって、楽しみながらできるのがいい。
CW freakというソフトもWindowsのソフトで、日本人のJI0VWL氏が作ったフリーウェアだ。次々に流れてくるコールサインをキーボードで入力していくだけの単純なルール。正解すると速度が上がり、間違うと速度が下がってしまう。
もちろん速度を変えないやり方もあるので、ぼくの場合は速度を一定にして、短い時間だけ練習して終わるという使い方をしている。このソフトはかなり集中力がいるので、長くは続けていられないのだ。笑
そしてウェブ上ではLCWO(Learn CW Online)という、いろんなレッスンが用意されているサイトがある。YouTubeでJJ1GWMさんが解説してくれているが、これは先ほどまでのソフトとは違って、いろんなパターンでマイペースに練習できるのがいい。
そしてこれはぼくが先ほど撮影してYouTubeにアップしたんだけど、iPhoneのアプリでHam Morseというのがある。文字や、コールサイン、QSOなどのパターンを選んで、次から次に聞こえてくる文字を読み取るアプリだ。
手軽に聴けるので、例えば散歩をするとき、イヤホンで聞き流す感じでこれを使っている。今こうやってブログを書いている最中も、これを聴きながら書いてるよ。○○○○ラーニングみたいな使い方だね。
そしてやっぱり一番実践的なのが、YouTubeだと思う。実際にQSOをしているのを聴いて解読するんだけど、これがとても役に立つ。ノイズがあったり、QSBがあったり、クセがあったりして、解読しにくいときもある。でもこれが一番実践的だと思う。
こうやって、普段からとにかく短い時間でいいから、モールスを聴く習慣が大切だと思う。でもね。ちょっと間があいたりすると、たちまちレベルダウンしてしまうんだなあ。ということは、ぼくは言葉をしゃべるようなレベルにはなっていない、ってことだって思う。まだ未熟者だ。
一方で送信の練習は実際に自分で繰り返し打つしかない。受信ができれば送信ができる、なんてことは全くなくて、ぜんぜん別物になる。実際の交信のときに必要な単語とかは、やっぱり繰り返し練習して身体で覚えるしかないんだよね。
FTDX3000のブレークインボタンをオフにして、練習モードにしたり、KX2もキーの感覚が変わるので、練習モードにして時々練習する。
とにかく、あと2〜3年かかるかもしれないけど、必ずコンディションが上がってくると思うので、再び世界中のアマチュア無線局とCW交信を楽しめるようになるのが、ぼくの一番の楽しみなのだ。そのための準備をちゃんとしておきたいと思う。
YouTube観てたら、偶然5年くらい前にアップした、自分の動画が出てきてびっくりした。CW-EPO というパドルを買ったので、それをちょっとだけ使ったのをアップしてたんだねえ。忘れてた。
VVV DE JA2WIG BK(テスト テスト テスト こちらはJA2WIG)と打っているだけの動画だけどね。というわけで、これからもずっとぼくはCWを愛し続けていくのだよ。I LOVE CW ♡♡
というわけで、来週から自作のトランシーバを使って、7MHzのQRP CWで封印を解こうと思っておりまする。楽しみでござる。