先日は「オレたちはどうボケるか」という本を読んで、思うことを書いてみました。
そして、孫たちから
「今のボケたオジ〜ちゃんが大好きだよ♡」
と言われるような、「優しいオジ〜ちゃん」になれたらいいなと思います。
⋯⋯と、そんなことを書いたのですが、少しずつその準備を始めていこうと思います。
それは何かというと「趣味の断捨離」をして、身軽になろうということです。今日はどうしてそういうことを思ったのかを書いてみたいと思います。
そして、このブログは同年代の人も読んでくれてますが、「こうした方がいいですよ」というつもりは全くありません。「むしろ自分は逆だ」という人がいると思います。
このぼくの例で「自分ならどうするか?」、それを考えるきっかけになれば幸いです。
少しずつ趣味を減らしていこう!
ぼくは小学生の頃からアマチュア無線、ウクレレ、模型作り、キャンプなどを始めました。
それから今まで、好奇心が旺盛で、ちょっとでも興味があると、やってみないと気が済まない性格でした。その結果、どんどん趣味が増えちゃいました。
分類するとこんな感じです。
■ アマチュア無線
CWとFT8で海外交信、小型トランシーバーで移動運用、無線機器の製作
■ 楽器
ピアノ、アコースティックギター、エレキギター、ウクレレ
■ DIY
鉄道模型、ミニチュアハウス、3Dプリンター、無線機器やPCの製作
■ 絵画
色えんぴつ画、ガラスペン画、水彩スケッチ、まんが絵
■ カメラ
カメラの操作、風景写真、PhotoShop、RAW現像
■ アクアリウム
水草栽培、熱帯魚飼育、水槽及び水質管理
■ アウトドア
移動運用、アウトドアグッズ集め、キャンプ
これ以外にも、パン作り、コーヒー焙煎、旅行などがあります。
「あれもこれもやりたい」と欲張るな自分
⋯⋯今日はこの「遊行期」を読んで思いました。それは今までたくさん趣味を広げてきたけど、遊行期が近くなってきて、それが負担に感じるようになりました。
だからこれからは
「欲張らず、好きなことを1つだけ楽しむ、そんな晩年を送ろう!」
と思いました。ようするに趣味を断捨離しようということですね。
えっ?なんで?
あえて断捨離の宣言をしなくても
「これらからは、好きなことだけやればいいぢゃないのか?」
と思われるかもしれません。
まあ、そうなんですが、そんな器用な人間ではないんです。
趣味というのは、一旦幅を広げると
「あれもこれも、続けなければいけない」と欲張ってしまうんですね。
というか、移り気なので、今日はこれをやろう、明日はあれをやろう、⋯となってしまって、結局どれも中途半端になってしまうんです。
だとしたら、これからは、好きなことを一つだけにして、徹底的にそれを極めるくらいになれば、迷わなくていいんじゃないのか?
⋯⋯ま、そんな感じですね。
これだけあれば幸せだと⋯⋯!?
そして選んだのが、この4つです。⋯ なんだ一つぢゃないのか!? <(`^´)>
「心身ともに負担が少ないものは何か?」それを考えて、残したのがこの4つです。不思議ですが、これを選んだことで、ものすごく気持ちが楽になった気がしています。
それならと、この3年前の写真のように、これくらいまでモノを減らしていって、シンプルに「断捨離」をしようかなと思い始めています。
これからは、身の回りに「本当に必要なモノだけ」を置けばいいぢゃないか!とね。
断捨離することが、本当にいいことなのか?
⋯⋯その後、しばらくの間、自問自答し続けました。
「果たして、断捨離することが、本当にいいことなのだろうか?」と⋯⋯。
今は断捨離というのが一つのブームみたいになりました。
AIで断捨離を調べると
断捨離とは、不要なものを断ち切り、捨てる、そして物への執着を離れることで、身軽でシンプルなライフスタイルを目指す考え方です。
だそうです。
でもね。あ〜やっぱり そうぢゃないよな〜! と思ったのです。
ただし、この中で「不要なもの」というのは、それがゴミというなら、もちろん捨てないといけないです。でも本当は意味があるのに、不要だと思い込んでいるかもしれない。
それに「物への執着」とか、そんな思いは全くないんです。むしろ、ぼくは今ある全てのものに、愛情を感じているんです。全てに物語があるんです。
つまりですね。長い人生において「無駄なモノ、コト」は一つもなかったということです。そして今も全てがこのぼくを作っているんですね。
そして思ったのが
「趣味を減らすことと、部屋に置いてあるモノを減らすことは、同じでなくてもいい!」
ということです。
つまり必ずしも「趣味の断捨離」=「部屋の断捨離」にはならないという話です。もちろん、そう思って断捨離をしたいと思う人は、それで間違ってはいないですよ。
趣味を減らすことと、置いてあるモノを減らすことは、意味が違う
趣味は身体や脳を使う活動ですから、大きなエネルギーがいります。でも、もうそれだけのエネルギーがないので、残念だけど減らすんです。
一方、部屋に置いてあるモノは「自分の心が欲して、自分が選んだモノ」です。だからそれが存在するだけで、大きな意味や価値がある。⋯ということなんですね。
わかりやすくいうと、例えば、ぼくは絵を描くことが大好きです。
でも、今は絵を描く根気がもうないんです。ところがね、好きな絵や色えんぴつが置いてあることで、そこから「気」が伝わってくる。明るい気持ちになれる。そんな感じです。
⋯ ということなんだけど、わかったかわらないような話ですみません。でも、これに気がついたときに、心の中がとてもスッキリしました。
⋯⋯ というわけで
部屋はそのままにしたままで、趣味だけを4つに絞ることにします。
ぼくが好きなモノに囲まれた部屋は、やっぱり「居心地がいい」からなんです。
いやそれどころか、「ようこそ! " Marvel⋯" へ」で書いた「おもちゃ箱をひっくり返したような部屋」みたいに、もっと進化させてもいいかなと思っていますよ。
⋯ ということで、「趣味の断捨離」をするということを書いてみました。
さて、この先、どうなりますかねえ〜?
言うのは簡単ですが、実行するのは大変ですよねえ〜。