アマチュア無線

ぼくが持っている9個のCWパドルの話

先日は「KX2用のミニパドルキットを作ってみた」で、ミニパドルを作ったことを書いた。これでぼくが持っているCWパドルは9個になった。別にコレクションしようと思っていたわけではないのに、こんなに増えていた。

今日はそれぞれのパドルを簡単に紹介してみよう。(リンク先はGoogle翻訳済)なお、今回並べた順はランキングというわけではないので念の為。

ちなみに、これらのパドルは主に ①〜③は固定用で、④〜⑨は移動用のパドルとして使っている。どれもが個性的なデザインや機能美で美しいなあと思う。

それにしても原材料費の高騰や円安で、価格がものすごく高くなっている。だから購入時の価格より相当高くなっているので、輸入商品はとても買い辛くなってしまったね。

① Begali社 Signature
イタリア Begali社のSignature。一番の特徴は「スプリングではなくマグネット」を使っていること。使ってみると、そのシャープな打感が素晴らしい。ぼくが持っている中で一番のお気に入りだ。動画を観てもらうといかにキータッチが軽いかがわかるよ。購入時価格 ¥45,955 → I am Begali Keys Friend !
② CW-EPO
CQオームと日本のGHDキー社のコラボ製品のCW-EPOという「打感調整機能付き」パドル。面白いと思って買ったものの、しなやかすぎる打感がちょっと合わないのでほとんど使っていなかった。でもそれはまだスキルが足りないからだろうと思う。これからできるだけ使うようにしよう。購入時価格 ¥31,977 → 相性
③ BENCHER社 JA-2
アメリカBENCHER社のJA-2。ぼくがアマチュア無線のカムバックをしたときに購入して以来、長く使っていたパドルだ。クロムメッキの光沢がとても美しい。動画はBY-2でJA-2というのは日本限定モデルでコイルのテンションの調整ができる。購入時価格 ¥18,700 → カムバックまでの道のり(アパマンハム)
④ Paper Clip CW Paddle
ダブルクリップで作るパドルが面白い。リトアニアに住むLY2HライナスさんがYoutubeで、事務用品のダブルクリップを使ってCWパドルを作る動画を観せてくれた。これは面白い!そう思って、もちろんぼくもDIYしてみた。なかなかいいキータッチだ。材料費 約¥300 → クリップでCWパドルを作ってみた
⑤ KX2 lumbic Paddle Kit
これは先日のブログに書いたKX2 lumbic paddle kitだ。KX2に取り付けられるようになっていて、とてもコンパクトなのがいい。接点の間隔を調整することで、自分の打ちやすい打感に変えられる。作る楽しみがあるし価格が安いのが魅力だ。驚くのはこの購入価格 ¥6,718 → KX2用のミニパドルキットを作ってみた
⑥ どこでもパドルMINI
これは「どこでもパドルMINI」という可愛い手作りキット。現在は販売されていないけど、アクリルの色を自由に決められて作る楽しさがあった。リレーを使っているのが面白い。ベースにマグネットが埋め込んであるのでスチール製のリグだと固定できる。また再販されるといいなと思う。購入価格 ¥4,310 → 楽しい工作
⑦ Palm Pico Paddle
6年前に購入したぼくの愛する無線機KX2、このときに合わせて買ったのがPalmのピコパドルで今現在は販売されていないようだ。パドル部分がスライド式に収納できて、角度が変えられるスグレモノだ。このパドルも再販されるといいなと思う。購入時価格 ¥17,000 → KX2が届いた
⑧ BaMaTech社 TP-Ⅲ
これはドイツ製のBaMaTech社の「TP-Ⅲ」というパドル。べガリ社と同じくマグネットを使っているので、打感がカチッとしているのがいい。片手で持って手で打つか、マグネットが付いているのでスチール製のリグなら固定できる。購入時価格 99,14 EUR ¥12,300 → 移動運用のパドルを見つけた
⑨ BaMaKeY EHT-II
同じくドイツのBaMaTech社の「BaMaKeY EHT-II」という可愛いストレートキー。「使いたい」というよりとにかく「持っていたい」という思って衝動買いしたもの。購入時価格 ¥18,862 → 可愛いCWキーを見つけたのだ

begali

【いつかは】買いたいパドル Begali社 Adventure dual
ぼくが一番気に入っているイタリア Begali社のAdventure dual。KX2に取付可能でもちろんKX2以外でも使える。価格はコールサインを入れて、KX2用の取り付けパーツ、送料を含めて 398.9ユーロ ¥59,043 、ちょっと気軽に買える値段じゃないけど、いつかは手に入れたいと思っている!

その後、「今年最後の交信、そして来年について」で書いたが、Adventureを手に入れました。

その短い動画をアップしたので、ぜひどうぞ!

【もうすぐ】届く10個目の「どこでも マイクロパドル」

そして新たに10個目の「どこでも マイクロパドル」がもうすぐ届く予定だ。⑥の「どこでもパドルMINI」の「のむさんローテク工房」で見つけたパドルだ。とても可愛いパドルだよね。楽しみだなあ。

さて、これまで集まったパドルたちの多くは外国製だ。これらを見つけるためにネットで旅をして歩く。それはとても楽しい旅でもある。デザインや使いやすさの工夫。どれも個性的で素晴らしい!

CWをやっている人にとって、パドルというのは、手紙を書いたり絵を描いたりするときに使う、筆記具のようなものかもしれない。万年筆やガラスペンなどの筆記具はその微妙な書き味によって、心地よさを感じ、よいものがかけるような気がする。

パドルも同じでキーングするときに、その相性の良さを感じると、とてもキーングが楽しくなるんだね。それに魅力的な筆記具をみつけると欲しくなるのと同じで、魅力的なパドルをみつけるとつい欲しくなってしまう。沼だな。困ったものだ。

P.S.

その後11個になったでござる。

CWのパドルが11個になった」まだまだ増えそうだね。

 

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