ぼくは「ほぼ日」の長いファンのひとりである。「ほぼ日手帳」はかれこれ20年ちかく愛用しているし、糸井さんのエッセイも好きだ。
で、今まで気がつかなかったんだけど、3年前の「ほぼ日のおちつけ」という記事をみつけてとても共感した。というかこれはぼくのことだよなって思った。
さらにさかのぼること10年くらい前に「さんまのまんま」という番組で『落ち着け!!』という掛け軸をみて、まるでぼくのことだと思ったのを覚えている。
糸井さんのこんなメッセージがグサリと心に突き刺さる。それぼくのことだよ…。
あのひと言を口から発するのに、
一秒だけでも間をおいていたら、
その後の不幸はなかったのに‥‥というようなことが、
誰にでも、いくらでもあるものだ。
あの返事を、かっこよく
「即決ですね」なんて言わなければよかったのに‥‥。
ちょっと考えてやるべきことを、考えなしにやった‥‥。
おならをするにも一瞬のためらいの間をとることのできる
社会的な生きものであるところのあなたやわたしが、
どうしてそんなにあわてるのか、と、覚えておこうよ。
「おちつけ!」、ぼくは大事にするよ、このことば。―― 今日のダーリン 2015年11月9日より
そしてかみさんは、ぼくがなにかやらかすと「考えなしタロー!」といつも叱るのだよ。 そのたびにやっぱりもっと落ち着いて、「ホントにこれでいいのか?」と確認しないとなあと反省しきり。(-_-;)
もういい年になったので、最近は慌てたり、感情的になったりすることは少なくなったし、それにとくべつ落ち着きのない人間でもない。それでもこの言葉に共感するということは、「これからの人生、おちついて生きろよ!」ということなんだろう。
今日はいろいろある「おちつけグッズ」の中から「おちつけ掛け軸」を購入した。この4文字の左側に空白がある。そこに大切な意味あるんだね。
さらにもう一つ購入したのが「おちつけ香袋」だ。どんな香りなんだろうね。これをいつも持ち歩くことでいいことありそうだなあって思う。
そしてほぼ毎日のように書いてきた5年手帳が今年で書き終わる。書きながら1年前のこと、3年前のこと、4年前のことが思い出された。それに「1年後のぼくは上達しましたか?」と問いかけている。これはこれでよかった。
でも5年というのはやっぱり長いから、来年からは1年完結の手帳に戻すことにしよう。さあ「おちつけグッズ」が楽しみだな。その感想はまだ後日ってことで。。。