今日は何年かぶりにふるさとの豊田市に行ってきた。と言っても、お隣の市なんだけどね。この写真は駅前付近のものだけど、ぼくが高校生の頃まで住んでいた界隈でもある。
もちろん当時はこんなビルは一つもないし、ごく普通のとてものどかな町だった。遠くに、ラグビーワールドカップ会場の巨大な豊田スタジアムが見える。ここまで変わってしまったんだなあ。
今日豊田市にやってきたのは、かみさんがTフェイスにある雑貨インテリアショップに行きたいということで、ぼくはただの運転手役だった。それにしても岡崎には、こんなにたくさんの楽しいお店が集まっているところはないな。驚いたしワクワクした。岡崎よりずっと都会だなあ。
いろんなお店を回っているうちに、面白いものがいっぱいあって、ただの運転手役だったぼくも買い物を始めてしまった。こりゃ楽しいなあ。笑
左から「えだまめ栽培セット」自分でえだまめを作ったらビールが旨いだろうなと。 その右が「紅葉の盆栽セット」これも楽しそうだ。そして「リメ缶とグリーンのスタイリングブック」という本、その流れで別のお店に行って「多肉植物(なんて名前だろう?)」を買った。
もともと、ぼくは植物が好きなんだけど、今年はこんなふうにDIYでいろんな多肉植物を飾ってみたいなと思った。ちょっと前まで「植物男子ベランダー」になりたいとまで思っていた時期があった。が、嫁の反対であきらめた。凝り性のぼくだから、ベランダを占領されるに決まっているからだと。たしかに……。
盆栽はずっと前に桜の盆栽を買って、ここまで満開にしたことを思い出した。これを眺めながらおいしいお酒を飲むなんて、最高に贅沢だった。お酒が旨かったなあ。
しかし、残念なことに、その年の夏にぼくの不注意で枯らしてしまった。ほんとうに可哀想なことをしたと思っている。ゴメン。
そして、秋には紅葉の盆栽を眺めながら、焼酎をグビグビやったことを思い出した。可哀想なことに、こいつもぼくのせいで枯らせてしまった。ほんとにゴメン。要するに植物を育てることは、思った以上に難しいんだよね。
なので桜にしようか、紅葉にしようか迷ったけど、今回は紅葉の盆栽。しかも種から栽培するやつなので、えらく時間がかかりそうだけど、これも楽しみじゃないか。ときどき栽培記録を載せることにするね。
そいでもって、この流れでコーヒーカップと片口の酒器セットを買った。それぞれ別のお店なんだけど、どちらも「私を買って…♡」という声が聞こえた。もうホントに一目惚れだった。
少し小さめのコーヒーカップとソーサー、これはフランス出身の陶芸家、フランソワ・ジャルロフ氏のもの。この深い色合いがなんとも素敵だよね。
そして、酒器セットは岐阜県土岐市にある小兵という窯元のもの。この渋い黒銀がお酒をよりおいしく感じさせてくれることだろう。あ〜、たまらん。夜が待ち遠しいぞ。
そして待ちに待った時間がやってきた。お酒は冷えた「醸し人九平次 純米大吟醸 黒田庄に生まれて、」を、つまみはイカの塩焼きでいこう。
お〜、こりゃほんまに旨いわ。同じお酒が酒器でこんなにおいしくなるのかと思う。やっぱりお気に入りの道具というのは、何か暖かい心が感じられるからだろうなあ。おいしいなあ。ほんとにおいしいなあ。幸せだなあ。
今日はよい一日が過ごせたことに心から感謝しよう。