猛烈な台風19号がやってくる。去年の台風15号のときは、強風で会社の屋根のスレートが飛んでしまって、2階の倉庫、1階の工房がびしょ濡れになってしまった。今度はその経験を活かして、水に濡れては困るものにシートをかけて、最悪な事態だけは避けることにした。とにかく無事に通り過ぎてくれと祈るだけだ。
ところが現在13時。おそらく最接近中と思われるのだけど、風は弱いし雨もたいしたことはない。あれ? おかしいなあ。どうしてだ?
最新の雨の情報をみると、このへんは丁度豪雨レーダーでは強い雨ではないし、このままおさまっていく気配だ。とはいえ油断は禁物。やがて吹き返しの強い風が吹いてくると思われる。むしろこれから接近していく関東地方が心配だなあ。大きな被害がないことを祈ろう!
さて、おそらく今日は台風で外出ができないだろうし、島村楽器のあるイオンも営業しないだろうとみて、昨日のうちに注文していたフェンダーを引き取りに行ってきた。
それはFender Japanの「TRADITIONAL 50S STRATOCASTER」だ。お気に入りのキャンディ・アップル・レッド。もう惚れ惚れしてしまう美しさだ。
___本当は名古屋の大きな楽器店に行って、いろんなギターを試してから選ぼうと思っていた。でもよく考えてみた。音の違いと言っても音は自由に変えられる。弾きやすさと言っても結局最後は慣れしかない。
そうなると、最後は気に入ったギターを近くの島村楽器で取り寄せればいいじゃないか、と思った。担当者に電話して聞いてみると、ぼくが欲しいと思っているギターはメーカー在庫にはなく、来年の3月まで待たないといけないという。幸い島村楽器の他のお店で数台あるというので、それを取り寄せることにした、というわけだ。
というわけで、メイトンとサイレントギターに加えエレキギターが加わった。これでギターの幅が大きく広がって、よりギターを楽しめるぞ。
トラディショナルシリーズになって、Fenderというロゴが従来のプリントから、ビンテージ仕様のシールになったという、これがマニアックなことらしい。ま、興味ないけど。
「MADE IN JAPAN TRADITIONAL」という文字が誇らしく見えるね。よく見ると、ピックガードやピックアップの部分には、透明の保護ビニールが貼ってある。これを綺麗に剥がすには、わざわざボリュームやトーンのつまみを抜いてから、きれいに剥がさないといけない。しかも抜くのにとても手間がかかった。(-_-;)
さて、さっそく弾いてみることにしよう。いや〜、なんと弾きやすいんだろう。これがエレキか。ちょっとだけ、リバーブをかけてアパッチを弾いてみた。これは楽しい♪ しばらくはこれで遊べるぞ。
……っと、おい、ちょっと待てよ思った、気になることがある。それは3弦と6弦の音がビビるのだ。なんだ、ちゃんと点検してくれたと言ったじゃないか。まさか、これくらいのビビりは問題なしと判断したのだろうか?
さっそく島村楽器に電話してみた。ブリッジのネジの遊びとかでビビることがあるので、試してみて欲しいという。やってみたけどぜんぜん改善されない。再度電話して台風が過ぎた日曜日にもう一度点検してもらうことにした。
アンプを通せばそれは聞こえないというが、ぼくの場合、音をできるだけクリーンにするので、これくらいのビビりでも濁って聞こえた。これじゃだめだ。う〜ん、まったく、最初からこれかよ。(-_-;)
それから、今回のフェンダー購入に合わせて買ったのが「MS-70CDR」というエフェクターだ。いわゆる「空間系」と言われるもので、主にコーラス、ディレイ、リバーブの音作りに特化したものらしい。なんと86種類の音が用意されている。
う〜ん、しかし、説明書を見てもさっぱりわからん。今まで使っていたエフェクターは簡単だっだけど、この70CDRは機能が優れているからか、いろいろ音を作り込んでいく。う〜ん、面倒くさいな。ま、ゆっくりいこう。
なるほど。この「ジェイ☆チャンネル」の説明でよくわかった。
いろんなエフェクターを重ねることができるんだな。例えば「HD Hall」というリバーブに「DELAY」というディレイを重ねる。さらに加えて全部で5種類のエフェクトが重ねられる。しかも、それぞれのエフェクトの細かい設定を変えることができる。凄いよね。
ズームのホームページから、エフェクトリストをダウンロードして、設定の説明をみた。それぞれの設定値のことは難しいな。少しずつ覚えていこう。正直言うとここまでしなくても、簡単なエフェクターのリバーブを使えばいいじゃん?と思ってしまうが…。
さあ、シャドウズ始めるぞ〜。
P.S.
19号台風、夕方6時になったけど、この時間になって強い風が吹き、強い雨が降ってきた。どうかこのままおさまってくれますように……。そして東日本にも大きな被害がありませんように……。