ピアノ

ピアノを弾くと頭が良くなる?!

ピアノの練習を始めたのが10月の終わり頃、あれからひと月ちょっとたったが今も毎日欠かさず練習をしているのだ。りゅうちゃんはがんばっとるぞ。笑

Lesson2は正直言って楽しいというより苦行に近いものだった。何度やってもあちこちで間違えてしまうのだ。そこで後半部分の右手は2音じゃなくとりあえず1音で練習することにした。

ところがそれでもやっぱり何度も間違えてしまう。もうこうなると自分との戦いだった。「やめたら終わりだ」そう思い、とにかくめげずに練習を続けた。そしてなんとか1本での演奏ができるようになった。それがこれ。↓

よし、やっとできるようになったので次に進もう。1音ができるなら2音はそれほど苦労しないだろうと思っていた。ところがそんなに甘くはなかった。

これがむつこ先生のお手本の演奏だ。
1音を2音にするだけぢゃないか。と自分では思うのだけどそれがとんでもなく大変なことだとわかった。とにかくあちこちで間違えてしまう。

そこでまた1音で弾いてみる。するとスムーズに弾ける。そして2音になるとやっぱりあちこちで間違えてしまう。なんで??

いったいなにが問題なのか、自問自答してみた。

① 左手と右手は1つの曲として「流れ」でつながっていることに気がついた。左手のこの音の後に右手の2音がつながって流れていく。そうだ「音の流れ」を掴もう。
② 2音になったことで目線が右手に集中してしまって、左手のポイントの部分で弾き間違えてしまう。なので目線を右だけじゃなく左にも向けて、ポイントのところはちゃんと目で確認しながら演奏する。

確かにこれらのことは一つの前進だったけど、それでも何かが違う。つまり右手が1音から2音になるということは、その組み合わせが一気に増えてしまって、ぼくの脳ではコントロールしきれないのではないか。

ギターの場合は右手と左手の役割がはっきり別れているが、ピアノの場合は10本の指がそれぞれ別々の動きをしている。つまり「ピアノ脳」みたいな特殊な脳の部分があるように思えてならない。

そこで調べてみることにした。

イラストはサイトより

すると脳科学者でピアノ指導をしている瀧靖之先生が書いた「ピアノを演奏する時って、脳のどこが働いているの?」というサイトを見つけた。

ピアノを弾くときはこんなに脳のいろんな部分を使っているらしい。

イラストはサイトより

そして「ピアノを弾くと頭が良くなる?! ~脳科学者も認めるピアノが脳にいい理由~」というサイトでは「ピアノの演奏では両手の指が全く違う複雑な動きをします。片手でメロディーを弾き、もう片方で伴奏を弾いたりします。このような左右両方の指を複雑に動かすことで、脳の監督役である「前頭前野」が構造的に発達するとされています。」

また「それらを同時に処理する機能=「ワーキングメモリ(作業記憶)」を、脳科学者の先生は重要視しています。この機能が優れている人はいわゆる学業や仕事ができる人であることが多く、いわゆる「頭のいい人」であると言われています」とも書いてある。

さらには「一般にピアニストには長命の人が多く、認知症の人が少ないと言われています」と書かれていた。

つまりピアノを弾くということはこんなにたくさんの脳を使っているんだよ。だからぼくのようなオジサンの眠った脳ではなかなか追いつかないんだってことだね。

いや、ってことは眠っていた脳の働きがよくなっていくってことじゃないか。よいことじゃないか。ボケ防止には画期的なことじゃないか。なるほどねえ。

というわけで、今日はついにやっと何回かに1回というレベルだけど、弾けるところまで来たよ。それを録音してYouTubeのアップしてみたぞ。

まだ今のレベルは前半部分と後半部分をそれぞれ別の演奏で弾いていて、次は最初から全部弾けるようにする練習になる。と同時にLesson3にも入っていくぞ〜♪

いやはや、まだまだ先は長いのだ。でもオジサンはめげずに練習を続けていくのだ。

というわけで今夜はここまで来れたことをお祝いしよう! さあ、好きなだけ飲んでいいぞ〜♪ (うそうそ 笑)

 

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