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アマチュア無線

KX2 と Win4k3Suite(その2)

なんとかKX2で「Win4k3 Suite」が使えるようになったので、今日はさらにその先に進むことにした。まずはHamlog、そしてUSBIF4CWとCoopHLの連動だね。

その前にKX2はCOM6のポートを使っているんだけど、このポートを他のソフトでも使えるようにしないといけない。そのためにいつものように「VSPE」を使ったけどなぜかうまくいかなかった。

この「VSPE」は何かというと、通常は1つのポートを複数のソフトで共有することはできない。それがVSPEのSplitterを使うと、新しいポートを複数のソフトで共有することができるようになるんだね。めちゃくちゃ便利なソフトだ。

まずKX2のポートCOM6をSpilitterで空いているポートCOM10に変更する。するとこのCOM10を使えば、他のいくつかのソフトがKX2と連動して動かせるようになるというわけだね。

それにしてもなぜ「VSPE」が使えないんだろう? 今日はもう一度冷静になって考えてみたら答えが見つかった。ごく単純なことだけど、Speed(ボーレート)をKX2に合わせて「38400」にしないといけなかったんだ。この設定で全てがうまくいった。

そして機器関係はまだアンテナ切替器「MFJ-1708B-SDR」とか、ケーブル「E980232_ACC2 IO Cable Module」が届いていないので、とりあえず受信のセットアップをした。テスト中のため、ケーブルがグチャグチャだけど。

「MFJ-1708B-SDR」の代わりに手動のアンテナ切替器(CX210A)を使って、受信するときはアンテナをSDRPlay RSP2の方にしてWin4k3 Suiteでワッチする。そして送信するときはKX2側に切り替えて交信するようにしている。

そして今日新たに追加したのが、「USBIF4CW」というインターフェイスとそのソフト「CoopHL(USBIF4CW連携 for HAMLOG)」だ。これはHamlogと連携して、ソフト上でキーイングをしてくれる便利なもの。

例えば「PF1」にはあらかじめ「DE $M K」と登録してあるので、PF1キーを押すと「DE JA2WIG K」とキーイングしてくれる。特にDXでパイルアップになったときには、何十回もコールサインを送ることがあるので疲れてくる。

そんな時にはPF5に$Mと登録してあるので、このキーを押すだけで「JA2WIG」と送信してくれる。さらにHamlogに相手のコールサインを入れておくと「$C DE $M K」の$Cに相手のコールサインを入れて送ってくれる。

こいつは実に役に立つやつなのだ。普段はこれを使うことはあまりないけど、いざという時に、このPFキーだけで交信できるようにしている。

というわけで、これでWin4k3 SuiteとHamlogそしてCoopHLが連動できるようになった。もちろんHamlogの入力欄の周波数はKX2の周波数と連動している。(写真は↓の方法でやったときのものなので、連動していない)

さらにこのWin4k3 Suiteは、6つの外部ソフトを自動的に立ち上げることができるようにもなっている。(えっ? なら「VSPE」はいらんのか? )ただ今のところ、Hamlogを連動させても周波数が連動しないので、こちらは使わずに「VSPE」経由で起動している。

それからこのWin4k3 SuiteはKX2のリモート操作盤のようなものなので、いちいちKX2のほうで設定しなくても、ここで細かい設定などができる。らしいけど、詳しくはまだわからん。

そしてHamlogのキー割り当てで「Alt + Q」を押すと、交信相手の「QRZ.com」のページを見にいくようにした。さらにはもう一つのブラウザで「J-クラスター」を見て移動運用局を見つけやすいようにした。

ということで、今までKX2単体だけではCWの交信相手を見つけるのに苦労していたけど、これですぐに交信相手見つけることができるようになった。

これ以外にも「CTESTWIN」や「Ham Rahio Deluxe」「CWSkimmer」など、他のソフトと連動させてみたいなと思う。それにしても、まだまだ知らないことがいっぱいで、アマチュア無線はほんとに楽しい世界だなと思う。

 

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