(NHK 駅ピアノ・空港ピアノ・街角ピアノより)
ぼくはNHKの空港ピアノ・駅ピアノが大好きだ。あんなふうに街角でピアノが弾けたら、どんなにか楽しいことだろうといつも憧れている。
先日も「エストニア・タリン Vol.3」の再放送を観ていたら、ある人が「フォレスト・ガンプ」を弾き始めた。ぼくの大好きな映画(アマゾンプライム)そして曲だ。
それを観ながら感動して涙がこぼれてきた。よしぼくもこの曲が弾けるように練習を始めよう! そう思いたったのだ。ピアノは持ってないけど。笑
さっそくYouTubeで「forrest gump theme song piano」と検索すると多くの人の演奏を観ることができた。ああ〜、やっぱりいい曲だなあ。
そして見つけたのがこの「【楽譜を読まずに弾ける!】映画「フォレストガンプ」メインテーマ - Lesson1 」というレッスン動画だった。
むつこ先生がとてもわかりやすく教えてくれる。お〜し、やるぞ〜! 一気にやる気が高まった。 むつこ先生の動画は「フォレストガンプ・メインテーマ Lesson1〜Lesson6」でまとめてあるので練習したい人は観てね!
ピアノはないけどとりあえずこれで練習してみた。このキーボードは「ガレージバンドで練習曲を作ってみた」で書いたが、DTMで作曲をするために買ったものだ。だから32鍵しかない。当然これだけ鍵盤が少ないとこの曲は弾けない。
実はぼくの頭の中には、会社の仕事場で眠っているこの「PS-6100」というキーボードがあった。今使っていない理由は専用の電源コードをなくしてしまったからだ。これがないと電源が入らない。
この「PS-6100」は今から30年ほど前に買ったものだ。20万円を超える高価なものだったが、当時は仕事が忙しくて結局あまり練習することができなかった。この機会に何とか復活させようそう思ったのだ。
さあ仕事が一段落した。まずはケースをさらに電源部分のカバーも開ける。そして特殊なプラグをとりはずし、ここに電源ケーブルを直結させてみる。ハンダ付けする前に借り止めをして、音が鳴るかどうかをテストすることにした。
これがキーボードの裏側で良くみるとスピーカーは日本製だった。大きなプリント基板が当時の技術をうかがわせる。なんかカッコいいなあ。
さあ、音が鳴るかどうか、電源を入れてみよう。おおお〜〜〜、鳴ったぞ!
そしてしばらく連続して音を鳴らしてテストしてみることにした。よし、なんとか使えそうだ。この後、電源部分のハンダ付けをして組み立てなおして家に持ち帰った。
さあ、それぞれの機能がちゃんと使えるのか、最終テストをすることにしよう。その結果、多少使えない機能があるもののピアノとして使うなら充分だと思った。
その後しばらくテストを続けていると「ノイズ」が発生しだした。しかも演奏の途中に時々強いノイズが入ってしまうのだ。あちこちの接触不良を確認してみるが、やっぱりダメ。こんなことで夢を諦めるなんてことができるのか?
そこである決断をした。それは新しい電子ピアノを購入するかどうか決めるために、あるテストしてみることだった。
それは、むつこ先生のLesson1を練習してみて、ぼくがこれについて行けそうかどうかを自分で判断してみる。こりゃ無理だなと思ったら、残念だけど諦めよう。いや、なんとかいけそうだなと思ったら新しく電子ピアノを購入しよう。
そして結果は無事合格!(なんだと? 甘すぎると? 笑)
決めたのは「YAMAHA P-121」という機種だ。ただ音が出ればいいというのではなく、それなりの音質や弾きやすさなども考慮して決めた。
そしてあえて88鍵ではなく、よりコンパクトな73鍵を選んだ。ぼくはクラシックを弾くつもりはないし、ただでさえ狭い部屋なのでこれで充分だと思った。
とにかく、音が素晴らしい。ぜひそれを聴いて欲しい。
本当にいい音がするよねえ。凄いよねえ。驚いたねえ。よしこれを買おう! いつものように「サウンドハウス」で購入しようと思ってサイトを見ると、価格は44,800円と安いが納期が1ヶ月半もかかってしまう。
う〜ん、そんなに待てないし、気持ちが熱いうちに手に入れたいと思う。仕方が無い「アマゾン」で購入しよう。値段は53,000円だけど仕方がない。(あれ?今日になって54,000円になっとる)
そして今朝無事届いた。さすがYAMAHAという品質の高さだ。それにとにかく音質が素晴らしい。この中になんと50曲のデモ曲が内蔵されていてこれをBGMで聴ける。
スタンドは評判の高い「K&M 18990 キーボードスタンド X型」というのをサウンドハウスで購入した。高さ調整が楽にできて耐荷重も50kgという頑丈なものだ。
セッティングが終わったので、さっそくむつこ先生のレッスンを開始!
と言っても最初からうまく弾けるわけはない。左手はいけるけど、これに右手が加わるともうあかん。もう笑えてしかたがない。でもとにかく楽しくてしかたがないのだ。
というわけで、今日からはギターの練習とは別にピアノのレッスンを続けることにした。そしていつか孫たちにジージの演奏を聴いてもらえたらいいな。
というわけで、この部屋がますますぼくのオモチャに埋め尽くされてつつあるのだ。
いやいや、そんなことはないさ。まだまだ充分スペースはあると思うけど……(-_-)
さて話は変わって、最近書いていないギターのこともちょっとだけ書いてみる。
去年の12月に「ギターの練習を再開した!」で「Jerry's Breakdown」という曲のアコースティックギターの部分の練習を始めたことを書いた。最初はこんな早い曲は絶対無理だと思ったけど、だからこそ一度挑戦してみたくなった。
それ以来、一日も欠かさずに練習している。練習時間は長くて30分で殆どは10分程と短い。でも本当に毎日欠かさずに続けた。その甲斐あってスピードも90%くらいの早さまでできるようになった。
諦めずにやり続けることでたどり着ける場所があるってことだよね。楽器の練習は弾けるようになることが目標ではあるけど、それ以上に大切なのは「楽しい」と思えること。そのことが「生きる楽しみ」につながっていくんだね。