一週間もたつと気持ちは後戻り⋯ (;_;)

先日「楽しみだったJazz Streetが国勢調査に(;_;)」で書きましたが、いよいよ国勢調査の仕事の時期が迫ってきました。
そのブログを書いたときは
" 困ったことを電話で問い合わせをすると、予想を超える親切な対応をしてくれたことに、とても感謝しています。これで全てのモヤモヤしていた気持ちが、一気に晴れました!"
⋯ と思いましたが、一週間もたつと気持ちは後戻りです。つまり、ぼくが坐骨神経痛でない健康な身体だったら、105軒という数はそれほど大変とは感じなかったでしょう。

ところが坐骨神経痛を抱えるぼくにとって、これを精神的な痛みにも感じているのです。
誤解されないために正確に書きますが、身体的な障害ほどではなく、痛みを感じながらも買い物には出かけています。ただそれとはレベルが全く違う「重労働」だということです。
さらには、5年前の国勢調査を経験した人から、対人関係その他の具体的な苦労話、そして二度とやりたくないと聞くと、それほど耐え難いものなのかと思いました。
いずれにしても、この重苦しい気持ちをそのままにして、国勢調査に臨むわけにはいきません。⋯⋯ 何とかしないと⋯⋯。
逃げるのも一手、飛び込むのも一手
振り返ってみれば、去年のマンション管理組合理事長、町内会組長から始まり、今年の国勢調査も、副総代・総代の役割もそうです。
「なんで、こんな嫌なことが重なるんだ。最悪だ!」と思います。
これまでのぼくの人生で、いろんな苦労を体験してきましたが、直感的に「逃げた方がいいな!」と感じたら、すぐにその場を離れるようにしました。
でも、逃げられないときがあります。それが今回の国勢調査や総代の仕事です。だったら、むしろ「積極的に飛び込んでいく」方が、良い方向に向かうことが多いんですね。
んな、こと、わかっとるわい (;`O´)o
つまり人間というのは、目の前にドでかい壁が出現すると、過去の経験など少しも役に立たないくらい、ひるんで弱気になるものなのです。こんなジイさんでもね。
国勢調査員になった人、そうでない人、そして国会議員さんたちへ
今回のエントリーは、今年(不運にも)同じく国勢調査員になった方が、偶然このブログをみて、ほんの少しでも役に立つことがあるならと、あえて書いています。
いや、そうでない人たちにも、国勢調査員になった人たちは、こんなに大変な思いをしているんだぞ、ということを知ってもらうには、良い機会だと思って書いています。
さらに正直いうと、回答率がどんどん下がっていくし、調査員も、回答する人も、みんなが嫌がるこの調査を、このまま本当に続けていくんですか!?と言いたいです。

ちなみに、日本の首都東京は30.7%も回答がなかったんですよ!? 769万世帯の30.7%というと、なんと236万世帯も未回答なんですよ!
この岡崎市でも13.2%も未回答なんです。17.2万世帯のうち、2.3万世帯もが未回答なんです。これぢゃダメでしょう?
本当に意味があるというんなら、もっともっと国民に対して、みんなが協力的になるような、その必要性も含めて、大々的にPRをどんどんしてもらいたいものです。
ま、いろんなことを言いましたが、そのあたりのことも、ご理解いただけたらと思います。
「小さいことに くよくよするな!」という本が、ぼくの人生の教科書
国勢調査のことで、こんなふうにいつまでもイヤだなと考えているとき、ふと、その心の拠り所になるかもしれない「本」のことを思い出しました。
それがD.カーネギーの「小さいことにくよくよするな!」です。

調べてみると、今年になって新版が出ていました。それが「新版 小さいことにくよくよするな!」です。
さっそくこちらをKindle版で入手しました。さらに要約動画も見つけました。女性が優しく解説してくれていますので、ぜひ見てください。
もう一本「小さいことにくよくよするな!」の要約動画も見つけました。こちらはさらに長時間かけての解説なので、とてもわかりやすいです。
この2本の動画、そして購入した本を読んだことで、精神的な重しが少しずつ取り除けてきました。お陰でいろんなことに前向きになっていきましたよ。
足腰を鍛えなおそう!

ただ、最初に書きましたが、心配なことがあります。それは、まだ坐骨神経痛が完全に治っていない状態で、100軒以上の家を一軒一軒歩いて回らないといけないことです。
しかも、最初の土日は在宅している家庭が多いので、その2日間で100軒以上を訪問したいと思っています。今の体力や足の痛みを考えると、それが不安なんですね。

そんなとき、たまたまクローゼットを整理していたら、このエクササイズ・トレーニングチューブというローイングの道具を見つけました。
このことは6年前に「ローイングを始めてみた」で
" ローイングというのは簡単にいうと「ボート漕ぎ」の運動のことだ。ローイングで全身の70%の筋肉が動員され、その機能が高められるそうだ " と書かれていました。
この時に買った本はもうないんですが、このイラストのような動きを、1分間に20回のペースで5分間、これが1セット。これを一日2回合計10分というのが基本だそうです。
さっそく午前午後の2回のペースで、トレーニングを開始しました。するとびっくりです!坐骨神経痛の痛みがどんどん軽くなってきました (@_@)
暑い中、汗を流して散歩するより、エアコンの効いた部屋でこのトレーニングをすると、それほど大変ではないんだけど、効果は抜群なんですね。
活動的になってきたボク!
このトレーニングを始めるようになってから、気持ちも足腰もがどんどん軽くなってきて、いろんなことをまた始めようという意欲が湧いてきました。これは予想外の変化です。

まずは、読書です。さっそく本屋さんに行って何冊かの本を買ってきました。この本はいつものように " 表紙が気に入った " ので買った「また、同じ夢を見ていた」です。
大好きなヨシタケ シンスケさんの「幸せとは、どんなときも、こんな物語がそばにある、ということ。」というメッセージがとても気に入りました。そうだそうだ!と⋯⋯。
少しだけ読んでみましたが、とても面白そうです。

そして久しぶりにCQ誌も書いましたよ。付録のFT8のことより、特集が「DIYで楽しむアマチュア無線」ということだったので、何かヒントがないかなと思ったからです。

そうそう、それで思い出しました。先日「ぼくがブログを書いている理由」で書きましたが、ぼくが3Dプリンターで作ったパドルで、Kさんが移動運用をしたそうです。
いや〜!嬉しいですねえ。(というか、許可なくこの写真を掲載してしまったんですが、承諾してくださいね)⋯⋯ これを見て、ぼくも移動運用がしたくなりました!
それにまた3Dプリンターで何か作ろう!と思っていますよ。
こうして、いろんなことに対して、前向きでやる気満々になってきているぼくです!
がんばらないけど、がんばります!
「新版 小さいことに くよくよするな!」との出会いがあったお陰で、どんどん肉体的にも精神的にも健康体になっていきました。これは凄いことです。
来月9月16日から国勢調査の仕事が始まり、10月いっぱいまでの長い期間⋯⋯ のようですが、じつは集中して事に当たれば、実質10日ほどかなと思っています。
10月の終わりになって、調査結果を提出した後は、きっと「大きな仕事をやり遂げた」という満足感を感じることでしょう。
そして来年再来年にかけての副総代・総代の仕事でお役目御免ということです。これも、同じような気持ちで取り組めば「大したことないさ」っていう気持ちになっています。
もうすぐ72歳を迎えるボクですが、まだまだ成長の途中です。
これからもずっと「がんばらないけど、がんばります!」
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↑ 2025年10月30日









