孫娘たちはコリントゲームを気に入ってくれるかな
昨日から次男と二人の孫娘がお泊りで遊びに来てくれた。先日『定年おじさんの「夏休み自由工作」』で作ったコリントゲームは果たして遊んでくれるだろうか?
6才と4才になる元気な孫娘二人は、いつものように我が家にくると、さっそく「おもちゃコーナー」に行き遊びだすが、すぐにこのコリントゲームを見つけて遊びだした。よほど面白かったのだろうか、ずっと遊んでいる。
まさかこんだけ喜んでくれるとは予想外のことだったので、苦労して作った甲斐があるというものだ。(後で思うとその写真を撮ればよかったのに)
遊びだしてしばらくすると、長女が「この?って何?」って聞くので「ここに入ると、何点になるかはわからないってことだよ」と説明するとわかったと言ってまた遊びだした。
子どもにとって0点というのが気に入らないらしい
しかし、そのうち大人では理解しがたい行動をとり始めたのだ。
とにかく、この「0点」というのが気に入らないらしい。
それは「?マーク」の所に入ると、50点か0点になるように、ぼくなりの仕掛けを施したものだ(元は0点だけ)。ところが長女は「0点」というのが納得できないのだ。
しかもそれだけじゃなく、どこにも入らないと、最後はこの「0点」に落ちるようになっているのだがそれも許せない。なんというワガママなことかと思うが、これは大人では理解できないことなのだ。
もうそうなると勝手に「0点に入るとやり直ししてもいい」というルールに変えてしまって、0点に入ったボールは取り出してやり直すという始末だ。
しかも余りにもこのゲームに夢中になりすぎて、ボンドでつけた20本の棒の内、6本の棒の接着が取れてしまってゲームにならん。慌ててグルーガンを引っ張り出してきて修理しゲーム再開となった。
改良しよう!
今日は孫たちが帰ったあと、ここままではゲームにならんなと思ったので、このゲームの改良することにした。
どういうことかというと「0点」が気に入らないなら、これをやめて「5点」にしたら文句ないだろうと差し替えたのだ。ははは、これで2度と文句は言わせないぞ。笑
というわけで、二人の孫娘たちの洗礼を浴びて、このコリントゲームは改良版となったのである。さらに「?」に入ったら「0点か50点」じゃなくもっと増やせという。確かにそう思うがこりゃまいったな。
夜は久しぶりに息子と晩酌を楽しんだ
孫たちを寝かしつけたあと、息子とこの部屋で久しぶりに酒を飲んだ。息子はレモンサワーを呑みながら「この部屋はくつろげていいなあ〜」という。
今は子育てと仕事で精一杯という暮らしをしている息子にとって、そんな余裕がないのは当然だ。ぼくもそうだったけど、ギターやキーボード、アマチュア無線は楽しんでいた。
「いつかきっとこういう部屋を作れるときが来るよ」、でも今のうちからその準備を少しずつしていくことが大切なんだよと伝えた。
そして、グラスに氷を入れウィスキーを少しだけ注いで、数種類を飲み比べさせてみた。今までウィスキーをおいしいと思ったことは一度もがなかった。こんなおいしいものだとは知らなかったという。これが10年17年の歳月をかけて作った味なんだよと。
さらにすぐ横にあるアクアリウム水槽の水の音に「本当にこの部屋にいると癒やされるなあ」とこの部屋の雰囲気を楽しんでくれた。久しぶりに息子といい時間を過ごすことができてよかったなあ。
一緒に遊びまくった2日間
それにしてもこの2日間、ジージは二人の孫娘たちにあまりにもモテモテで、ずっと遊びにつきあわされて、もうクタクタに疲れ果てたのでありマス。
それでもご飯がおいしいと喜んでくれ。鉄道模型で一緒に遊んで、ピアノを一緒に弾いて、熱帯魚に餌をあげて、一緒に本を読んで、一緒にカルタや折り紙で遊んで楽しく過ごすことができた。
いやいや、それだけじゃない。とにかく休むということはなく、遊びをし続けることに時間のすべてをかけているのだ。その驚くべきパワーはどこからくるのだろうか。
そして今日のお昼前にようやく帰ってくれて、ジジババは心からホッとしたのである。「来てくれると嬉しい、でも帰ってくれると、もっと嬉しい」そういうもんなんだよ。笑