先日はコンデジ「RX100」に変わる新しいコンデジをいろいろ検討したんだけど、その有力候補は「RX100M5A」か「G7X Mark Ⅲ」だった。
このRX100シリーズで最新機はM7なんだけど、その前のM6からはズームを重視した代わりに、開放F値が「1.8から2.8」になってしまった。この手のコンデジに200mmのズームっているのかな?
これは選ぶ人の考え方で決まるんだけど、ぼくはF値を重視しているので、さかのぼってM5Aを候補にした。そしてオートフォーカス時間と連写機能が今のより大幅に向上したことも理由だ。
その後、候補のカメラの比較のために、YouTubeやネットのレビューでいろんな人の意見を参考にした。なるほどという意見も多かったけど、やっぱりぼくと同じ考えの人もたくさんいた。
最終的に「G7X Mark Ⅲ」はオートフォーカス時間が遅いこと、そしてやっぱり使い慣れたものがいいので「RX100M5A」に決めた。
というわけで、届いたぞ〜♪
持ちやすくするためのグリップと、液晶画面の保護シートもいっしょに購入した。
開封してみるとM5になって充電器がなくなっていた。バッテリーをカメラ内に納めておいた状態で充電するらしい。これはコストダウンだろうな。別売で定価8,900円もする。
これだとバッテリーが切れたときに、予備のバッテリーに入れ替えて、その間に充電器で充電するということができない。これは不便だな。RX100のときについていた充電器を使うことにしよう。
左が「RX100M5A」で右が初代「RX100」だ。外観は殆ど変わらない。大きさは同じ。レンズ部分が少し小さくなったかな。共にグリップを付けた状態だ。
ギミックで大きな違いは、左の「RX100M5A」はファインダーが付いているので、明るい場所で液晶が見えないときは便利だ。そして液晶画面は大きくなって、外に飛び出すようになり、角度も変えられるので、使い勝手がとてもよくなった。
実際にいろんな写真を撮って、その画質を詳しく知りたいところだけど、時間がない。とりあえず部屋から見た夜景を撮ってみることにした。
そうそう開放F値のことだけど、F2.8とF1.8でどれくらいの違いがあるか、実際に写真にして比べてみるね。かなり違うよ。
まずはF値を「F2.8」にするとこんな感じ。ISOは「3200」でシャッタースピードは「1/25」にした。暗い感じだね。
そしてこちらは「F1.8」の写真。かなり明るくなった。F以外の設定は同じだ。もちろんISOやシャッタースピードを変えることで、明るさは変えられるけど、同じ設定でこの違いは大きいと思う。
F値が変わるのは明るさだけではない。F値が小さくなると「ボケ味」も変わってきて、より背景のボケ感が増してくるのだ。その違いも大きなものになる。
要するに「RX100M6」以降は、ズームを重視した変わりに、F値を犠牲にしたってことなんだけど、人それぞれの使い方があるから好きなものを選べばいい。ただ、ぼくはF値を重視したってことだね。
その他、オートフォーカス時間が0.13秒から0.05秒になってことで、あっと言う間の早さでフォーカスが合う。これは素晴らしい。そして連写も10コマ/秒から24コマ/秒になって、すんごい早さ。(@_@)
というわけで、新しくなったコンデジ。これからいつもバッグに入れて、いろんな写真を撮ることにしよう。コンデジは重い一眼レフや、設定値が変えられないiPhone 12miniにはない魅力がいっぱいある。写真を撮るのが楽しくなるカメラってのがいいと思う。
遠くには出かけられないぶん。身近なものに目を向けてみるのもいいかもね。