今日は穏やかで温かい日になった。元気だったら改造したフリードプラスに乗って、海にでかけようかな、そして移動運用を楽しもうかなと思っていた。
ところが、どうやらその元気はなさそうだ。この所の疲れが抜けていない。なのでのんびり家で過ごすことにしよう。ただ一つだけどうしてもやっておきたいことがあった。
それは先日手に入れたKX2用の「AX1」と普段から使っているオールバンドの「リトルターヒル」、そして7MHz用の移動用アンテナ「MFJ-1840T」の3本の性能比較をしてみることだった。
まずはベランダに三脚を置き、これにオプションの基台をセットして、ここにAX1を取り付ける。そしてカウンターポイズ接続用の端子に33フィート(約10m)のカウンターポイズを接続しベランダの床に広げた。
このカウンターポイズの張り方でSWRの調整を行うけど、最後はKX2内のATU(オート・アンテナ・ チューナ)を使用して調整を終える。
AX1本体には20m(14MHz)用と17m(18MHz)用の切替スイッチがあって必要に応じて切り替える。エクステンション・コイルを追加すると、これが40m(7MHz)用と30m(10MHz)用の切替スイッチになる。
AX1とリトルターヒルを完全に同じような条件にはできないけど、できるだけ高さや向きを同じようにして、受信の比較をしてみよう。
ということでさっそく実験開始。2つのアンテナを切替器で切り替えて聞き比べてみた。それを動画に撮ってみたので観てもらおう。すると結果は意外なことに……。
正直言って、ぼくはAX1はリトルターヒルより劣ると思っていたんだけど、むしろAX1の方が「Sにして2ほど」優れていた。こりゃ凄いな。
そしてもう1本の移動用アンテナ「MFJ-1840T」とリトルターヒルを比較すると、反対に「Sにして2ほど」MFJ-1840Tの方が落ちる。これは予想通りの結果だった。
もう1本のアンテナ「MP-1」との比較も移動運用のときにやってみるけど、当然MP-1の方がいいと思うけどなあ。ということで、AX1というアンテナの凄さを今日は確認することができた。これは買って良かった!