HRDの再挑戦記！

2025年3月24日

この時はリグのコントロール、そしてログをハムログから付属のLogbookに切り替えました。ところがやっぱりハムログの方がいいので元に戻しました。

それよりもここには書いていませんが、「CWの送信ができない」という問題がありました。これは理解力の問題なのですが、解決できずに挫折してしまいました。

つまりは、どうしても使いたいという願望がなかったということですね。それなのに、特別な大きな理由はないんですが、なぜかまた再挑戦してみたくなったのです。

その気持ちを大切にしよう！ ‥‥ というわけで、今回の「HRDの再挑戦記！」です。

とりあえずは「CWの受信、そしてデコードができる」ということまではできていたんですが、とにかく送信ができないんです。

というか‥‥「送信までソフトにやってもらうなんて、CWerの誇りにかけても邪道だろう？」とも思ったんですけどね。（楽ちんだけど：笑）

ただ、他の人ができていることが、ぼくにできないのが " 悔しい " というか、そこまではでは思わないものの、モヤモヤが残ります。

ただし、CWのデコード&送信機能を持ったソフトはFldigiがありますし、送信機能だけならUSBIF4CW他があります。でも全てを連動させているのがHDRの凄さなんですね。

そして今回は諦めることなくいろいろ試行錯誤を続けて、あっという間の1週間。そしてついにできるようになったので、今日はそのことを書いてみます。

ただし、これは試行錯誤によって、結果的にうまくいっただけで、正確なマニュアルがあるのか、あっても理解できていないのかということですので、あしからず‥‥。

実はぼく自身よくわかっていないんです。いろんなソフトを使っていると、シリアルポートとか、COMポートとか、何チャラというのがありますよね。

通信系のポートですが、さらにはDTR（DATA Terminal Ready）とか、RTS（Request To Send）とかがあって、調べてもサッパリわかりません。

というわけで、それよりトライアンドエラーで行くしかない！と思って、いろいろ設定を変えてみました。そしてやっとこの設定でできたのです。

まずは、FTDX10の設定ですが、「CW SETTING」→「MODE CW」→「PC KEYING」で（OFF → DTR）にしました。無線機側はこれだけでした。

そしてDM780のModels + IDsは、赤で囲ってある部分の設定を変えました。この「COM8」にするというところが、ボク的には今回の超目玉です。(◎o◎)!!

このSilicon Labs Dual CP2105 USB to ‥‥ というやつですが、これはよく使うやつですよね。（八重洲のサイトからの仮想COMポートドライバー）

そして、よく使うのはEnhanced COM Portですが、CWキーイングには「Standard COM Port」を使うということがわかりました。

それがぼくのパソコンのポート（COMとLPT）のSilicon Labs Dual CP2105 USB to ‥‥ で、つまりCOM8を使えっていうことです！

これで先ほどのDM780のModels + IDsの設定にして、送信ができるようになりました。

‥‥ というわけで、テスト的に「VVV QRZ?」と送信してみました。その動画をどうぞ！

とにかく、これでCW送信が可能になって嬉しくて仕方がないです。
それに正直いうと、心の底からホッ (´∇｀) っとしています。

せっかくここまでやったので、記念にと1局だけ交信することにしました。CQを出していたJK0ABK/1局を " JA2WIG " とコールしたところ、すぐにコールバックがありました。

その後はパドルでキーを打ってのやり取りで、無事交信をすることができました。この嬉しさはビールで乾杯！という気分です。とはいえ卒酒中なので‥‥（笑）

ただし、せっかくここまでやったのですが、メモ代わりで受信時にデコード機能は使うとしても、送信機能を使うということはないと思います。

長く生きていると「どうしても諦めないといけないこと」がたくさんあります。その方が気持ちが楽になれます。

でも「本当は心の底では諦めてはいない」というのが本音ぢゃないかなと思います。諦めたフリをしてホントは諦めていない。

というより、本人も忘れていると思います。でも心の底の「潜在意識くん」は、ちゃんと覚えているし、いつかはきっと！と思っているんですね。

それがある日、確信を持って「再挑戦しようぜ！」と言ってくるんです。その声が聞こえてきたら、その言葉に従って再挑戦すると、解決できてしまう。

‥‥ これまでその経験を何度もしてきました。「潜在意識くん」ってすごいですね。