少し前に3DプリンターでVN-4002のケースを作ったことを書いたけど、今日は相棒のQPM-01(QRP用通過型電力・VSWR計)のケースを作ることにした。
こちらも同じく、中が見えることと両サイドがあれば充分機能するので同じように作ってみよう。
前回と同じくキット製作者のJL1VNQさん提供のSTLファイルを使って、作っていくことにしよう。データをダウンロードして、PrusaSliserというソフトで読み込む。そして拡大率を修正してGコードをSDカードにエクスポートをすれば準備完了だ。
さっそく読み込んだデータでプリントすると約40分で片側が終わった。今回はまったくトラブルもなく、順調にプリントしてくれた。そしてもう片方もプリントしよう。ぼくもだいぶ操作方法に慣れてきたので、余裕を持って作業ができた。
今回はPitシワなしという評判の高いスティックのりを使った。これを使ったからうまくいったのだろうか。
さあ、組み立てることにしよう。その前にプリントしたパーツにタップを切ってビスが入るようにする。
さあ、これで完成だ。やっぱりぼくは周りを囲んでしまうより、両サイドだけにして内部が見えたほうがカッコいいと思う。
今日は実際に3DプリンターPRUSA i3 MK3Sで作っているようすを動画にして、YouTubeにアップしてみたので、ぜひご覧いただきたい。
3Dプリンターがまるで生き物のように動くのがとても面白いよ。それと同時にとても正確にプリントしてくれるのを観るとつくづく感心してしまう。すごいね君は。
さらにこんなものも作ってみた。これは「Thingiverse」というサイトで、3Dプリンターユーザーが自分の作ったものをこのサイトに公開しあうものだ。
そこで見つけたのがこれ。前からiPhoneやMacBook Proの充電ケーブルがすぐに使えるようにしたいなと思っていた。
デスクの端にこうやって取り付けて置けば、すぐに使えるようになるし、ケーブルがからまることもないので便利だね。というわけで、3Dプリンターの利用価値がますます広がっていきそうだ。
そしてもちろんこの3Dプリンターを買った一番の理由は、鉄道模型のレイアウトのパーツを作ることだ。Zゲージのパーツ類はとても少ないから、きっと役だってくれることだろう。さあ、このキャンパスにどんな絵を描いていこうかね。