この前書いた「自分の「映像作品」を作るということ」でVideoMic Me-Lとスマホを三脚にセットするアダプターを買って、自撮りの動画作りを始めたんだけど。このマイクの音質はこんな感じだよって動画を紹介した。
この動画でギターにiPhoneを取り付ける方法が面白いなと思ったので、さっそく手に入れて試してみた。
それがこの写真なんだけど、こういうアングルはとても面白いなと思う。探してみると、いろんなアダプターがあるんだけど、これはと思うものが見つからなかった。
というのは、ギターより少し離れた位置から撮影できないと、あのくらい広角に撮影できないんだよね。さらにもっと長いアームが必要だけど、今のところ見つからない。とりあえず見つけたのがこれ。
左側のが「どこにでも挟めるクリップ式雲台」というクリップ式のやつ。これにこの前買った「スマホホルダー」を連結して使う。
そして、これにiPhoneをセットすると完成だ。でも結構重いなあ。
ギターにはこんなふうにクリップで挟んで固定する。正直言うとクリップ式だと、何かの拍子で外れてしまいそうで、少し不安がある。それにかなりの重量になるのが欠点だ。
動画のあの部分を拡大してみると、挟むクリップではなくて、しっかりネジで固定している。それにアームも長く、重量も軽そうだなあ。こういうのを自分で作ってみようかなあ。
あ! よ〜くみると、わかったぞ。iPhoneに広角レンズがつけてあるぞ。よ〜し、これは試してみないと……。
というわけで、とりあえず撮ったものがこんな感じになるよ。25秒の短い時間にカットした、それに音はミュートしてあるけどね。これからいろんな形で自撮りをしてレベルアップしていくぞっと。
さてさて、この前の「ほぼ日刊イトイ新聞」で、ぼくが思っていることと全く同じことを書いてくれて嬉しかったので、そのことをここに書いておこう。
「読もうとした本で、その人はできている」というタイトルだ。
(中略)
じぶんのいる世界のなかにあるものを環境として、
人は生きているし、それしかできない。
(中略)
だから、読んでないのだけれど本棚にある本は、
その人が求めたじぶんをつくるための材料なのである。
(後略)
ようするに、本棚にある本とか、持っているものとか、出会った映画や動画とか、気の合う友人とか、そういうぼくのまわりにある環境(材料)で自分は作られている。
つまり、世界中にはいろんな材料が溢れてけど、その中でごく限られた材料を選んで、自分ができあがっている。趣味だって結局出会った材料に共感できたからだ。
自分ができているのは、すべてが奇跡的な出会いからなんだなあと思う。だってさ、あの動画に偶然出会ったから、こんなことを始めようと思ったわけで、自分からそういうことなんか考えないわけだ。全ての出会いが奇跡的な出会いで、それによって自分ができているんだと思うと、なんかワクワクしてくるよね。