帆船模型サプライ号もいよいよ第4コーナーに入った。
ヤード加工を12本。3種類の丸棒を図面に従って細かい加工をした。特に丸棒の中心付近を正八角形にするものが4本あり、これがかなり苦労した。
なぜ八角形にするのかというと、マストは丸い、これにしっかり取り付けるには平面の部分が必要になるからだ。四角形でも六角形でもいいと思うけど、丸に近い八角形がいろんな意味で都合がよいのだろう。
当然、八角形にするための専用の工具があるわけではない。どうやったらそんな加工ができるのだろうと考えた。最初は正方形にカットし、その周りに4枚の板を張り付け、少し大きい正方形を作り、それぞれの角を斜めにカットして正八角形を作ってみた。ただ、この方法だと丸棒より外に飛び出ている。
次に、丸棒に8等分のラインを引いて、それに沿ってクラフトナイフで削ってみた。当然手で加工するので満足な八角形にはならなかった。
次の方法は、8等分のラインを引いた後、ルーターに丸いサンダーをセットして、これで削る方法にしてみた。何も固定せずに両手を使ってやったので、八角形になったんだけど、いびつなものになった。
最後の方法は丸棒をバイスにきっちり固定して、ルーターを水平に動かして削る方法にした。やっと良い方法が見つかったと思ったけど、すでにこれ以上加工するものはない……。だいたい、いつもそうだ。
臭いが強いので会社で黒く塗装をして、ヤード作りが完了した。さあ、いよいよ、これに滑車を取り付けたら、リギング(ロープ張り)が始まるぞ〜〜〜!
でも、たぶんこの作業はかなり難関だと思う。説明書はなく、とてもわかりにくい図面しかないからだ。ま、例によって、図面の暗号解読から始めることにしよう。
P.S.
昨日、長男の第一子(男児)が無事誕生した。ちょうど一年前に次男坊に誕生した初孫(女児)に続いて二人目の孫の誕生に乾杯!!!