帆船模型作り、最初はあれこれ考えることばかりで腕が動かなかった。ま、とにかく自分が思ったようにやればいいじゃないかと思うようになってから、一旦動きだすとなんとかなるもんだとわかった。
ようするに、木で作るんだから、失敗したら元に戻ってやり直せばいいんだよ、と思えるようになったのが良かったのかもしれない。実際、作りこんでいくと、最初の頃にやった方法の間違いというか、こういう風にすればいいのに、ということが見えて来たのだ。どうやって直してやろうか、そのリカバリー方法を考えるのも、楽しくさえ感じる。
この5mm幅のシナノキは下張りなので、この上に幅4mmのウォールナットの板を張るための予行演習にもなる。とはいえ、下地がきちんとできていないといけないのは確かだよね。
こうやって形が見えてくると、ワクワク感も増してくる。とりあえず下張りを最後まで張り終えたら、乾杯することにしよう。
とかいいながら、おじさんはやたら記念日を作り、乾杯しようとするのだよ。高田渡の「酒心」みたいにね。(笑)
そうそう、今日は父の日だ。
少し早いんだけどと長男にもらった日本酒「醸し人九平次 彼の地」がある。飲みたいのをずっと我慢してやっと栓を開けられるこの日を迎えた。
「乾杯〜!」
「くーーーー。うめえ〜〜!」
嬉しいね〜。しあわせだね〜。ありがとね〜。