大好きなギター、ところがここ数ヶ月の間ずっと練習に気持ちが乗らない。そういうときは絶対に無理をして練習しようとは思わない。楽しくないからだ。それは自分の「運気」が下がっている証拠。実際に悪いことが重なってしまった。
ぼくは自分の「運気」を調べる方法がある。それはギターを少しだけ弾くとわかる。弾いても楽しくないと思うときは悪い。そして少し弾くだけでとても楽しいし、上手に弾けるときは運気が上がっているということ。
ここ数日の間に、ようやく気持ちがプラスの方向に転じたようで、練習がとても楽しいと感じるようになった。これはいい兆しだ。そこでまた本格的に練習を再開することにした。
ただ、ここらでちょっと「トミー・エマニュエル」から離れて、他の人の曲を弾いてみたいなと思い始めた。それで選んだのが「Jerry Reed(ジェリー・リード)」だった。あの「チェット・アトキンス」と並ぶギターの名手だ。
できる自信はもちろんないけど、とにかく挑戦してみよう! できるかどうかじゃなく、挑戦することこそが大切なんだと思った。そういう前向きな気持ちになれるのは久しぶりのこと。
そして選んだ曲が「Jerry's Breakdown」という軽快な曲。カントリーのバンジョー奏法での名曲だね。この動画ではチェット・アトキンスと一緒に弾いている。もちろんこれを観て自分でコピーできるはずもない。
YouTubeの中には必ずと言っていいほど、ぼくを助けてくれる動画が見つかる。「dario cortese」というカントリーのレッスンサイトにある動画だ。これは助かる。これでやる気が増してきた。この動画のアコースティックギターの部分に挑戦する。
↑ とりあえず、この12秒ほどのフレーズから練習開始し始めた。最初はまったくできなかったけど、繰り返しゆっくり弾いていると、だんだん弾けるようになった。楽しい♪
そしてもう一曲もジェリー・リードの「Winter Walking」という名曲だ。YouTubeでは本人のは見つからなかったけど、チェット・アトキンスが弾いているのを見つけた。いい曲だよねえ。
それを解説してくれているのは、ぼくが登録している日本の若いギタリスト「ヨシナガナオキ」さんだ。彼はなんとトミー・エマニュエルの曲を1年で30曲マスターするという目標を掲げて、それを実行した凄い人だ。
この曲もとてもわかりやすく解説してくれていて、少しずつできるようになったてきた。先は長いけどね。というわけで、今では自宅はもちろんのこと、会社の自分のデスクの横にもギターを置いて練習している。どーいう会社だ?笑
このブログを読んでもたぶん分からないと思うけど、ここ数ヶ月は運気や気力がとても落ちていた。それが最近になってようやく上がってきたように思う。
今年もあと3週間あまりになったけど、最後の最後になってやっと良い年を迎えられそうな気がしてきた。人間の持つ「運気」や「気力」って自分の意思で変えられるものではない。ただじっとその時が来るのを待つのみだとわかる。