昨日のブログでギターの「練習を再開した!」と書いた。さらには「会社のデスクの横にギターを置いて練習している」と書いたんだけど、今日はぼくの仕事場をちょっとだけ紹介してみよう。
ここは事務作業をする方のデスクで、MacBook ProとDELLが置いてある。マックは主にウェブサイトや印刷物の編集などを受け持つ。そしてDELLの方は経理処理とか、銀行のネットバンキング、その他の事務処理を受け持っている。
デスクのすぐ横にはギターが置いてあって、仕事の合間にちょっと手を伸ばしてギターを弾くことができる。このちょっとが気分転換にはとてもいい。ただし一回にせいぜい5分程度なんだけど、むしろこれがとてもいい練習になるのだ。
そして、もう一カ所の仕事場はこちら。ここは現場の司令塔だ。主に受注管理や出荷指図を行っている。その他にも、クレジットの決済処理や在庫管理や発注業務、そしてお客さんとのやり取りなど多岐にわたる。さすがにここではギターの練習をするような余裕はない。
さて、今回最初に練習を始めたのはこの「Jerrys Breakdown」という曲だ。なんでこんなに難しい曲を選んだのか? と自分でも思うけど、これにチャレンジしてみようと思った自分を応援しようと思った。
ぼくが登録している「ultimate-guitar.com」というサイトには、タブ譜があってこれを印刷することができる。ただし、これは有料アカウントを取る必要がある。1年で1,759円で高くはないけど、利用頻度はそれほど高くはない。
それにこれは登録すると自動更新になってしまって、うっかりすると知らない間に自動更新されているので要注意。ぼくは来年の1月末で自動更新のキャンセルをした。
有料アカウントの場合、こんなふうにしてタブ譜を印刷することができる。トミー・エマニュエルのタブ譜は、将来この曲を弾いてみたいなと思っている曲は全てプリントアウト済みだ。
そして、このタブ譜は演奏もしてくれて、スピードを自在の変えることができる。さらにはこんなふうに一部をループして再生できるので、繰り返し同じパートを再生しながら、一緒に弾けるのがいい。
実際にループの部分を再生したところをYouTubeにアップしてみた。ぼくはこれに合わせて繰り返し練習をしている。レベルに合わせてスピードを上げていけば、上達も早まるよね。
合わせてこのレッスン動画も観ながら、よりわかりやすく練習することができる。あとは繰り返しの練習で少しずつレベルアップするしかない。でも昔と違って一つの曲をコピーするために、いろんなツールがある。本当にいい時代だなあ。
ぼくが高校生の時、兄と一緒にこのアンジーという曲をコピーしたことがある。もちろんタブ譜などない。レコードでこの曲だけを聴いては、すぐに針をまた元に戻して何度も何度も聴いた。すり減るくらい聴いた。
さらにはこれをテープレコーダーで録音して、繰り返し聴いた。そのうち兄がテープをエンドレスになるように工夫した。テープの最初と最後を貼り合わせて、これが巡回できるように木の棒を何カ所かに取り付けた。
こうしてエンドレスでこの曲を聴きながら、少しずつギターで音を拾っていったのだ。当然のことながら、何ヶ月もかかってほんのちょっとだけ前に進むみたいな根気のいることだった。それでもやがては全部を通してだいたい弾けるようになった。知ってる人は知っているあの部分を覗いてね。
こうして東京の大学に入学したぼくは、フォークソングのクラブ(FMA)に入部した。そこでぼくは仲間の前でこのアンジーを弾いた。すると「あのアンジーを弾けるやつがいる」ということで、クラブ内で有名になってしまった。鼻高々だった。
そんな昔のことを思い出してしまったけど、苦労しながらも一つの曲をコピーしていたあの頃。本当に懐かしい思い出だ。