SWRの不思議(訂正あり)

伊豆に行ってきたよ

デンパークにカメラを持って出かけてきた

アクアリウムにクーラー設置、そしてギターの新曲に出会え...

気分転換に近くのデンパークに行ってきた

初めての鉄道ジオラマ作り(その19)

X8と一眼レフZfcのセットアップ完了!

カーマインレッドにしよう

ただ今 アマチュア無線を封印中につき

サーバー移行奮闘記 その後

Ham Radio Deluxeを使い始めた

アウトドア雑誌「ガルヴィ」が届いた

初めての鉄道ジオラマ作り(その16)

第一日目、こりゃ難関じゃ。

CPUファンを交換してみた

ぼくの電波は北米へ9,716.1 km飛んだ

新しいMacBook Proがやってきた

カメラを持ってデンパークへ!

相性

KX2でこんなに簡単にFT8ができるとは

ノートパソコンにFT8のセットアップ完了!

サイクル25がやってくる!

「おやじキャンプ飯」が面白い

夜でもギターの練習ができるのだ

さあ、水彩スケッチを始めよう

スウェーデンまで飛んだ

KX2にヒートシンクパネルが付いた

no image

河津桜を見に行った

プチ移動運用

漫画ペン先セットを買った

上を向いて歩こう♪

CWの練習をした

KX2のスタンドを3Dプリンターで作ってみた

こんな日は家でゆっくり過ごそう

今日はデリンジャー現象の日らしい

色エンピツ画は楽しいな ♪

何かを作らないではいられない

手作り好きな ぼくの魂に火がついた

「フリード・プラス 改造計画」完成!

ぼくのMacBook ProにWin10が載った

今日はDIYを楽しんだ

「Macbook Pro 14インチ」はUSB-Cでも...

no image

初RTTY交信!

たったの2.5Wで9,554Kmも飛んだ!

CWのパドルが11個になった

南極昭和基地 8J1RL と交信できた!

お空のコンディションが上がってきた♪

無線機たちに もっと愛を!

no image

初バングラデシュ

Win4K3 Suiteをノートパソコンにセットアップ...

“ If you can dream it, you ...

no image

おー、ニューカレドニア!

久しぶりの移動運用を楽しんだ♪

新しい時間割で過ごした一日

セットアップでエラーの連続だぜ (-_-;)

iPhoneでちょっとだけ曲作り♪

「日々の練習を積み重ねる」ということの意味

午前はHam、午後はNetflixで過ごした休日

北海道に行ってきた

その後「春よ、来い」はどうなったのか?

no image

春の香り

幸せな生活のための貴重なレッスン

この壁を超えろ!

絶不調のJTDXは復活させることができるのか!?

猛暑に耐える、えだまめ君

FT-817 復活作戦・腰は痛いが実験もしたい

我が家に素敵なランタンがやってきた

「春よ来い」のイントロが突然弾けた

西浦にボーッとしにでかけた

FT8の交信成立について

「弾ける」と「聴ける」の違い

ぼくの知らないうちに・・・

こういう解決法もある...

このお正月休みはギターレッスンで過ごそう

今日はアンテナを交換した

無線室のリニューアル完了!

先の楽しみがあること。それは幸せだ。希望だ。

気を引き締めろ、自分

帆船模型作りが楽しくなってきた

3Dプリンターはこれに決めた!

no image

南側のアンテナからJT65をトライしてみた

久しぶりに電波を出してみた。

奇跡のコーヒー

大いなる何かに導かれている

地図を見るのが好き

初めての鉄道ジオラマ作り(その8)

「セウタ」ってどこ?

さあ、Angelinaの練習をしよう!

41/50まできたWAS、そしてJTDX絶不調の件

今年もくらがり渓谷へ行ってきた。けど。

ジュピターはぼくを元気にしてくれる

Logbook から Hamlogへ カムバックなのだ

さあ、外にでかけよう!

S'50代を聴きながら 模型作りを楽しむ

乗り遅れるな、と!?

4月8日は「アクアリウム記念日」

去年のぼくが教えてくれたこと

VN-4002が無事 帰ってきた

新学期が始まるようなワクワク気分♪

ギター 音楽 日記・コラム・つぶやき

お帰り〜!マスターくん

カワセ楽器の「Master Custom」が修理から帰ってきた。しかも見違えるようになって帰ってきた!

いきさつ
このマスターくんは今から40年ほど前の大学生の時に、神田小川町にあるカワセ楽器で作ってもらった。いわゆる特注ギターだ。でも長年たつと、ネックの反りが酷くてチューニングが合わなくなるし、弦高が高くなり、とても弾きにくいという理由で、殆ど弾かなくなってしまった。

それでもたまに弾いてはいたのだが、ついにブリッジが剥がれかけてしまって、弾くことさえできなくなってしまった。だからずっと会社の2階の隅っこで静かに睡っていたのだ。

ところが、最近になってもう一度ギターを弾いてみようという活力が復活してきた。せっかくならと、この古いギターを修理に出してみようと思ったのだ。

まずはカワセ楽器に現物を送って、修理可能か詳しく見てもらうことにした。2日後に2代目の川瀬さんより電話があり、全部修理可能だと、自信たっぷりに言ってくれた。しかも1週間から10日で修理ができるということだった。もちろん、即答でお願いすることにした。

結果的に3週間ちょっとかかってしまったが、その理由は後ほど……。

どこを治してもらったのか
本当ならちゃんと写真を撮っておいて、Before and Afterでみえると分かりやすかったなあ。残念…。

修理依頼したことは8項目だ。
① ブリッジ部分の剥がれ
② ボディー裏の割れ(2カ所)
③ ネックの反り
④ ナットの交換
⑤ 弦高の調整 1弦:2mm 6弦:2.5mm
⑥ フレット磨き
⑦ ストリングピンの交換
⑧ 弦の交換
とかなり多くの依頼をした。特に①〜④はギターとしては致命的な部分だった。

そしてその見積り額は、ぼくの予算上限の半分以下、驚くほど安いものだった。たぶん他のお店だったら倍以上もの費用がかかったと思うが、ひとこと「うちのですから」と言ってくれた。

カワセ楽器に感謝
しかもその仕事はどれもが完璧で、さすがプロの仕事だなあと感じた。ただただ感謝の気持ちでいっぱいだった。

まずブリッジの剥がれは弦を受ける土台の部分だが、ここが数ミリ浮き上がっていた。もう少しで完全に剥がれるくらいのものだったが、もちろんしっかりくっついている。それにこの周りの板もかなり膨らんでいて気になっていたが、ちゃんと元に戻っていた。ストリングピンと弦は新しいものと交換してもらった。

ボディの裏側には縦の長い割れが2カ所あったが、ここも綺麗になっていた。この部分の材質はローズウッドだが、柾目の木目がとても綺麗だ。これは良質な材料を選んでくれた証拠だ。

Custom(カスタム)は文字通りカスタム仕様だ。あえてブルーグラス用に硬くて乾いた音に仕上げてもらったのだが、それを実現させるために、各部に硬い材質の部分を選んだそうだ。そしてブレイジングという内部の骨組みの位置をずらしたりしているらしい。(専門的なことはわからないけど)

川瀬さんに聞いてみると、やはりマーチンのD-28の音を狙ったそうだ。うん、たしかに、これははっきりD-28とわかる音だと思う。

そして、依頼したフレット部分も綺麗に磨かれている。しかもだ。指板(フレットとフレットの間にある指で押さえる部分)がかなり減っていたので、全部手直しくれたそうだ。このへんのことはどうやっているのか分からないけど、結局この手直しのために1週間以上も長くかかってしまったそうだ。

しかも、この部分は修理の依頼をしていないから、当然当初の見積りに入っていない。なのにこの部分の追加費用はいらないと言ってくれた。これが自分が作ったギターを愛するカワセ楽器の哲学なんだな、というのがはっきり分かる。もうただただ感謝するしかない。(ぼくの会社もこういうことを目指している)

そしてヘッドの部分をみると分かるけど、通常はここにネックの反りを調整するためのトラスロッドのカバーがあるが、このMasterにはない。ボディーの内側にもない。

つまり、ロッドがネックの中に埋め込んであるので、自分で調整することができない。ぼくのギターは順反りと言って、ネックがおじぎをするような感じで反っていたので、チューニングが合わないし、弦高が高くてとても弾きにくい状態だった。

これが修理によって完璧にまっすぐになったことと、弦高を低くしてもらったこと、そして指板とフレットを完璧に修理してもらったので、驚くほど弾きやすくなっていた。ナットも牛骨素材で新しくなった。ロゴマークは剥がれているが、あえて修理は依頼しなかった。

正直言って、これほど劇的によくなるとは思っていなかった。すごい。ホントにすごい!

もちろん、すぐに感謝の気持ちを伝えたくなって電話をした。川瀬さんにぼくの感想と、心よりのお礼を何度もすると、逆に喜んでもらえて嬉しいですと返してくれた。これからもなんかあったら言って下さいとも。嬉しいな、こういうの。

ぼくの愛するギターたち
こうして、ぼくのアコースティックギターが3本になった。左からヤマハの12弦ギターL12-5、ギルドのG-37、そしてカワセのマスター・カスタム。

12弦ギターは本当に華やかなギターだ。主に何かのイベントとかで、他のギターといっしょに弾くときしか使わないけど、とっておきのギターだ。ギルドは単にポールサイモンが持っていたという理由だけで買ったお気に入り。メイプル材を使っているので、音質がド太い感じでとても重厚な音がする。

そして、これにマスターカスタムが加わった。このギターはまさにマーチンのD-28の音がする。低音のズドンとした張りのある音。高音のいわゆるスズ鳴りのきらびやかな音。弾いている時の快感がたまらない。まさに惚れ惚れする音だ。

何時間も弾いていられるギター
とりあえず、思う存分弾いていられるように、届け先を会社にしてもらった。ぼくの仕事場なら響きがよいし、大きな音を出しても周りに迷惑がかからないからだ。

いや〜、本当に弾きやすい。そして素晴らしい音だ。ずっと何時間でも弾いていられるくらいだ。そんなギターがあるってホントに幸せだなあ〜♪

隣の工房の方でも思いっきり弾いてみた。こりゃ楽しいぜ。この時間は誰もいないので、仕事もしないでずっと弾いていた。

そして、自宅に持ち帰って来た。夜はヤマハのサイレントギター。昼間はカワセのマスターという使い分けをする。ちなみに、サイレントギターはエフェクターをつないでアンプを通せば、りっぱなエレキギターにもなる。これはこれで面白い。

レッスン開始
今回のギターの復活をきっかけに、基本からみっちり練習をして、レベルアップをしていこうと思った。なので、あるレッスンを受けている。

レッスンは楽しいものだ。教えてもらうこと。習うこと。そして日に日に進歩することはとても楽しい。とにかく勉強することはいいことだよね。

さて、Masterが戻って来たらこの曲を弾こうと、ずっと練習を繰り返してきた。エリック・クラプトンのSIGNE(サイン)だ。さっそくクラプトンと一緒に弾いてみた。おお〜!いいぞいいぞ!と喜びに浸る。

さあ、今夜は九平次で乾杯しよう!

-ギター, 音楽, 日記・コラム・つぶやき
-,