おじさんは、エレキを始めるのだ〜♪

最後の最後は 諦めが肝心?

ついに新MacBook Proが発売された。

今日はのんびりいこう!

伊勢に行ってきた

三重へ小旅行に行ってきた

定年おじさんの「夏休み自由工作」

愛するギターの旅立ち

リニアアンプ 「HARDROCK-50」製作のその後

32ビットを64ビットに変えてみた

ヨドバシ・ドット・コムが凄い

ジュピターはぼくを元気にしてくれる

仕事場をさらにリニューアルした

今日もアマチュア無線を楽しんだ

三ヶ根山からの移動運用

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ギター大好き♪

VN-4002に内蔵スピーカーを入れてみた

ハンダごてと、ギター、そして気功的生活

三河高原キャンプ村で 移動運用 & デイキャンプ

レイアウト台が完成した

毎日の積み重ねが大事

サイレントG きみは陰の主役だ

セットアップでエラーの連続だぜ (-_-;)

自分の映像作品を作る Ver.2.0(その4)

KX2用のコンパクトアンテナ「AX1」

自分は奇跡的な出会いでできている

幸せな生活のための貴重なレッスン

強制ギブス法だと?

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我が家の可愛い花たち

ぼくの仕事場のリニューアル

秋の南信州を旅したよ

初めての鉄道ジオラマ作り(その5)

備えよ常に!

意思の力による楽観主義

写真のある暮らし

「 物買って来る 自分買って来る 」

あなたへチューリップの花束を贈ろう!

41/50まできたWAS、そしてJTDX絶不調の件

久しぶりの旅を楽しんだ♪

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初バングラデシュ

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SIGMAのPhotoProを使ってみた

イラストの練習を始めた

やっとつながった(^^)

アウトドアライフと避難生活

腰痛が回復したのでギターの練習を再開した

レウアウト画で迷路

新しい時間割で過ごした一日

FTDX3000 + SDRPlay + HDSDR ...

リモートでCW運用を楽しもう

焚き火 そして CW移動運用

今日も桜を見てきた

アクアリウムのために部屋のリニューアルをした

FTDX10が我が家にやってきた!

「謎の不調」が解決した

KX2のスタンドを3Dプリンターで作ってみた

ヤード作りが終わった

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拝啓、エマニュエルさま

KX2とハムログの連携に成功!

ブラックボックス

「あじさいの里」へ行ってきたよ♪

妄想スケッチ

FT8の環境改善、そしてウクライナ無線局との交信

初めての鉄道ジオラマ作り(その11)

新学期が始まるようなワクワク気分♪

今日はデリンジャー現象の日らしい

くらがり渓谷へ行ってきた

RS-BA1を使ったリモート化(まず有線から)

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イスラエルの局と交信

カッコいいぞ!DD51 1000 A寒地 JR北海道色

焚き火&ウィスキーを楽しみたい!

ピアノの練習を始めた♪

AnyRailというレイアウトソフトを使ってみた

ようこそ、高音質の世界へ!

いとしのエレン ♪

トロンボーン?

Z fc か Z f か、どちらを買うべきか!?

国境

動画で楽しい仲間ができる

妄想がこうなった。そして……。

考えるよりやってみろ

VN-4002用のバッテリーを作ろう

乗り遅れるな、と!?

3Dプリンターはこれに決めた!

ぼくがブログを書く理由

テイラーギターを買った理由とそれまでの経緯

退化していくApple

久しぶりにCWのQSOを楽しんだ♪

なんとかここまで来たよ

いざ次のステップへ

レイアウトが決まった!

KX2とWin4K3Suiteを試してみた

The Man With The Green Thum...

色えんぴつが揃った

DXCC 100 へ リーチ宣言!

無線機たちに もっと愛を!

前照灯の取付け完了!

テイラーギターの電池ボックス問題

初めてのアクアリウム日記(その5)気になっていること

VN-4002が無事 帰ってきた

初めての鉄道ジオラマ作り(その9)

ギター 音楽 日記・コラム・つぶやき

お帰り〜!マスターくん

カワセ楽器の「Master Custom」が修理から帰ってきた。しかも見違えるようになって帰ってきた!

いきさつ
このマスターくんは今から40年ほど前の大学生の時に、神田小川町にあるカワセ楽器で作ってもらった。いわゆる特注ギターだ。でも長年たつと、ネックの反りが酷くてチューニングが合わなくなるし、弦高が高くなり、とても弾きにくいという理由で、殆ど弾かなくなってしまった。

それでもたまに弾いてはいたのだが、ついにブリッジが剥がれかけてしまって、弾くことさえできなくなってしまった。だからずっと会社の2階の隅っこで静かに睡っていたのだ。

ところが、最近になってもう一度ギターを弾いてみようという活力が復活してきた。せっかくならと、この古いギターを修理に出してみようと思ったのだ。

まずはカワセ楽器に現物を送って、修理可能か詳しく見てもらうことにした。2日後に2代目の川瀬さんより電話があり、全部修理可能だと、自信たっぷりに言ってくれた。しかも1週間から10日で修理ができるということだった。もちろん、即答でお願いすることにした。

結果的に3週間ちょっとかかってしまったが、その理由は後ほど……。

どこを治してもらったのか
本当ならちゃんと写真を撮っておいて、Before and Afterでみえると分かりやすかったなあ。残念…。

修理依頼したことは8項目だ。
① ブリッジ部分の剥がれ
② ボディー裏の割れ(2カ所)
③ ネックの反り
④ ナットの交換
⑤ 弦高の調整 1弦:2mm 6弦:2.5mm
⑥ フレット磨き
⑦ ストリングピンの交換
⑧ 弦の交換
とかなり多くの依頼をした。特に①〜④はギターとしては致命的な部分だった。

そしてその見積り額は、ぼくの予算上限の半分以下、驚くほど安いものだった。たぶん他のお店だったら倍以上もの費用がかかったと思うが、ひとこと「うちのですから」と言ってくれた。

カワセ楽器に感謝
しかもその仕事はどれもが完璧で、さすがプロの仕事だなあと感じた。ただただ感謝の気持ちでいっぱいだった。

まずブリッジの剥がれは弦を受ける土台の部分だが、ここが数ミリ浮き上がっていた。もう少しで完全に剥がれるくらいのものだったが、もちろんしっかりくっついている。それにこの周りの板もかなり膨らんでいて気になっていたが、ちゃんと元に戻っていた。ストリングピンと弦は新しいものと交換してもらった。

ボディの裏側には縦の長い割れが2カ所あったが、ここも綺麗になっていた。この部分の材質はローズウッドだが、柾目の木目がとても綺麗だ。これは良質な材料を選んでくれた証拠だ。

Custom(カスタム)は文字通りカスタム仕様だ。あえてブルーグラス用に硬くて乾いた音に仕上げてもらったのだが、それを実現させるために、各部に硬い材質の部分を選んだそうだ。そしてブレイジングという内部の骨組みの位置をずらしたりしているらしい。(専門的なことはわからないけど)

川瀬さんに聞いてみると、やはりマーチンのD-28の音を狙ったそうだ。うん、たしかに、これははっきりD-28とわかる音だと思う。

そして、依頼したフレット部分も綺麗に磨かれている。しかもだ。指板(フレットとフレットの間にある指で押さえる部分)がかなり減っていたので、全部手直しくれたそうだ。このへんのことはどうやっているのか分からないけど、結局この手直しのために1週間以上も長くかかってしまったそうだ。

しかも、この部分は修理の依頼をしていないから、当然当初の見積りに入っていない。なのにこの部分の追加費用はいらないと言ってくれた。これが自分が作ったギターを愛するカワセ楽器の哲学なんだな、というのがはっきり分かる。もうただただ感謝するしかない。(ぼくの会社もこういうことを目指している)

そしてヘッドの部分をみると分かるけど、通常はここにネックの反りを調整するためのトラスロッドのカバーがあるが、このMasterにはない。ボディーの内側にもない。

つまり、ロッドがネックの中に埋め込んであるので、自分で調整することができない。ぼくのギターは順反りと言って、ネックがおじぎをするような感じで反っていたので、チューニングが合わないし、弦高が高くてとても弾きにくい状態だった。

これが修理によって完璧にまっすぐになったことと、弦高を低くしてもらったこと、そして指板とフレットを完璧に修理してもらったので、驚くほど弾きやすくなっていた。ナットも牛骨素材で新しくなった。ロゴマークは剥がれているが、あえて修理は依頼しなかった。

正直言って、これほど劇的によくなるとは思っていなかった。すごい。ホントにすごい!

もちろん、すぐに感謝の気持ちを伝えたくなって電話をした。川瀬さんにぼくの感想と、心よりのお礼を何度もすると、逆に喜んでもらえて嬉しいですと返してくれた。これからもなんかあったら言って下さいとも。嬉しいな、こういうの。

ぼくの愛するギターたち
こうして、ぼくのアコースティックギターが3本になった。左からヤマハの12弦ギターL12-5、ギルドのG-37、そしてカワセのマスター・カスタム。

12弦ギターは本当に華やかなギターだ。主に何かのイベントとかで、他のギターといっしょに弾くときしか使わないけど、とっておきのギターだ。ギルドは単にポールサイモンが持っていたという理由だけで買ったお気に入り。メイプル材を使っているので、音質がド太い感じでとても重厚な音がする。

そして、これにマスターカスタムが加わった。このギターはまさにマーチンのD-28の音がする。低音のズドンとした張りのある音。高音のいわゆるスズ鳴りのきらびやかな音。弾いている時の快感がたまらない。まさに惚れ惚れする音だ。

何時間も弾いていられるギター
とりあえず、思う存分弾いていられるように、届け先を会社にしてもらった。ぼくの仕事場なら響きがよいし、大きな音を出しても周りに迷惑がかからないからだ。

いや〜、本当に弾きやすい。そして素晴らしい音だ。ずっと何時間でも弾いていられるくらいだ。そんなギターがあるってホントに幸せだなあ〜♪

隣の工房の方でも思いっきり弾いてみた。こりゃ楽しいぜ。この時間は誰もいないので、仕事もしないでずっと弾いていた。

そして、自宅に持ち帰って来た。夜はヤマハのサイレントギター。昼間はカワセのマスターという使い分けをする。ちなみに、サイレントギターはエフェクターをつないでアンプを通せば、りっぱなエレキギターにもなる。これはこれで面白い。

レッスン開始
今回のギターの復活をきっかけに、基本からみっちり練習をして、レベルアップをしていこうと思った。なので、あるレッスンを受けている。

レッスンは楽しいものだ。教えてもらうこと。習うこと。そして日に日に進歩することはとても楽しい。とにかく勉強することはいいことだよね。

さて、Masterが戻って来たらこの曲を弾こうと、ずっと練習を繰り返してきた。エリック・クラプトンのSIGNE(サイン)だ。さっそくクラプトンと一緒に弾いてみた。おお〜!いいぞいいぞ!と喜びに浸る。

さあ、今夜は九平次で乾杯しよう!

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