帆船模型作りもなんとかここまできた。
ブルーワークの色で悩んだ末、結局カーマインレッドにした。その後、甲板の板張り、舵作り、チンバヘッド、キャップレール、ブルーワークキャップ、外部腰板、窓枠、後部デッキ格子セット、各部の塗装など、細かい工作をこなし、今日時点でこんな感じまで進んだ。
ここまで来ると、帆船模型らしくなってきた。おおカッコイぢゃないかと我ながら自己満足(笑)
正直言うと、このサプライ号の製作情報はネットで探しても殆ど見つからない、だから、この3週間ほど苦労したことの一部始終を、このブログに書くつもりで写真やメモを集めたが、余りにも長くなりすぎるので、興味のない人にはつまらないものだと思うのでやめた。
とにかく、あまりにも分かりにくいというか、簡素すぎる不親切な説明書しかないし、作り方の図面の情報も少なすぎるので「さっぱりわからん」ということの連続だった。
でも裏を返せば、それだけ考えることが多くなるので、頭の体操にはなった。かなり脳が鍛えられたと思う。今は何でも手取り足取り親切すぎる世の中だから、自分で考えることが少なくなった。だから、こうやって突き放され、そんなこと自分で考えろと言われると、むしろこっちの方が、これからの時代はいいんじゃないのかとさえ思う。
とにかく、毎日ほんの少しでもよいから、前に進もう。「例え1ミリでもいいんだよ」と思えることが、今のぼくの大きな推進力になっている。
帆船模型作りだけではなく、ギターの練習もそうだ。
このWindy and Warmという曲はチェット・アトキンスやトム・エマニュエルのバージョンが有名だけど、ぼくはこのロレンゾのをコピーしている。
実はこのバージョンの前にギターのレッスンを受けているおおもりさんのバージョン(YouTube非公開)を練習していて、こちらはほぼマスターしたので、さらに難易度の高いロレンゾのバージョンに挑戦している。
とにかく最初は全く何もできなかった。何をどうやっているのか、さっぱりわからない。でも、毎日ワンフレーズだけでもいいんだと、ごく一部分だけを繰り返し練習した。ちょっとだけでもできるようになると嬉しい。すごく嬉しい。だから楽しくなるのでまた続けたくなる。
そんなことを毎日毎日繰り返していると、あれほど雲の上の存在だった曲が、少しずつ弾けるようになってきた。すると、またやる気がでてくる。これは全てのことに言えるだろうな。
でも、ぼくは長くは練習しない。せいぜい2,30分くらいしかやらない。そのくらいでちょうどいいんだと思う。がんばってはいけないのだ。
そして、去年の11月に「ギターの復活♪」で「天空の城 ラピュタ」の主題歌「君をのせて」を最初の曲にしようと決めていたんだけど、いつのまにか風化していたことを思い出した。これも練習再開!
帆船模型サプライ号とこのWindy and Warmと君をのせてはあと半年くらいしたら、なんとか完成するのだろうか。その日を楽しみに毎日前に進んでいこう。