ゴールデンウィークに入ったね。でもニュースをみると、どこに行っても人でごった返しているので、でかけるならその後の平日にのんびりでかけることにしよう。
さて、今日は「プチ部屋の改造」というタイトルで書いた。
でもこれは予定外のまさかの改造なのだ。今日はそのことを書いてみよう。そして「人生は予期せぬできごとも、プラスに変えることが大切なのだ」という話でもある。
まさかの災難が起きた (T_T)
まずお見せする写真は、ぼくのレコーディングスタジオの写真だ。ここでピアノやギターの演奏したものを、MacのStudio Oneという音楽製作ソフトで録音し、編集したり、音楽作りを行っている。
今日の話は後で紹介する「ある動画」の音作りが気になったことがきっかけになっている。その動画をみながら、どういう音作りをしているのかを再現しようとしていた。
ところが、その作業をしている最中に災難が起こった。
スタジオのテーブルにいろんな機材を置いて、その音は生音なのか、ライン録りなのか? 耳を凝らして聴きながら、同じ音を再現しようとしていた。
その最中に部屋が暑くなってきたので、外の風を入れようと手を伸ばして向側の窓を開けようとした。そのときに左手を機材が乗っているテーブルに手をのせた、その瞬間……。
「ガシャ〜ン!!!」と大きな音とともに、左手で体重をかけていたデスクの固定ビスが壁から外れて落ちた。あ〜〜!やっちまった(T_T)
使いやすいレコーディングスタジオを作りなさい!
ぼくはいつも何か予想外の災難等があったとき、これは自分への大切なメッセージだと受け取ることにしている。
つまりこの機会に「今までちょっと不便だったことを、この機会に改善して、より使いやすいスタジオを作りなさい」というメッセージだと受け取ったのだ。
確かに、スペースが狭いとか、ピアノを使わない時ちょっと邪魔だなとか、他の機材を置くスペースが欲しいなとか、いろいろ改善する余地があった。
というわけで、翌日になって、さっそく新しいレコーディングスタジオを作るために、どういうスタジオがいいのか考えてみた。ポイントは次の内容だ。
● 部屋の改造をすることが多いので、移動させることができる棚式にすること
● 音楽製作機材は全てココに集めて、必要なものがすぐに使えるようにすること
● 部屋が狭いのでできるだけコンパクトにすること
というわけで簡単なスケッチを書いてDCMへ向かった。
購入したパーツリスト
・ラジアタパイン集成材支柱 厚み(約27mmx60mmx1200mm) × 2 60cmにカット
・ラジアタパイン集成材R加工付(910×250×18mm) × 3
・棚板支柱ビス(8本入) × 3
以上の内容で材料費が1万円ちょっとだった。帰宅するとすぐに作業を開始!
作業の前にレイアウトの変更をした。ピアノは右の壁側に移動させ、ギターのラックは手前の窓側へ移動。当然これらを行うために狭い部屋の中はグチャグチャになった。笑
組み立てといっても、ドライバーを使って組み立てるだけの簡単な作業で、30分ほどで完成した。据え置き型なので、部屋のレイアウトを変更しても簡単に移動できる。
完成後は必要な機材を棚にならべて作業は完了した。これで演奏や録音録画に必要な機材が、すぐに取り出せるようになった。とても使いやすくなって良かったね。
というわけで、これが新しくなったレコーディングスタジオだ。ピアノは壁際に移動させ、使わないギターは窓際に置いた。とても使いやすくなったね。よかったね。
さて、話を2日前に戻そう
今回スタジオが壊れる前にやっていたことに話を戻そう。「ある人が演奏している曲の動画をみて、その音作りを参考にしたいと思って解析していた」と書いた。
去年の末、ギターの練習を再開したと書いたときに「きっかけはこのmi-chanさんの動画との出会いだった」と書いた。その後も練習を続け今は仕上げの練習をしている。
そして先日この「朝の光を感じて」という演奏をみて、なんていい曲なんだろうと何度も繰り返し聴いていた。そして「この音はどうやって作っているのだろう?」と思った。
そしてこれとは別に、以前見たmi-chanさんの動画がヒントになった。
Taylorからの出力を、One Control PRUSSIAN BLUE REVERBというリバーブを通して、GO:MIXER PRO-Xというオーディーミキサーに入力し、この音声をiPhoneに入力して動画撮影をしていたのがヒントになった。
これと同じ機材かなあ? そしてぼくも試してみたくなった。もちろんは同じ機材は持っていないけど、今持っている機材を使ってこういう音作りをやってみたいと思った。
①「MXR M102 DYNA COMP」というコンプレッサーに、②「WAL SLO」というマルチリバーブ、そしてオーディオインターフェイスは③「MOTU M2」を使う。さっそくこの曲のメインテーマの部分だけを弾きながら音作りをしてみた。
②のSLO「Multi Texture Reverb」のリバーブはいろんな機能がありすぎて、いまだに使いこなせていないけど、今日はいろいろなつまみを変えて楽しむことができた。あれ? ちょっと話が横道にズレてしまったな。
結局、同じ音を再現することはできなかったけど、それが目的ではなく、アコギを使ってこういう新しい音作りを知れたことがとても良かった。
ぼくは以前書いたブログで " どうやらぼくが望んでいる音は、ラインではなく「マイクで生の音」を良い音質で録音する。そしてその後に必要ならエフェクトをかけるのがいいのではないか " と書いたことがある。
でも、今日はあらためてアコギでもこういう音作りを楽しむことができて、今までやらなかった新しい世界を作るのって本当に面白いことだと思った。
偶然とはいえ、mi-chanさんの動画をみたことがきっかけで、ぼくのミニスタジオはより使いやすくなった。そして新しい世界を知ることもできた。mi-chanさんのおかげです。ありがとうね!
そうそう「TASCAM X8は買う? それとも買わない?」のことだけど……。もちろん買いますよ。今練習している新曲が弾けるようになったら、買いまんがな〜 ♪
P.S. さてその答えは !?
mi-chanさんの「朝の光を感じて」という演奏の「この音はどうやって作っているのだろう?」について、実際に聞いてみました。
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【ぼくの答え】
Taylorからの出力を、One Control PRUSSIAN BLUE REVERBというリバーブを通して、GO:MIXER PRO-X経由でカメラの音声へ。 ということかな?と私なりに思いました。正解はどうでしょうか?
【mi-chanさんの正解】→ ぼくの答えは不正解
今回の動画は、今まで通りTASCAM DR-07Xで生音を撮っているんですよ♬ いつもと違って聴こえるのはリバーブの設定を高めにしているので深いリバーブになりました。
【これに対してぼくの意見】
でもリバーブの機器はGO:MIXER PRO-Xを使えばできるんではないでしょうか?
これをTASCAM DR-07Xの音声入力につなけばできるのではないでしょうか?
【mi-chanさんの返事】
GO:MIXERをTASCAMの音声入力につなぐことができるのは、TASCAM Portacapture X8ならできると思いますが、TASCAM DR-07Xにはラインなどの音声入力がなくてマイク録音専用の機材だと思います。
【ぼくがさらに詳しく調べてみると、使えるのでは?】
先ほどDR-07Xのマニュアルを調べてみたんですが、7ページには上部に外部入力はありますけど?
"17:MIC/EXT IN端子
ステレオミニジャックの外部マイク入力または外部入力端子です。
MIC/EXT IN端子に接続された外部マイクが内蔵ステレオマイクよりも優先されます"
って書いてありますよ。違うのかなあ?
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ということで残念ながらぼくの見立ては間違いでした。(;_;)
でもTASCAMでこういう手法があるというのは勉強になったな。
と同時にRoland GO:MIXER PRO-Xというミキサーはいろんな使い方ができることを知った。例えばこんな感じで多彩な使い方ができそうだ。
なるほど、これもいいなあ。欲しいなあ〜♡