先日『「弾ける」と「聴ける」の違い』で、自撮りモードで動画の撮影をすると、上達が早くなると書いたんだけど、これをやるときに困ることは、セッティングがとても面倒なので、やろうと思ってもすぐに撮影できないことだった。
まずクリップ式のホルダーにiPhoneをセットして、さらにはアポジーマイクをセットして、これをiPhoneに接続する。その後にそれぞれの位置合わせをするんだけど、何回もやり直ししないといけないから、とても面倒で時間がかかっていたんだね。
それか、こういう卓上式のホルダーに、それぞれをセットするというやり方をしていた。これも意外に手間がかかるんだよね。でも、そういう方法でもときどき自撮りをしてチェックをしていたんだ。
それで一昨日におおもりさんの動画を観て、ああ、そうかと思ったんだ。ぼくの自撮りのやり方は、手元をだけを撮影していた。顔は撮さなくていいからだ。でも、おおもりさんは顔も含めて上半身を撮れという。
どういうことかというと、練習用の動画ではなくて「映像作品」を作りなさいという。自己満に溢れていいから、作品として完成させなさいというのだ。使う機材はスマホで充分だけど、良い音質のマイクを使うともっといい。そして大事なのはiMovieなどを使って、タイトルや字幕などを入れるなど動画編集をして作品に仕上げるのだ。
こうやって映像作品に仕上げることで、必ず上達していくし、ライブの練習にもなる。これが楽しくなる秘訣だという。なるほど!!
というわけで、さっそくそのためのグッズを集めた。まずはVideoMic Me-Lとスマホを三脚にセットするアダプターを、どちらが使いやすいかわからないので2種類購入した。
VideoMic Me-Lのセット内容はこんな感じで、ウィンドシールドとクリップも付いている。ウィンドシールドは風の音を小さくするためのもの。クリップはiPhoneにしっかり固定できるようにするもの。今回の場合はどちらも使用しなくていい。
そして驚いたことに、899円の安いほうのスマホホルダーには、ブルートゥースのリモートコントロールが付いている。これがあるとリモコンでiPhoneのシャッターが切れるんだよ。これも含めてたったの899円! これだけでも価値があるよね。
セッティングはとても簡単だ。まず三脚にiPhoneを取り付けて、マイクをiPhoneのライトニング端子に差し込む。たったこれだけでセッティング完了。こりゃ簡単だ。
というわけで、こんな感じで撮影が可能だ。今までのやり方と違って、ほとんど手間がかからず、すぐに自撮りができるようになった。実際にこのマイクを使ったときと、使わないときで音質を比べたが、やっぱりぜんぜん音質が違う。
どれくらい音が良いのかだけど、この動画を観るとよくわかるよ。
それにしても、こういう面白い使い方があるんだね。いいな。こういうのもやってみたいな。……というわけで、VideoMic Me-Lを手に入れたことで、また新しいギターの楽しみ方がふえたぞ。笑