ほぼ日5年手帳を始めて、今年で3年目になる。
この日記帳の面白いのは、去年の同じ日、そしてその前の同じ日に書いたことがわかることだ。そうか、こんなことがあったんだなあと思うと、ちょっと嬉しかったり、元気がでたりする。
2年前こんなことが書いてあった。
『 ギターは楽しい。日々の練習でうまくなっていく。Matonのギターは30万円。欲しんだけど、うまくなってからのプレゼントに買うのがいいんじゃないの? 1年後のぼくはどう思いますか? うまくなってますか? 』
と書いてあった。
そして、去年の同じ日はこんなことが書いてある。
『 はい! Matonを買ったよ。誕生日のプレゼントにね。やっぱり良いギターは、弾きやすいし、音が良いので、毎日弾ける。だから上達したよ!! Windy & WarmとAngelinaがほぼできる。1年後のぼくはどこまでできていますか? 』
と書かれていた。
そして、今年は
『 それぞれ、まあまあうまく弾けるようになったよ。今はOnly EliotとSukiyakiもできる。そしてPapa...とFuelを練習中。1年後はどうですか? 』
と書いた。
だれだって、自分の1年後のことはわからない。でも、あそこに向かうんだ、という気持ちがあれば、こうやって着実に前に進んでいけるんだなあ。こうやって日記に残すと、それをさらに実感できるんだ。
ちなみに、今弾ける曲を紹介するね。
最初に練習を始めた曲は「Windy & Warm」
ぼくの今までのギターは、3フィンガーとかが中心なので、こういうフィンガースタイルの曲は、今まで弾いたことがない。だから最初はまったく弾けずに苦労した。
それでも諦めずに、来る日も来る日も、毎日練習した。そして少しでもできるようになると、やっぱり楽しいなって思える。この繰り返しだよね。
2曲目は「Angelina」
この曲を初めて聴いたときに感動して、ぜったいにこれを弾けるようになりたいと思った。でもこれは本当に難しい。弾けるようになったと言っても、もちろんまだまだ完全ではない。
3曲目は「Only Eliot」
とてもノリのいい曲で大好きだ。でも、最初のフレーズからぜんぜん弾けずに、こりゃ無理だなと思った。でも、やっぱり諦めずに毎日練習して、なんとか通して弾けるようになった。もちろん、これもまだ完全ではない。
4曲目はおなじみ「Sukiyaki」
これは短い曲なので、比較的弾きやすかった。でも途中にある変則的なコード(17秒目くらい)が、どうしても押さえられない。これは何度も出てくるけど、ほんとに苦労した。この曲はぼくの応援歌でもあるので、いつもこれを弾くと元気が出てくる。
そして、今挑戦しているのが
「Fuel」という曲。これははっきり言って、いつ弾けるようになるんだろうと思うくらい難しい。こんなふうにグルーブ感が出せたら、最高に楽しいよね。
ぼくはこの動画を観て、もういてもたってもいられない気持ちになったんだ。こんなふうに、みんなと楽しく演奏してみたいなってね。
そしてもう1曲は「Papa George」
これは「Fuel」という曲名を調べるために、YouTubeを聴きまくって、偶然に出会った曲。この曲を聴いていると、気持ちも軽くなるよね。
こんな感じで、2年でたったのこれだけか、と思われるかもしれない。でもぼくにとっては、充分すぎるくらいだし、このくらいじっくり練習していくのが、ギターが一番楽しいと思える。それにエレキギターも加わったからね。
さて、ちなみに。
このほぼ日手帳には、毎日欄外にちょっとしたコラムが書かれている。これがとても生きるヒントになる。
「やりはじめないとやる気は出ません。脳の「側坐核」が活動するとやる気が出るのですが、側坐核は何かを始めないと活動しないので、(中略)そういうことで、面倒なことが楽になる。けっきょく、身体しかスイッチはない」池谷裕二さんが「脳の気持ちになって考えてみてください」の中で
ということが書いてある。こういうひとことが、この日記の楽しいところだね。
ところで、日記を書いている人ってどれくらいいるんだろうな。ぼくはかれこれ20年以上は書いているだろうか。それからブログもずっと書いていて、このブログの前に会社のブログ「マーベルのアウベル的ココロ〜♪」を2004年から書いている。
今はわけあって書いていないが、こちらのブログを読むと、アウベルクラフトって面白い会社だなあ、なんて思う。こういう習慣ってとてもよいことだと思う。これからもずっと日記とブログは書き続けようと思っている。